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公開番号2024179902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099203
出願日2023-06-16
発明の名称車両用バッテリの支持構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約【課題】サイドレールの下にバッテリを配置するレイアウトにおいて、側面衝突時におけるバッテリへの損傷を抑制可能とする。
【解決手段】バッテリパック60は、ラダーフレーム10の下方に配置される。バッテリブラケット40は、バッテリパック60の車幅方向外側に固定される。吊り下げブラケット30は、バッテリブラケット40に固定される。吊り下げブラケット30は、水平部31及び傾斜部32を備える。水平部31は、サイドレール12の車幅方向外側から車幅方向に延伸する。傾斜部32は、水平部31の車幅方向外側端から、車幅方向外側かつ下方に延伸する。衝撃吸収部品50は、バッテリブラケット40の車幅方向外側に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両前後方向に延伸するサイドレールを備える、ラダーフレームと、
前記ラダーフレームの下方に配置される、バッテリパックと、
前記バッテリパックの車幅方向外側に固定される、バッテリブラケットと、
前記サイドレールの車幅方向外側から車幅方向に延伸する水平部と、前記水平部の車幅方向外側端から、車幅方向外側かつ下方に延伸する傾斜部を備え、前記バッテリブラケットに固定される、吊り下げブラケットと、
前記バッテリブラケットの車幅方向外側に配置される、衝撃吸収部品と、
を備える、車両用バッテリの支持構造。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載の、車両用バッテリの支持構造であって、
前記吊り下げブラケットには、前記水平部と前記傾斜部との間に屈曲部が設けられ、
前記屈曲部は、前記バッテリパックの上面以上の高さに設けられる、
車両用バッテリの支持構造。
【請求項3】
請求項2に記載の、車両用バッテリの支持構造であって、
前記衝撃吸収部品の少なくとも一部と、前記バッテリパックの少なくとも一部は、同一高さに配置され、
前記衝撃吸収部品が、前記バッテリブラケット及び前記吊り下げブラケットを介して、前記サイドレールに支持される、
車両用バッテリの支持構造。
【請求項4】
請求項3に記載の、車両用バッテリの支持構造であって、
前記サイドレールには、キャビンを支持するキャブマウントブラケットが設けられ、
前記吊り下げブラケットは、前記キャブマウントブラケットに固定される、
車両用バッテリの支持構造。
【請求項5】
請求項4に記載の、車両用バッテリの支持構造であって、
前記キャビンの下方かつ車幅方向外側には、車両前後方向に延伸するロッカが配置され、
前記吊り下げブラケットの前記傾斜部は、前記ロッカの下方に配置される、
車両用バッテリの支持構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書では、車両用バッテリの支持構造が開示される。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、モノコック構造の車両において、一対のロッカの間にバッテリが配置される。また特許文献2、3では、ラダーフレーム構造の車両において、一対のサイドレールの間にバッテリが配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0134857号明細書
米国特許出願公開第2022/0126664号明細書
米国特許出願公開第2021/0245596号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、バッテリの搭載スペースを拡げるために、ラダーフレーム構造の車両において、サイドレールの下にバッテリを配置することが考えられる。このようなレイアウトによれば、サイドレールよりも車幅方向外側まで、バッテリを配置することができる。その一方で、車両の側面衝突時には、バッテリを保護する必要がある。
【0005】
そこで本明細書では、車両用バッテリの支持構造が開示される。この支持構造によれば、サイドレールの下にバッテリを配置するレイアウトにおいて、側面衝突時におけるバッテリへの損傷が抑制可能である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書では、車両用バッテリの支持構造が開示される。この構造は、ラダーフレーム、バッテリパック、バッテリブラケット、吊り下げブラケット、及び衝撃吸収部品を備える。ラダーフレームは、車両前後方向に延伸するサイドレールを備える。バッテリパックは、ラダーフレームの下方に配置される。バッテリブラケットは、バッテリパックの車幅方向外側に固定される。吊り下げブラケットは、バッテリブラケットに固定される。吊り下げブラケットは、水平部及び傾斜部を備える。水平部は、サイドレールの車幅方向外側から車幅方向に延伸する。傾斜部は、水平部の車幅方向外側端から、車幅方向外側かつ下方に延伸する。衝撃吸収部品は、バッテリブラケットの車幅方向外側に配置される。
【0007】
上記構成によれば、車両の側面衝突時に、衝撃吸収部品が衝突荷重を受ける。さらにこの衝突荷重は、バッテリブラケット及び吊り下げブラケットを介して、ラダーフレームに伝達される。バッテリパックを回避した荷重伝達経路が設けられることで、側面衝突時におけるバッテリパックへの損傷が抑制できる。
【0008】
また上記構成において、吊り下げブラケットには、屈曲部が設けられてよい。屈曲部は、水平部と傾斜部との間に設けられる。また屈曲部は、バッテリパックの上面以上の高さに設けられる。
【0009】
側面衝突が進行すると、屈曲部を起点にして吊り下げブラケットが曲げ変形する。屈曲部がバッテリパックの上面以上の高さに配置されることで、バッテリパックを避けるようにして、吊り下げブラケットが曲げ変形する。
【0010】
また上記構成において、衝撃吸収部品の少なくとも一部と、バッテリパックの少なくとも一部は、同一高さに配置されてよい。この場合、衝撃吸収部品が、バッテリブラケット及び吊り下げブラケットを介して、サイドレールに支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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