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公開番号2025030779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136353
出願日2023-08-24
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250228BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新たな遊技性の実現により遊技の興趣を向上する。
【解決手段】遊技状態として、非入賞容易状態と、非入賞容易状態よりも、遊技領域に設けられた可変始動口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態とが設けられる。所定の入賞容易状態において、予め設定された終了条件が成立すると、入賞容易状態を終了させる。終了条件には、補助遊技の実行有無の決定回数もしくは実行回数が所定回数に達した場合に成立可能な第1終了条件と、可変始動口への遊技球の入球に基づいて図柄が決定された場合、もしくは、可変始動口への遊技球の入球に基づいて当たり図柄が決定された場合に成立可能な第2終了条件と、補助遊技において可変始動口への遊技球の入球が検出された場合に成立可能な第3終了条件と、が含まれる。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
遊技状態として、非入賞容易状態と、前記非入賞容易状態よりも、遊技領域に設けられた可変始動口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態とが設けられた遊技機であって、
前記可変始動口が開放される補助遊技の実行有無を決定する補助遊技決定手段と、
前記可変始動口を開閉制御して前記補助遊技を実行し、2以上の予め設定された規定数の遊技球が前記可変始動口に入球することを少なくとも含む、所定条件の成立により前記補助遊技を終了させる補助遊技実行手段と、
前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて、当たり図柄および特定図柄を含む複数種類の図柄のうち、いずれかの図柄を決定する図柄決定手段と、
決定された図柄を図柄表示部に表示する図柄表示手段と、
前記図柄表示部に前記当たり図柄が表示された場合に、大入賞口が開放される有利遊技を実行する有利遊技実行手段と、
前記有利遊技が実行された場合、または、前記特定図柄が前記図柄表示部に表示された場合に、遊技状態を前記入賞容易状態に設定可能な状態設定手段と、
所定の前記入賞容易状態において、予め設定された終了条件が成立すると、前記入賞容易状態を終了させる状態変更手段と、
を備え、
前記終了条件には、
前記補助遊技の実行有無の決定回数もしくは実行回数が所定回数に達した場合に成立可能な第1終了条件と、
前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて前記図柄が決定された場合、もしくは、前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて前記当たり図柄が決定された場合に成立可能な第2終了条件と、
前記補助遊技において前記可変始動口への遊技球の入球が検出された場合に成立可能な第3終了条件と、
が含まれることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、始動口に遊技球が入球すると保留情報が取得され、始動条件が成立すると、取得された保留情報に基づいて大役抽選が行われ、大当たりに当選すると、多量の賞球を獲得可能な大役遊技が実行される遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、始動口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態が設けられており、所定の図柄に当選すると、入賞容易状態が終了する遊技機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-191558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、遊技の進行条件が異なる複数の遊技状態が設けられる遊技機が知られているが、これまでにない新たな遊技性を備える遊技機の開発が希求されている。
【0005】
本発明は、新たな遊技性の実現により遊技の興趣を向上することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
遊技状態として、非入賞容易状態と、前記非入賞容易状態よりも、遊技領域に設けられた可変始動口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態とが設けられた遊技機であって、
前記可変始動口が開放される補助遊技の実行有無を決定する補助遊技決定手段と、
前記可変始動口を開閉制御して前記補助遊技を実行し、2以上の予め設定された規定数の遊技球が前記可変始動口に入球することを少なくとも含む、所定条件の成立により前記補助遊技を終了させる補助遊技実行手段と、
前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて、当たり図柄および特定図柄を含む複数種類の図柄のうち、いずれかの図柄を決定する図柄決定手段と、
決定された図柄を図柄表示部に表示する図柄表示手段と、
前記図柄表示部に前記当たり図柄が表示された場合に、大入賞口が開放される有利遊技を実行する有利遊技実行手段と、
前記有利遊技が実行された場合、または、前記特定図柄が前記図柄表示部に表示された場合に、遊技状態を前記入賞容易状態に設定可能な状態設定手段と、
所定の前記入賞容易状態において、予め設定された終了条件が成立すると、前記入賞容易状態を終了させる状態変更手段と、
を備え、
前記終了条件には、
前記補助遊技の実行有無の決定回数もしくは実行回数が所定回数に達した場合に成立可能な第1終了条件と、
前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて前記図柄が決定された場合、もしくは、前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて前記当たり図柄が決定された場合に成立可能な第2終了条件と、
前記補助遊技において前記可変始動口への遊技球の入球が検出された場合に成立可能な第3終了条件と、
が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、新たな遊技性の実現により遊技の興趣を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。
遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。
遊技盤の部分拡大図である。
遊技機のブロック図である。
メインCPUが用いるメモリ領域のアドレスマップである。
小当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。
リーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。
リーチモード決定乱数判定テーブルを説明する図である。
変動パターン乱数判定テーブルを説明する図である。
変動時間決定テーブルを説明する図である。
特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する図である。
大入賞口の開閉態様および可動部材による特定領域の開閉態様を説明する図である。
遊技状態設定テーブルを説明する図である。
(a)は普図当たり決定乱数判定テーブルを説明する図であり、(b)は非時短遊技状態用普通図柄決定乱数判定テーブルを説明する図であり、(c)は第1時短遊技状態用普通図柄決定乱数判定テーブルを説明する図であり、(d)は第2時短遊技状態用普通図柄決定乱数判定テーブルを説明する図である。
(a)は普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、(b)は開閉制御パターンテーブルを説明する図である。
実施形態に係る遊技性を説明する図である。
特2消化ゾーンAで小当たりに3回当選した場合の状態遷移を説明する図である。
特2消化ゾーンAで小当たりに2回当選した場合の状態遷移を説明する図である。
特2消化ゾーンAで小当たりに当選しなかった場合の状態遷移を説明する図である。
特2消化ゾーンBで小当たりに当選しなかった場合の状態遷移を説明する図である。
遊技機状態フラグを説明する図である。
主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第1のフローチャートである。
主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第2のフローチャートである。
主制御基板におけるサブコマンド群セット処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における電源断時退避処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における設定関連処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるスイッチ管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板におけるゲート通過処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における第1始動口通過処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における第2始動口通過処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄乱数取得処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特定領域通過処理を説明するフローチャートである。
特別遊技管理フェーズを説明する図である。
主制御基板における特別遊技管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄変動番号決定処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における回数切り管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における状態変更処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
普通遊技管理フェーズを説明する図である。
主制御基板における普通遊技管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普図回数切り管理処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
主制御基板における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
本発明の実施形態の理解を容易にするため、まず、遊技機の機械的構成および電気的構成を簡単に説明し、その後、各基板における具体的な処理を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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