TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025036594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024229620,2020112250
出願日
2024-12-26,2020-06-30
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社三洋物産
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】所定表示手段における表示が好適に行われるようにすること。
【解決手段】遊技領域には遊技球が入球可能な各種入球部が設けられている。主側MPU82は各種入球部に入球した遊技球の個数を計測しており、その計測結果に基づいてベース値を算出する。算出されたベース値は主側RAM84に記憶されることとなるが、当該主側RAM84には算出されたタイミングが異なる複数種類のベース値が記憶される。これら複数種類のベース値は、主制御基板81に搭載された第1~第4報知用表示装置にて表示継続期間が経過する毎に所定の順序で切り換え表示される。この場合に、第1~第4報知用表示装置にてチェック表示が終了した後は、当該チェック表示が開始される直前において表示対象となっていた種類のベース値の表示が再開されるとともに、当該種類のベース値の表示は再開されてから表示継続期間が経過するまで実行される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
表示対象情報を複数記憶する表示対象記憶手段と、
当該表示対象記憶手段に記憶された複数の前記表示対象情報のそれぞれに対応する表示が順次実行されるように所定表示手段を制御し、所定の表示継続期間が経過したことに基づいて表示対象となる前記表示対象情報の種類を変更する所定表示制御手段と、
を備え、
前記所定表示制御手段は、前記表示対象情報に対応する表示が行われない所定状況が終了した場合、当該所定状況が開始される直前に表示対象となっていた種類の前記表示対象情報から表示が実行されるようにするものであって、当該種類の前記表示対象情報に対応する表示が、前記所定状況が開始された場合における残りの前記所定の表示継続期間に関係なく前記所定の表示継続期間に亘って実行されるようにする表示再開手段を備えていることを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 6,000 文字)
【背景技術】
【0002】
遊技機の一種として、パチンコ機やスロットマシン等が知られている。これらの遊技機では、所定の抽選条件が成立したことに基づいて内部抽選が行われ、当該内部抽選の結果に応じて遊技者に特典が付与される構成が知られている。
【0003】
パチンコ機について具体的には、遊技領域に設けられた入球部に遊技球が入球したことに基づく内部抽選にて当選結果となることで特別遊技状態に移行する構成や、所定の入球部に遊技球が入球したことに基づき特別遊技状態に移行する構成が知られている。そして、特別遊技状態に移行した場合には、例えば遊技領域に設けられた入球装置の開閉が開始され、当該入球装置への入球に基づき遊技球が払い出されるようになっている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-005447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記例示等のような遊技機においては、所定表示手段における表示が好適に行われるようにする必要があり、この点について未だ改良の余地がある。
【0006】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、所定表示手段における表示が好適に行われるようにすることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく請求項1記載の発明は、表示対象情報を複数記憶する表示対象記憶手段と、
当該表示対象記憶手段に記憶された複数の前記表示対象情報のそれぞれに対応する表示が順次実行されるように所定表示手段を制御し、所定の表示継続期間が経過したことに基づいて表示対象となる前記表示対象情報の種類を変更する所定表示制御手段と、
を備え、
前記所定表示制御手段は、前記表示対象情報に対応する表示が行われない所定状況が終了した場合、当該所定状況が開始される直前に表示対象となっていた種類の前記表示対象情報から表示が実行されるようにするものであって、当該種類の前記表示対象情報に対応する表示が、前記所定状況が開始された場合における残りの前記所定の表示継続期間に関係なく前記所定の表示継続期間に亘って実行されるようにする表示再開手段を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、所定表示手段における表示が好適に行われるようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態におけるパチンコ機を示す斜視図である。
パチンコ機の主要な構成を分解して示す斜視図である。
遊技盤の構成を示す正面図である。
(a),(b)遊技回が実行される場合における図柄表示装置の表示内容を説明するための説明図である。
(a)~(j)各図柄列にて変動表示される主図柄及び副図柄を説明するための説明図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
各種カウンタ及び各種記憶エリアの内容を説明するための説明図である。
サポートモードの内容を説明するための説明図である。
(a)低確率時の第1当否テーブルを説明するための説明図であり、(b)低確率時の第2当否テーブルを説明するための説明図であり、(c)高確率時の当否テーブルを説明するための説明図である。
(a)第1特図用の大当たり振分テーブルを説明するための説明図であり、(b)第2特図用の大当たり振分テーブルを説明するための説明図であり、(c)第1特図用の時短振分テーブルを説明するための説明図であり、(d)第2特図用の時短振分テーブルを説明するための説明図である。
(a)各大当たり結果の内容を説明するための説明図であり、(b)各時短結果及び天井時短の内容を説明するための説明図である。
(a)~(e)時短結果又は天井時短によって時短状態が設定される様子を示すタイムチャートである。
主側MPUにおけるメイン処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおけるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける普図普電制御処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける普図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける普図確定中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図特電制御処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける保留情報の取得処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける変動表示期間の特定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図確定中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特電終了処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける高確率状態カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける時短結果用の設定処理を示すフローチャートである。
特図表示部の停止結果及び図柄表示装置の停止結果を説明するための説明図である。
(a)通常遊技状態又は時短状態の最終遊技回であって第1保留情報を契機とした遊技回において第1時短結果となった場合における第1特図表示部及び図柄表示装置の停止結果を説明するための説明図であり、(b)高確率状態又は時短状態の最終遊技回以外の遊技回であって第1保留情報を契機とした遊技回において第1時短結果となった場合における第1特図表示部及び図柄表示装置の停止結果を説明するための説明図であり、(c)第1保留情報を契機とした遊技回において外れ結果となった場合における第1特図表示部及び図柄表示装置の停止結果を説明するための説明図である。
音光側MPUにおける変動パターンの決定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける天井カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける時短状態カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
(a)~(e)特図確定中処理における処理の実行順序を説明するためのタイムチャートである。
主側MPUにおける変動選択状態カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
(a)~(f)リーチ高頻度状態と天井時短を契機とした時短状態との実行タイミングの関係を説明するためのタイムチャートである。
第2の実施形態において主側MPUにて実行される特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図確定中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける時短結果用の設定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける天井カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
第3の実施形態における各種カウンタ及び各種記憶エリアの内容を説明するための説明図である。
主側MPUにおける特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図確定中処理を示すフローチャートである。
第4の実施形態において主側MPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける設定値更新処理を示すフローチャートである。
第5の実施形態において主側MPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
第6の実施形態における遊技盤の正面図である。
(a)非誘導状態における特別入賞装置の縦断面図であり、(b)誘導状態における特別入賞装置の縦断面図である。
振分入賞装置の内部構成を説明するための縦断面図である。
各種カウンタ及び各種記憶エリアの内容を説明するための説明図である。
(a)第1当否テーブルを説明するための説明図であり、(b)第2当否テーブルを説明するための説明図であり、(c)大当たり振分テーブルを説明するための説明図であり、(d)時短振分テーブルを説明するための説明図であり、(e)小当たり振分テーブルを説明するための説明図であり、(f)各小当たり結果の内容を説明するための説明図である。
主側MPUにおける特図特電制御処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける保留情報の取得処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図確定中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特電終了処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける停電監視処理を示すフローチャートである。
第7の実施形態において主側MPUにて実行される特図確定中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける変動表示期間の特定処理を示すフローチャートである。
第8の実施形態において主側MPUにて実行される時短状態カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
第9の実施形態において主側MPUにて実行される時短結果用の設定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける天井カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
(a)~(g)時短状態において時短結果又は天井時短が発生した場合におけるその後の遊技状態を説明するためのタイムチャートである。
第10の実施形態における遊技盤の正面図である。
各種カウンタ及び各種記憶エリアの内容を説明するための説明図である。
主側MPUにおける第1特図特電制御処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける第2特図特電制御処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける変動表示期間の特定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける特図確定中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける時短状態の終了判定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける時短結果用の設定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける天井カウンタの減算処理を示すフローチャートである。
音光側MPUにおける左打ち報知処理を示すフローチャートである。
(a)~(f)時短状態における終了対応の遊技回が第1保留情報を実行対象として実行される様子を示すタイムチャートである。
第11の実施形態において主側MPUにて実行される変動表示期間の特定処理を示すフローチャートである。
第12の実施形態において主側MPUにて実行される変動表示期間の特定処理を示すフローチャートである。
第13の実施形態における主制御装置の正面図である。
主側ROMにおけるプログラム及びデータの設定態様を説明するための説明図である。
主側RAMにおける各エリアの設定態様を説明するための説明図である。
特定制御用のワークエリアに設けられた各種記憶エリア及び非特定制御用のワークエリアに設けられた各種記憶エリアを説明するための説明図である。
主側MPUから音光側MPUにコマンドを送信するための電気的な構成を説明するための説明図である。
(a)~(d)コマンドが送信される様子を示すタイムチャートである。
主側MPUにおけるメイン処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける設定確認用処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける設定値更新処理を示すフローチャートである。
設定値更新処理又は設定確認用処理が実行されている状況において停電時処理が実行された場合に、その後の動作電力の供給の再開に際してメイン処理にて実行される処理の内容を説明するための説明図である。
主側MPUにおける第1管理用処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける初期設定処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける断線短絡処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける第1タイマ割込み処理を示すフローチャートである。
遊技領域を流下した遊技球の排出に関する構成を説明するための説明図である。
主側MPUに検知センサの検知結果が入力されるようにする構成を説明するための説明図である。
主側MPUにおける入球検知処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける保留情報の取得処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける不正検知用処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける情報クリア処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける不正検知実行処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける普電制御処理を示すフローチャートである。
(a)主側MPUにおける特電開始処理を示すフローチャートであり、(b)主側MPUにおける特電開放中処理を示すフローチャートであり、(c)主側MPUにおける特電閉鎖中処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける磁気監視処理を示すフローチャートである。
主側MPUにおける不正対応処理を示すフローチャートである。
(a)~(h)第2作動口検知センサを例に挙げて入賞監視が行われる様子を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)の第1の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はパチンコ機10の斜視図、図2はパチンコ機10の主要な構成を分解して示す斜視図である。なお、図2では便宜上、遊技領域内の構成を省略している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る