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公開番号
2025011108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024163480,2022556563
出願日
2024-09-20,2020-09-22
発明の名称
人工ニューラルネットワークにおけるアナログニューラルメモリアレイのための不揮発性メモリセルのページ又はワードの精密チューニング及び関連する高電圧回路
出願人
シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
,
SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
G11C
16/34 20060101AFI20250116BHJP(情報記憶)
要約
【課題】不揮発性メモリセルのワード又はページでチューニングを実行する方法を提供する。
【解決手段】ページ又はワード基準の双方向チューニングアルゴリズムは、不揮発性メモリセルのワード又はページを消去するステップと、不揮発性メモリセルのワード又はページのソフトプログラミングを実行するステップと、不揮発性メモリセルのワード又はページの粗プログラミングを実行するステップと、不揮発性メモリセルのワード又はページの微細プログラミングを実行するステップと、不揮発性メモリセルのワード又はページ内の任意の高速ビットを識別して、それらのビットが、通常(非高速及び非低速)ビットとは異なるシーケンスを使用してプログラムされるようにするステップと、を含む。
【選択図】図20B
特許請求の範囲
【請求項1】
アナログニューラルメモリシステムであって、
行及び列に配置された不揮発性メモリセルのアレイであって、それぞれの不揮発性メモリセルは、ワード線端子、ビット線端子、及び消去ゲート端子を含む、不揮発性メモリセルのアレイと、
複数のワード線であって、それぞれのワード線は、不揮発性メモリセルの行のワード線端子に結合されている、複数のワード線と、
複数のビット線であって、それぞれのビット線は、不揮発性メモリセルの列のビット線端子に結合されている、複数のビット線と、
複数の消去ゲートイネーブルトランジスタであって、それぞれの消去ゲートイネーブルトランジスタは、不揮発性メモリセルのワードの消去ゲート端子に結合されている、複数の消去ゲートイネーブルトランジスタと、を備える、アナログニューラルメモリシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
複数の消去ゲート線であって、それぞれの消去ゲート線は、消去ゲートイネーブルトランジスタに結合されている、複数の消去ゲート線を更に備え、
不揮発性メモリセルのワードは、前記消去ゲートイネーブルトランジスタをオンにすることによって同時に消去され得る、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
第1の行のワード及び前記第1の行に隣接する第2の行のワードは、1つのソース線を共有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
それぞれのワードは、1つのセルを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
それぞれのワードは、2つ以上のセルを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
アナログニューラルメモリシステムであって、
行及び列に配置された不揮発性メモリセルのアレイであって、それぞれの不揮発性メモリセルは、ワード線端子、ビット線端子、及び消去ゲート端子を含む、不揮発性メモリセルのアレイと、
複数のワード線であって、それぞれのワード線は、不揮発性メモリセルの行のワード線端子に結合されている、複数のワード線と、
複数のビット線であって、それぞれのビット線は、不揮発性メモリセルの列のビット線端子に結合されている、複数のビット線と、
複数の消去ゲートイネーブルトランジスタであって、それぞれの消去ゲートイネーブルトランジスタは、不揮発性メモリセルのページの消去ゲート端子に結合されており、前記ページは、不揮発性メモリセルの2つのワードを隣接する行に含む、複数の消去ゲートイネーブルトランジスタと、を備える、アナログニューラルメモリシステム。
【請求項7】
複数の消去ゲート線であって、それぞれの消去ゲート線は、消去ゲートイネーブルトランジスタに結合されている、複数の消去ゲート線を更に備え、
不揮発性メモリセルのワードは、前記消去ゲートイネーブルトランジスタをオンにすることによって同時に消去され得る、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
アナログニューラルメモリシステムであって、
行及び列に配置された不揮発性メモリセルのアレイであって、それぞれの不揮発性メモリセルは、ワード線端子、ビット線端子、及び消去ゲート端子を含む、不揮発性メモリセルのアレイと、
複数のワード線であって、それぞれのワード線は、不揮発性メモリセルの行のワード線端子に結合されている、複数のワード線と、
複数のビット線であって、それぞれのビット線は、不揮発性メモリセルの列のビット線端子に結合されている、複数のビット線と、
複数の消去ゲート線であって、それぞれの消去ゲート線は、不揮発性メモリセルのページの消去ゲート端子に結合されており、前記ページは、不揮発性メモリセルの2つのワードを隣接する行に含む、複数の消去ゲート線と、を備える、アナログニューラルメモリシステム。
【請求項9】
ワードを形成する不揮発性メモリセルは、前記複数の消去ゲート線のうちの対応する1つに結合された消去ゲートイネーブルトランジスタをオンにすることによって、同時にプログラム又は消去され得る、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記消去ゲート線は、制御ゲート線に直交する、請求項8に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(優先権の主張)
本出願は、2020年3月22日に出願された「Precision Tuning of a Page or Word of Non-Volatile Memory Cells And Associated High Voltage Circuits for an Analog Neural Memory Array in an Artificial Neural Network」と題する米国仮特許出願第62/993,008号、及び、2020年9月17日に出願された「Precision Tuning of a Page or Word of Non-Volatile Memory Cells And Associated High Voltage Circuits for an Analog Neural Memory Array in an Artificial Neural Network」と題する米国特許出願第17/024,410号の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【0002】
(発明の分野)
アナログニューラルメモリ内の不揮発性メモリセルのページ又はワードの精密チューニングを実行するための多数の実施形態が開示される。精密チューニングプロセス中に使用される高電圧回路及びプログラミングシーケンスも開示される。
【背景技術】
【0003】
人工ニューラルネットワークは、生物学的ニューラルネットワーク(動物の中枢神経系、特に脳)を模倣しており、多数の入力に依存し得、かつ、一般的に未知である関数を推定する又は近似するために使用される。人工ニューラルネットワークは、概して、メッセージを交換する相互接続した「ニューロン」の層を含む。
【0004】
図1は人工ニューラルネットワークを示しており、図中、円は、入力又はニューロンの層を表す。接続(シナプスと呼ばれる)は、矢印によって表され、経験に基づいてチューニングされ得る数値の重みを有する。これにより、人工ニューラルネットワークは入力に適応し、学習可能になる。典型的には、人工ニューラルネットワークは、複数の入力の層を含む。典型的には、1つ以上のニューロンの中間層、及びニューラルネットワークの出力を提供するニューロンの出力層が存在する。各レベルでニューロンは、シナプスから受信したデータに基づいて個々に又は集合的に決定を行う。
【0005】
高性能情報処理用の人工ニューラルネットワークの開発における主要な課題の1つは、適切なハードウェア技術の欠如である。実際には、実用人工ニューラルネットワークは、非常に多数のシナプスに依拠しており、これによりニューロン間の高い接続性、すなわち、非常に高度な計算処理の並列化が可能となる。原理的には、このような複雑性は、デジタルスーパーコンピュータ又は専用グラフィックプロセッシングユニットクラスタによって実現が可能である。しかしながら、高コストに加え、これらのアプローチはまた、生物学的ネットワークが主として低精度のアナログ計算を実施するのではるかに少ないエネルギーしか消費しないのと比較して、エネルギー効率が劣っていることに悩まされている。人工ニューラルネットワークにはCMOSアナログ回路が使用されてきたが、ほとんどのCMOS実装シナプスは、多数のニューロン及びシナプスを前提とすると、嵩高過ぎていた。
【0006】
出願人は以前に、参照により組み込まれる米国特許公開2017/0337466号として公開された米国特許出願第15/594,439号において、シナプスとして1つ以上の不揮発性メモリアレイを利用する人工(アナログ)ニューラルネットワークを開示した。不揮発性メモリアレイは、アナログニューロモーフィックメモリとして動作する。本明細書で使用される場合、ニューロモーフィックという用語は、神経システムのモデルを実装する回路を意味する。アナログニューロモーフィックメモリは、第1の複数の入力を受信して、それから第1の複数の出力を生成するように構成されている第1の複数のシナプス、及び第1の複数の出力を受信するように構成された第1の複数のニューロンを含む。第1の複数のシナプスは複数のメモリセルを含み、各メモリセルは、半導体基板内に形成された、間にチャネル領域が延在している離間したソース領域及びドレイン領域と、チャネル領域の第1の部分の上方に配設され、チャネル領域の第1の部分から絶縁された浮遊ゲートと、チャネル領域の第2の部分の上方に配設され、チャネル領域の第2の部分から絶縁された非浮遊ゲートと、を含む。複数のメモリセルの各々は、浮遊ゲート上の多くの電子に対応する重み値を記憶するように構成されている。複数のメモリセルは、第1の複数の入力に、記憶された重み値を乗算して第1の複数の出力を生成するように構成される。この様式で配置されるメモリセルのアレイは、ベクトル行列乗算(VMM)アレイと称され得る。
【0007】
ここで、VMMで使用され得る異なる不揮発性メモリセルの例について論じる。
<<不揮発性メモリセル>>
【0008】
様々なタイプの既知の不揮発性メモリセルが、VMMアレイで使用され得る。例えば、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第5,029,130号(「’130号特許」)は、フラッシュメモリセルの一種である、スプリットゲート不揮発性メモリセルのアレイを開示する。このようなメモリセル210を図2に示す。各メモリセル210は、半導体基板12内に形成されたソース領域14とドレイン領域16と、を含み、ソース領域14とドレイン領域16の間にはチャネル領域18がある。浮遊ゲート20は、チャネル領域18の第1の部分の上方に絶縁されて形成され(並びに、チャネル領域18の第1の部分の導電性を制御して)、ソース領域14の一部分の上方にかけて形成される。ワード線端子22(典型的には、ワード線に結合される)は、チャネル領域18の第2の部分の上方に配設され、チャネル領域18の第2の部分から絶縁された、(並びに、チャネル領域18の第2の部分の導電性を制御する)第1の部分と、浮遊ゲート20の上方で上に延在する第2の部分と、を有する。浮遊ゲート20及びワード線端子22は、ゲート酸化物によって基板12から絶縁される。ビット線端子24はドレイン領域16に結合される。
【0009】
ワード線端子22に高圧正電圧を印加することによって、メモリセル210に対して消去が行われ(電子が浮遊ゲートから除去される)、これによって、浮遊ゲート20の電子は、浮遊ゲート20からワード線端子22までそれらの間にある絶縁体の中をファウラーノルドハイム(Fowler-Nordheim)トンネリングを介して通過する。
【0010】
メモリセル210は、ワード線端子22に正電圧、及びソース領域14に正電圧を印加することによってプログラムされる(電子が浮遊ゲートに印加される)。電子電流は、ドレイン領域16からソース領域14(ソース線端子)に向かって流れる。電子は加速し、ワード線端子22と浮遊ゲート20との間の間隙に達すると、励起される(発熱する)。熱せられた電子の一部が、浮遊ゲート20からの静電引力に起因して、浮遊ゲート20にゲート酸化物を介して注入される。
(【0011】以降は省略されています)
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