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公開番号2025007675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109234
出願日2023-07-03
発明の名称立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙
出願人大日三協株式会社
代理人個人,個人
主分類B42D 15/00 20060101AFI20250109BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】メモ用紙の一部を立体変形させて伝言等のメッセージを強く印象付けることができるようにした、立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙を開発することを技術課題とした。
【解決手段】メモベース本体2に対し、メッセージモチーフMを象徴的に模した形状のメッセージ支援部3を形成して成り、このメッセージ支援部3は、メモベース本体2から立体変形できるものであることを特徴として成り、メモベース本体2に対する本来用途である文言によるメモ書きによる伝言に加え、メッセージ支援部3が立体的に形成されることにより、メモ受領者にとってそのメッセージの意図が十分理解できると共に、加えてそこに相互のユーモアを含んだコミュニケーションを成立させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
メモベース本体に対し、メッセージモチーフを象徴的に模した形状のメッセージ支援部を形成して成り、このメッセージ支援部は、メモベース本体から立体変形できるものであることを特徴とする立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙。
続きを表示（約 390 文字）【請求項２】
前記メッセージ支援部は、メモベース本体と同一紙材で形成されていることを特徴とする請求項１記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙。
【請求項３】
前記メモベース本体とメッセージ支援部との間には、立体変形を促すことのできる折り曲げ弱化部が設けられていることを特徴とする請求項１記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙。
【請求項４】
前記折り曲げ弱化部は、メモベース本体に対するメッセージ支援部の折り曲げ基部に設けられるミシン目であることを特徴とする請求項３記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙。
【請求項５】
前記メッセージ支援部は平面視でメモベース本体からその外側に張り出すように形成されていることを特徴とする請求項１または３記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、メモ用紙に関するものであって、特に伝言文等のメモ書き表示に加え、立体変形できるメッセージ支援部を具えての造形効果により、メッセージ性を高めることができるようにしたメモ用紙に係るものである。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
日常的に、伝言や備忘メモ、更には識別記載のためにメモ用紙が用いられている。このようなメモ用紙は、その目的に応じ、専らメモ等の記述のために単なる矩形上のメモ用紙単葉を積層し、単葉ごとにめくり取り自在とした実用本位のものがある一方、異形の用紙形状や一部の端面を傾斜カットしたもの等、形状の意外性を持もたせたもの等も多く存在する（例えば特許文献１参照）。
このような開発傾向によれば、より独創性、意外性を追及したメモ用紙が提案されているが、それはあくまでメモ用紙としての外形的な工夫に留まり、伝言等のメッセージ性を積極的に補うという技術思想は存在していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実用新案登録第３１９２５９５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明はこのような背景を考慮してなされたものであって、メモ用紙の一部を立体変形させて伝言等のメッセージを強く印象付けることができるようにした、立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙を開発することを技術課題とした。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
すなわち請求項１記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙は、メモベース本体に対し、メッセージモチーフを象徴的に模した形状のメッセージ支援部を形成して成り、このメッセージ支援部は、メモベース本体から立体変形できるものであることを特徴として成るものである。
【０００６】
また請求項２記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙は、前記要件に加えて、前記メッセージ支援部は、メモベース本体と同一紙材で形成されていることを特徴として成るものである。
【０００７】
更にまた請求項３記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙は、前記請求項１記載の要件に加えて、前記メモベース本体とメッセージ支援部との間には、立体変形を促すことのできる折り曲げ弱化部が設けられていることを特徴として成るものである。
【０００８】
更にまた請求項４記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙は、前記請求項３記載の要件に加えて、前記折り曲げ弱化部は、メモベース本体に対するメッセージ支援部の折り曲げ基部に設けられるミシン目であることを特徴として成るものである。
【０００９】
更にまた請求項５記載の立体造形を加えてメッセージ性を高めたメモ用紙は、前記請求項１または３記載の要件に加えて、前記メッセージ支援部は平面視でメモベース本体からその外側に張り出すように形成されていることを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の要件を手段として前記課題の解決が図られる。
【発明の効果】
【００１０】
まず請求項１記載の発明によれば、メモベース本体に対する本来用途である文言によるメモ書きによる伝言に加え、メッセージ支援部が立体的に形成されることにより、メモ受領者にとってそのメッセージの意図が十分理解できると共に、加えてそこに相互のユーモアを含んだコミュニケーションを成立させることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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