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公開番号2024179235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097928
出願日2023-06-14
発明の名称車両用表示装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類B60K 35/00 20240101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約【課題】表示部が多画面構成されて、車両に搭載される場合であっても、充分な耐振強度を確保できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】隣接配置される複数の表示パネル111~114を有し、表示面110aに画像を表示する表示部110と、表示部の背面側に設けられて、表示部を固定する固定部120と、を備える車両用表示装置であって、固定部の外周部に設けられたブラケット130に対して、表示部の視認側からの締結によって、表示部の固定された固定部が、車両のフレーム10に装着されるようになっており、視認側から見て、外周部の内側となる内側領域に配置されて、固定部とフレームの一方に設けられた凸状部141と、固定部とフレームの他方に設けられた凹状部142とが、表示面に沿う方向に嵌合する嵌合部140を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
隣接配置される複数の表示パネル(111~114)を有し、表示面(110a)に画像を表示する表示部(110)と、
前記表示部の背面側に設けられて、前記表示部を固定する固定部(120)と、を備える車両用表示装置であって、
前記固定部の外周部に設けられたブラケット(130)に対して、前記表示部の視認側からの締結によって、前記表示部の固定された前記固定部が、車両のフレーム(10)に装着されるようになっており、
前記視認側から見て、前記外周部の内側となる内側領域に配置されて、前記固定部と前記フレームの一方に設けられた凸状部(141)と、前記固定部と前記フレームの他方に設けられた凹状部(142)とが、前記表示面に沿う方向に嵌合する嵌合部(140)を備える車両用表示装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記凸状部は、前記凹状部に対して先細となる楔形状であり、
前記凹状部は、前記楔形状に対応した傾斜壁(142a)を有する請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記凸状部、および前記凹状部は、金属製であり、
前記凸状部と前記凹状部との間に、前記凸状部と前記凹状部よりも剛性の低い弾性部材(150)が設けられた請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記凸状部は、樹脂製であり、
前記凹状部は、金属製である請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項5】
前記嵌合部は、複数、設けられており、
複数の前記嵌合部のうち、1つの嵌合部の嵌合によって、前記視認側から見た場合の上下方向、および左右方向において、前記フレームに対する前記固定部の位置決めが成されており、
複数の前記嵌合部のうち、他の嵌合部においては、前記凸状部と前記凹状部との間に、所定の隙間(143)が形成されて、前記隙間に前記凸状部と前記凹状部よりも剛性の低い弾性部材(150)が設けられた請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項6】
前記ブラケットは、前記固定部の前記外周部の対向する横辺上、および縦辺上で向かい合うように、複数設けられており、
前記嵌合部は、向かい合う前記ブラケット同士を結ぶ仮想線(L)の交点上に配置された請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置(多画面表示装置)では、画像を表示する表示部の外周に枠部が設けられており、複数の表示部の枠部同士を互いに近接させることで多画面(マルチディスプレイ)を形成するようになっている。
【0003】
枠部の外周面には、凹部、および凸部が設けられており、互いに隣接する表示部の凹部と凸部とが互いに嵌合されるようになっている。そして、複数の表示部の背面側には組立て用架台(以下、表示部を固定する固定部)が配置されて、複数の表示部は、固定ネジによって、固定部に組付けされている。
【0004】
これにより、ショールームやイベント会場にて、マルチディスプレイを設営する際に、隣接する表示部の凹部と凸部とを互いに嵌合させることで、表示部同士の相対的な位置決めが簡便に精度よく行えるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-294574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の表示装置は、ショールームやイベント会場にて使用されるものであり、車両に搭載されるものではない。表示装置が車両に搭載される場合であると、走行時の車両振動が付加されるので、耐振強度の配慮が重要になる。
【0007】
特許文献1の表示装置を車両用として用いる場合を想定すると、車体フレームへの組付け方向が、表示部側(視認側)から車体フレーム側となり、実際の組付け位置は、固定部において、表示部の外周部(外側領域)に限定される。よって、多画面化によって、相対的に表示面積が大きく設定された表示装置において、外周部の内側となる内側領域での車体フレームとの固定形成ができないので、例えば、前後方向の振動に対して、耐振強度が充分に得られない。
【0008】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、表示部が多画面構成されて、車両に搭載される場合であっても、充分な耐振強度を確保できる車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0010】
本開示では、隣接配置される複数の表示パネル(111~114)を有し、表示面(110a)に画像を表示する表示部(110)と、
表示部の背面側に設けられて、表示部を固定する固定部(120)と、を備える車両用表示装置であって、
固定部の外周部に設けられたブラケット(130)に対して、表示部の視認側からの締結によって、表示部の固定された固定部が、車両のフレーム(10)に装着されるようになっており、
視認側から見て、外周部の内側となる内側領域に配置されて、固定部とフレームの一方に設けられた凸状部(141)と、固定部とフレームの他方に設けられた凹状部(142)とが、表示面に沿う方向に嵌合する嵌合部(140)を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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