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公開番号
2025000385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100215
出願日
2023-06-19
発明の名称
バーチャルリアリティシステム、バーチャルリアリティ制御方法及びプログラム
出願人
公立大学法人大阪
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は仮想空間において虹を観察することができ、虹についての理解を深めることを可能にするバーチャルリアリティシステムを提供する。
【解決手段】本発明のバーチャルリアリティシステムは、ヘッドマウントディスプレイと、前記ヘッドマウントディスプレイの仮想空間のVR映像を制御するように設けられた制御部とを備え、前記制御部は、前記仮想空間における太陽の高度に基づき、前記ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が観察することができる虹イメージの位置を変化させるVR映像を前記ヘッドマウントディスプレイに映し出すように設けられたことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドマウントディスプレイと、前記ヘッドマウントディスプレイの仮想空間のVR映像を制御するように設けられた制御部とを備え、
前記制御部は、前記仮想空間における太陽の高度に基づき、前記ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が観察することができる虹イメージの位置を変化させるVR映像を前記ヘッドマウントディスプレイに映し出すように設けられたことを特徴とするバーチャルリアリティシステム。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記制御部及び前記ヘッドマウントディスプレイは、前記仮想空間において、高度が42度以下である太陽の反対側を前記観察者が見たときに観察者が見える位置に虹イメージを映し出すように設けられ、かつ、前記仮想空間における太陽の高度が42度よりも大きいときに虹イメージを映し出さないように設けられた請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記制御部及び前記ヘッドマウントディスプレイは、前記仮想空間において、太陽光の進行方向と、前記観察者から虹が見える方向との角度が40度~42度となる位置に虹イメージを映し出すように設けられた請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記制御部は、虹の発生原理を説明する映像を前記ヘッドマウントディスプレイに映し出した後に、虹がかかる前記仮想空間のVR映像を前記ヘッドマウントディスプレイに映し出すように設けられた請求項1~3のいずれか1つに記載のシステム。
【請求項5】
制御部を用いて仮想空間のVR映像をヘッドマウントディスプレイに映し出すように設けられたプログラムであって、
前記仮想空間における太陽の高度に基づき、前記ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が観察することができる虹イメージの位置を変化させるように設けられたプログラム。
【請求項6】
制御部を用いて仮想空間のVR映像をヘッドマウントディスプレイに映し出すためのバーチャルリアリティ制御方法であって、
ユーザが前記仮想空間における太陽の高度を変更するステップと、
変更された太陽の高度に基づいて前記仮想空間において虹が現れる可能性のある位置を算出しこの位置に基づいて前記ヘッドマウントディスプレイに虹イメージを映し出す又は映し出さないステップとを含むバーチャルリアリティ制御方法。
【請求項7】
前記ヘッドマウントディスプレイの仮想空間のVR映像を制御するように設けられた前記制御部に、請求項6に記載のバーチャルリアリティ制御方法を実行させるように設けられたプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーチャルリアリティシステム、バーチャルリアリティ制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コンピュータなどの電子機器の性能の向上に伴い、VR(Virtual Reality、仮想現実)の技術は、小型化、高機能化し、飛躍的な進化を遂げている。VR技術を用いると、ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が現実世界では体験することのできないことを仮想空間内で体験することができる。このため、様々な分野でVR技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-56692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自然の事物・現象についての理解を深め、科学的に探究するために必要な観察、実験などを行うことが教育や学習において重要である。しかし、虹は大気中の水滴の中を光が通過する際に、分散することで特徴的な模様(虹色)が見られる大気光学現象である。虹を観察するためには天気や時間帯などの制約があり通常の授業の中で観察することは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、仮想空間において虹を観察することができ、虹についての理解を深めることを可能にするバーチャルリアリティシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ヘッドマウントディスプレイと、前記ヘッドマウントディスプレイの仮想空間のVR映像を制御するように設けられた制御部とを備え、前記制御部は、前記仮想空間における太陽の高度に基づき、前記ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が観察することができる虹イメージの位置を変化させるVR映像を前記ヘッドマウントディスプレイに映し出すように設けられたことを特徴とするバーチャルリアリティシステムを提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、仮想空間における太陽の高度に基づき虹イメージの位置を変化させるため、ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が虹が見える条件や位置を体験的に学ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態のバーチャルリアリティシステムの概略図である。
ヘッドマウントディスプレイに映し出す虹イメージである。
虹が見える条件及び位置を説明するための説明図である。
虹が見える条件及び位置を説明するための天球図である。
虹が見える条件及び位置を説明するための説明図である。
バーチャルリアリティシステムの制御方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施形態のバーチャルリアリティシステムは、ヘッドマウントディスプレイと、前記ヘッドマウントディスプレイの仮想空間のVR映像を制御するように設けられた制御部とを備え、前記制御部は、前記仮想空間における太陽の高度に基づき、前記ヘッドマウントディスプレイを装着した観察者が観察することができる虹イメージの位置を変化させるVR映像を前記ヘッドマウントディスプレイに映し出すように設けられたことを特徴とする。
【0009】
以下、図面を用いて本発明の一実施形態を説明する。図面や以下の記述中で示す構成は、例示であって、本発明の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
【0010】
図1は、本実施形態のバーチャルリアリティシステムの概略図である。
本実施形態のバーチャルリアリティシステム20は、ヘッドマウントディスプレイ2と、ヘッドマウントディスプレイ2の仮想空間のVR映像を制御するように設けられた制御部3とを備え、制御部3は、前記仮想空間における太陽の高度に基づき、ヘッドマウントディスプレイ2を装着した観察者が観察することができる虹イメージの位置を変化させるVR映像をヘッドマウントディスプレイ2に映し出すように設けられたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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