TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025004365
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104008
出願日
2023-06-26
発明の名称
環境対応製品提案システム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20250107BHJP(計算;計数)
要約
【課題】製造時及び使用時両方のCO2排出量を考慮した製品及び部品交換タイミングを提案する環境対応製品提案システムを提供する。
【解決手段】環境対応製品提案システム1において、推定評価部20は、稼働情報記憶部に記憶している機器の稼働情報に基づいて、この時に発生したCO2排出量を時系列的に計算して出力する過去の使用電力(CO2)実績計算部21と、改修部品案データベースを参照して改修部品案のデータを順次取り出す改修部品案選定部27と、改修部品を搭載した改修後機器の将来のCO2排出量を年毎に推定する使用電力(CO2)推定部23と、改修部品案データベースに記憶している機器の改修部品案のデータの中から、各部品についての調達時CO2と製造時CO2の情報を参照する製造・調達におけるCO2排出量計算部25と、CO2排出量の予測結果をモニタなどに表示するCO2排出量評価表示部26と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の部品で構成される機器の部品交換を支援する環境対応製品提案システムであって、
時系列的な前記機器の使用実績データから過去におけるCO2排出量を推定する第1のCO2排出量推定部、前記部品の改修部品案に関するCO2排出量の情報を記憶するデータベースと、前記データベースを参照して、前記部品の改修部品案ごとに機器の部品交換を行った時のCO2排出量を推定する第2のCO2排出量推定部と、前記データベースを参照して、前記部品の改修部品案ごとに機器の部品交換を行った時点以降におけるCO2排出量を推定する第3のCO2排出量推定部と、第1のCO2排出量推定部からのCO2排出量推定値と第2のCO2排出量推定部からのCO2排出量推定値と第3のCO2排出量推定部からのCO2排出量推定値とを時系列的に加算して表示する表示部を備えることを特徴とする環境対応製品提案システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の環境対応製品提案システムであって、
前記データベースは、前記部品の改修部品案ごとに部品を製造したときの調達時CO2排出量と部品を前記機器に組み込むときの製造時組み立てるときのCO2排出量のデータを保有して、前記第2のCO2排出量推定部で利用することを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項3】
請求項1に記載の環境対応製品提案システムであって、
前記データベースは、前記部品の改修部品案ごとに前記部品を前記機器に組み込んで運転開始した以降の前記部品のCO2排出量のデータを保有して、前記第3のCO2排出量推定部で利用することを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項4】
請求項1に記載の環境対応製品提案システムであって、
時系列的な前記機器の使用実績データは、前記機器の使用電力であることを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項5】
請求項4に記載の環境対応製品提案システムであって、
時系列的な前記機器の使用実績データは、前記機器の回転速度、運転時間、負荷のデータをさらに含むことを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項6】
請求項1に記載の環境対応製品提案システムであって、
時系列的な前記機器の使用実績データは、前記機器に備えられた稼働情報取得部により取得されることを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項7】
請求項6に記載の環境対応製品提案システムであって、
複数の前記機器に対して備えられる複数の前記稼働情報取得部は、取得した情報を共有のサーバに保有し、第1のCO2排出量推定部は前記共有のサーバから時系列的な前記機器の使用実績データを取得することを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項8】
請求項1に記載の環境対応製品提案システムであって、
機器の部品交換のタイミングとしては、定期的に行うこと、タイムベースメンテナンスとすること、故障に伴うことのいずれかとして、CO2排出量推定値を時系列的に加算して表示することを特徴とする環境対応製品提案システム。
【請求項9】
請求項8に記載の環境対応製品提案システムであって、
前記故障を機器の部品交換のタイミングとするにあたり、部品の寿命管理の観点から故障に至る前段階を交換タイミングとすることを特徴とする環境対応製品提案システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、環境対応製品提案システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特に産業用の機器では、長期使用のために適宜のタイミングで点検を行い、あるいは機器の一部部品を取り換える更新を行っている。
【0003】
他方、近年の環境意識の高まりにより、機器並びにこれを構成する部品は、環境負荷を考慮したものとすることが求められる。
【0004】
この点に関して、特許文献1では、ユーザの使用している多種類の機器について総合的な判断を行い、機器の置換、機器の追加を含む削減プランをユーザに提案することにより環境負荷量をユーザの設定目標に応じて効果的に低減させることを可能にすることを目的として、「省エネルギー化サーバは、各種機器の環境負荷量を含む機器スペック情報を前記機器ごとに格納する機器スペック情報記憶手段と、ユーザが使用している現状の機器の構成の一部を前記現状の機器よりも環境負荷量が少ない別の機器に置換する場合の機器構成、前記現状の機器よりも環境負荷量の合計を減少させる他の機器を追加する場合の機器構成、および前記機器の動作状態としての制御パターンを単独で用いるかまたは組み合わせて、環境負荷量の合計を低減させる削減プランを複数生成するプラン生成部と、前記プラン生成部が生成した前記削減プランを実施した場合の環境負荷量の合計を算出し、前記プラン生成部が生成した前記削減プランのうち、環境負荷量の合計が、設定された削減目標を満足する削減プランを選択するプラン評価部とを備えること」を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-222545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1によれば、その目的を達成することができる。
【0007】
これに対し、今後の機器の更新では、更新前の稼働情報に基づき、顧客の利用状況(稼働情報)に応じて、CO2排出量が最小となる更新を実施するニーズが顕在化すると予想される。
【0008】
然しながら、製品使用頻度・使われ方により、製造時、使用時のCO2算出でどちらを重視すべきか、考慮すべきである。また更新のタイミングが遅れると、突発故障で故障部以外の部品交換にも及び、CO2排出量が増加する可能性がある。
【0009】
以上のことから本発明においては、更新時において、製造時及び使用時両方のCO2排出量を考慮した製品及びタイミングを提案することができる環境対応製品提案システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以上のことから本発明においては、「複数の部品で構成される機器の部品交換を支援する環境対応製品提案システムであって、時系列的な前記機器の使用実績データから過去におけるCO2排出量を推定する第1のCO2排出量推定部と、部品の改修部品案に関するCO2排出量の情報を記憶するデータベースと、データベースを参照して、部品の改修部品案ごとに機器の部品交換を行った時のCO2排出量を推定する第2のCO2排出量推定部と、データベースを参照して、部品の改修部品案ごとに機器の部品交換を行った時点以降におけるCO2排出量を推定する第3のCO2排出量推定部と、第1のCO2排出量推定部からのCO2排出量推定値と第2のCO2排出量推定部からのCO2排出量推定値と第3のCO2排出量推定部からのCO2排出量推定値とを時系列的に加算して表示する表示部を備えることを特徴とする環境対応製品提案システム」としたものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社日立製作所
回転電機
5日前
株式会社日立製作所
回転電機
5日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
5日前
株式会社日立製作所
電動推進装置
5日前
株式会社日立製作所
制御デバイス
5日前
株式会社日立製作所
冷却制御方法
5日前
株式会社日立製作所
データ表示方法
5日前
株式会社日立製作所
電動アクチュエータ
5日前
株式会社日立製作所
シミュレーション装置
6日前
株式会社日立製作所
電気化学反応システム
5日前
株式会社日立製作所
検索方法及び検索装置
6日前
株式会社日立製作所
プラント管理システム
5日前
株式会社日立製作所
隔膜セル及び電子顕微鏡
5日前
株式会社日立製作所
予測システム及び予測方法
5日前
株式会社日立製作所
演算装置、ノイズ低減方法
5日前
株式会社日立製作所
配列情報処理装置および方法
6日前
株式会社日立製作所
通知制御システム、通知制御方法
5日前
株式会社日立製作所
審査支援システム及び審査支援方法
6日前
株式会社日立製作所
計算機システム及び計画の評価方法
5日前
株式会社日立製作所
テスト支援装置及びテスト支援方法
5日前
株式会社日立製作所
移動管理システム及び移動管理方法
5日前
株式会社日立製作所
生産計画システム及び生産計画方法
5日前
株式会社日立製作所
テスト支援装置及びテスト支援方法
5日前
株式会社日立製作所
ゲート駆動装置およびゲート駆動方法
5日前
株式会社日立製作所
製造支援システムおよび製造支援装置
5日前
株式会社日立製作所
IT基盤構築計画を作成する装置及び方法
5日前
株式会社日立製作所
移動時間分析システム及び移動時間分析方法
5日前
株式会社日立製作所
消費電力予測システム及び消費電力予測方法
6日前
株式会社日立製作所
電力系統制御評価装置及び電力系統制御評価方法
6日前
株式会社日立製作所
水電解システム、及び、水電解システムの運用方法
5日前
株式会社日立製作所
制御パラメタ自動調整システム、及び自律走行支援装置
5日前
株式会社日立製作所
エレベーター電源制御装置及びエレベーター電源制御方法
5日前
株式会社日立製作所
センサデータ処理装置、異常検知処理方法、及びプログラム
5日前
株式会社日立製作所
ピッキングロボットシステムおよびピッキングロボット制御方法
5日前
株式会社日立製作所
業務プロセス分析装置、業務プロセス分析方法、及び業務プロセス分析プログラム
5日前
株式会社日立製作所
教師データ生成装置、教師データ生成方法、および、工程判定装置、工程判定方法
6日前
続きを見る
他の特許を見る