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公開番号2024178863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097343
出願日2023-06-13
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241218BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の興趣の低下が抑制された遊技機を提供する。
【解決手段】演出制御手段は、通常遊技状態において第1特定遊技状態への移行可否を報知する特殊演出を実行可能であり、第2特定遊技状態において、第1領域に遊技媒体が進入した場合に、当該遊技媒体の進入に対応する第1抽選の結果を事前に示唆する演出を実行可能であり、第2特定遊技状態において、少なくとも、所定期間の経過後の通常遊技状態で実行される第1抽選の結果を事前に示唆する演出を実行しない。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
遊技媒体が移動する遊技領域を備え、遊技者の操作に応じて前記遊技領域に遊技媒体が発射される遊技機であって、抽選手段と、状態制御手段と、特別遊技実行手段と、演出制御手段と、を備え、
前記抽選手段は、前記遊技領域に設けられた第1領域に遊技媒体が進入したことに基づき第1抽選を行い、前記遊技領域に設けられた第2領域に遊技媒体が進入したことに基づき第2抽選を行い、
前記状態制御手段は、通常遊技状態と、第1特定遊技状態と、第2特定遊技状態と、特別遊技状態と、を含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行い、
前記特別遊技実行手段は、前記特別遊技状態での特別遊技の実行を制御し、前記特別遊技では、前記遊技領域に設けられた所定領域に遊技媒体が進入可能となる状態に特定可動物が動作し、
前記状態制御手段は、
前記第1抽選または前記第2抽選で特定の結果が得られた場合に遊技状態を前記特別遊技状態へ移行させ、前記特別遊技状態の終了後に遊技状態を前記第1特定遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記通常遊技状態において前記第1抽選で第1の結果が得られた場合に遊技状態を前記第1特定遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記通常遊技状態において前記第1抽選で第2の結果が得られた場合に遊技状態を前記第2特定遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記第2特定遊技状態では、前記第1抽選で前記第1の結果が得られた場合であっても遊技状態を前記第1特定遊技状態へ移行させず、
前記第2特定遊技状態において予め定められた所定期間が経過した場合に遊技状態を前記通常遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記演出制御手段は、
前記通常遊技状態において前記第1特定遊技状態への移行可否を報知する特殊演出を実行可能であり、
前記第2特定遊技状態において、前記第1領域に遊技媒体が進入した場合に、当該遊技媒体の進入に対応する前記第1抽選の結果を事前に示唆する演出を実行可能であり、
前記第2特定遊技状態において、少なくとも、前記所定期間の経過後の前記通常遊技状態で実行される前記第1抽選の結果を事前に示唆する演出を実行しない、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機として、遊技球(遊技価値)が移動する遊技領域や、遊技球を遊技領域に発射する発射装置等を備えた、パチンコ遊技機が知られている。パチンコ遊技機は、遊技領域に設けられた始動口を備え、始動口への遊技球の進入が検出されると、特別図柄抽選が行われる。特別図柄抽選の結果が大当りである場合、遊技状態が特別遊技状態に移行し、特別遊技状態において複数回の特別遊技が実行される。各特別遊技では遊技領域に設けられている大入賞口が開状態に動作し、大入賞口への遊技球の進入に基づいて遊技球が払い出される。
【0003】
また、この種の遊技機には、通常状態を含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態が遷移するものがあり、通常状態が所定の時短状態よりも遊技者に有利なモーニング状態となっているものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-43790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、遊技機では、遊技の興趣の低下を抑制することが求められている。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、遊技の興趣の低下が抑制された遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
遊技媒体が移動する遊技領域(遊技領域4)を備え、遊技者の操作に応じて前記遊技領域に遊技媒体が発射される遊技機であって、抽選手段(特別図柄抽選手段230)と、状態制御手段(遊技状態移行制御手段250)と、特別遊技実行手段(特別遊技実行手段260)と、演出制御手段(演出制御手段300)と、を備え、
前記抽選手段は、前記遊技領域に設けられた第1領域(第1始動口46)に遊技媒体が進入したことに基づき第1抽選(第1特別図柄抽選)を行い、前記遊技領域に設けられた第2領域(第2始動口49)に遊技媒体が進入したことに基づき第2抽選(第2特別図柄抽選)を行い、
前記状態制御手段は、通常遊技状態(通常状態)と、第1特定遊技状態(時短状態)と、第2特定遊技状態(微時短状態)と、特別遊技状態と、を含む複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる制御を行い、
前記特別遊技実行手段は、前記特別遊技状態での特別遊技の実行を制御し、前記特別遊技では、前記遊技領域に設けられた所定領域(大入賞口50)に遊技媒体が進入可能となる状態に特定可動物(特別役物56)が動作し、
前記状態制御手段は、
前記第1抽選または前記第2抽選で特定の結果が得られた場合に遊技状態を前記特別遊技状態へ移行させ、前記特別遊技状態の終了後に遊技状態を前記第1特定遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記通常遊技状態において前記第1抽選で第1の結果(C時短2)が得られた場合に遊技状態を前記第1特定遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記通常遊技状態において前記第1抽選で第2の結果(C時短1)が得られた場合に遊技状態を前記第2特定遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記第2特定遊技状態では、前記第1抽選で前記第1の結果が得られた場合であっても遊技状態を前記第1特定遊技状態へ移行させず、
前記第2特定遊技状態において予め定められた所定期間が経過した場合に遊技状態を前記通常遊技状態へ移行させることが可能であり、
前記演出制御手段は、
前記通常遊技状態において前記第1特定遊技状態への移行可否を報知する特殊演出を実行可能であり、
前記第2特定遊技状態において、前記第1領域に遊技媒体が進入した場合に、当該遊技媒体の進入に対応する前記第1抽選の結果を事前に示唆する演出を実行可能であり、
前記第2特定遊技状態において、少なくとも、前記所定期間の経過後の前記通常遊技状態で実行される前記第1抽選の結果を事前に示唆する演出を実行しない。
【0008】
通常遊技状態は、第1抽選の結果に応じて(第1の結果が得られた場合に)第1特定遊技状態へ移行し得る遊技状態となっている。また、通常遊技状態では、第1特定遊技状態への移行可否を報知する特殊演出が実行されるようになっている。仮に、第2特定遊技状態において、通常遊技状態で実行される第1抽選の結果を事前に示唆する演出が実行された場合、遊技者が通常遊技状態で第1特定遊技状態への移行が決定すること(特殊演出で第1特定遊技状態への移行の決定が報知されること)に対して、事前に過度な期待感を抱く可能性がある。遊技者が過度な期待感を抱いた状態で通常遊技状態へ移行し、第1抽選の結果が第2の結果であって第1特定遊技状態へ移行しなかった場合、遊技者が抱く喪失感が大きいものとなり得る。また、第2特定遊技状態において、通常遊技状態で実行される第1抽選の結果が事前に示唆された場合、通常遊技状態へ移行して特殊演出が開始された際に遊技者が抱く期待感が損なわれてしまう可能性がある。そこで、第2特定遊技状態では、通常遊技状態で実行される第1抽選の結果を事前に示唆する演出が実行されないようにすることで、遊技者が事前に過度な期待感を抱くことや、通常遊技状態において遊技者が抱く期待感が損なわれるのを抑制できる。すなわち、遊技者が通常遊技状態に対して事前に抱く期待感が高くなることや低くなることを抑えることができる(期待感を安定させることができる)。これにより、遊技の興趣の低下を抑制できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、遊技の興趣の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、その外観構成を示す斜視図である。
同、遊技機の外観構成を示す正面図である。
同、遊技盤の外観構成を示す正面図である。
同、状態表示部の外観構成を示す正面図である。
同、遊技機の概略的な構成を示すブロック図である。
同、大当り抽選テーブルを示す図である。
同、図柄抽選テーブルを示す図である。
同、遊技状態の状態遷移図である。
同、演出図柄および保留図柄の表示について説明するための図である。
同、当り演出および時短演出について説明するための図である。
同、時短終了画像について説明するための図である。
同、準備演出について説明するための図である。
同、特殊演出について説明するための図である。
同、先読み演出について説明するための図である。
同、先読み演出の制限について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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