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公開番号2025002241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102287
出願日2023-06-22
発明の名称光学装置及びそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 7/08 20210101AFI20241226BHJP(光学)
要約【課題】調整部材を用いずに磁性体と検出部との間隔を調整することができる光学装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光学装置100は、光学素子9を保持しながら光軸方向に移動可能な光学素子保持部10と、回転部材3をX方向に平行な回転軸のまわりに回転させることで生じる回転力を光軸方向における推力に変換し、推力を光学素子保持部10に与える駆動部と、X方向に対して非平行な面を有し、回転軸のまわりに回転する磁性体1と、磁性体1によって生成される磁場を検出する検出部2とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
光学素子を保持しながら光軸方向に移動可能な光学素子保持部と、
回転部材を第1の方向に平行な回転軸のまわりに回転させることで生じる回転力を前記光軸方向における推力に変換し、該推力を前記光学素子保持部に与える駆動部と、
前記第1の方向に対して非平行な面を有し、前記回転軸のまわりに回転する磁性体と、
該磁性体によって生成される磁場を検出する検出部とを備えることを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記磁性体は、円錐台形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記光学素子保持部を移動可能に保持すると共に、前記第1の方向に平行な第1の面を有する固定部と、
前記検出部を保持すると共に、前記第1の面に当接し固定されている第2の面を有する検出部保持部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記第2の面は、前記第1の方向において前記第1の面に対して所定の範囲内の位置に配置されると共に、前記第1の面における前記第1の方向に垂直な第2の方向において前記第1の面に対して所定の範囲内の位置に配置されるように固定されていることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第2の面は、前記第1の面に垂直な第3の方向において前記第1の面に対して所定の位置に配置されるように固定されていることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項6】
光学素子を保持しながら光軸方向に移動可能な光学素子保持部と、
回転部材を第1の方向に平行な回転軸のまわりに回転させることで生じる回転力を前記光軸方向における推力に変換し、該推力を前記光学素子保持部に与える駆動部と、
前記光学素子保持部を移動可能に保持すると共に、前記第1の方向と前記第1の方向に垂直な第3の方向とに非平行な第1の面を有する固定部と、
前記回転軸のまわりに回転する磁性体と、
該磁性体によって生成される磁場を検出する検出部と、
該検出部を保持すると共に、前記第1の面に当接し固定されている第2の面を有する検出部保持部とを備えることを特徴とする光学装置。
【請求項7】
前記第1の面は、前記第1及び第3の方向に垂直な第2の方向に平行であることを特徴とする請求項6に記載の光学装置。
【請求項8】
前記磁性体は、前記第1の方向に対して平行な面を有することを特徴とする請求項6に記載の光学装置。
【請求項9】
前記磁性体は、円柱形状を有していることを特徴とする請求項8に記載の光学装置。
【請求項10】
前記第2の面は、前記第1の面に平行な第4の方向において前記第1の面に対して所定の範囲内の位置に配置されると共に、前記第1の面における前記第4の方向に垂直な第2の方向において前記第1の面に対して所定の範囲内の位置に配置されるように固定されていることを特徴とする請求項6に記載の光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置に関し、特にビデオカメラ等の撮像装置に用いられるレンズ装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ステッピングモータを用いて光学素子を移動させる光学装置が用いられており、当該光学装置において当該光学素子の移動をフィードバック制御するためには、当該ステッピングモータの回転部材の回転角度を精度良く検出することが求められる。
そこで従来、ステッピングモータの回転部材と一体的に回転する磁性体が生成する磁場の変化を検出部が検出することによって当該ステッピングモータの当該回転部材の回転角度を検出することで、光学素子の移動を制御する光学装置が知られている。
【0003】
そのような光学装置において、磁性体が生成する磁場を検出部が所定の感度で検出するためには、当該磁性体及び当該検出部を互いに所定の範囲内の間隔になるように配置することが求められる。
特許文献1は、ステッピングモータの回転部材と一体的に回転する磁性体が生成する磁場を検出部が所定の感度で検出することができるように、当該磁性体と当該検出部との間隔を調整することができる光学装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-31943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている光学装置では、磁性体と検出部との間隔を調整するために、検出部を保持する保持部材と固定鏡筒との間にスペーサー等の調整部材を挿入可能な構成が用いられている。
しかしながら、当該構成では調整部材を用意する必要が有ることに加え、磁性体と検出部との間隔を再調整するためには当該調整部材を組み直す工数が必要となる。
【0006】
そこで本発明は、調整部材を用いずに磁性体と検出部との間隔を調整することができる光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る光学装置は、光学素子を保持しながら光軸方向に移動可能な光学素子保持部と、回転部材を第1の方向に平行な回転軸のまわりに回転させることで生じる回転力を光軸方向における推力に変換し、推力を光学素子保持部に与える駆動部と、第1の方向に対して非平行な面を有し、回転軸のまわりに回転する磁性体と、磁性体によって生成される磁場を検出する検出部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、調整部材を用いずに磁性体と検出部との間隔を調整することができる光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係るレンズ装置の斜視図。
第一実施形態に係るレンズ装置の一部斜視図。
第一実施形態に係るレンズ装置の一部斜視図及び一部側面図。
第一実施形態に係るレンズ装置の一部正面図及び一部側面図。
第一実施形態に係るレンズ装置に設けられている磁気センサーの出力の例を示した図。
第二実施形態に係るレンズ装置の斜視図。
第二実施形態に係るレンズ装置の一部斜視図。
第二実施形態に係るレンズ装置の一部斜視図及び一部側面図。
第二実施形態に係るレンズ装置の一部正面図及び一部側面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本実施形態に係る光学装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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