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公開番号2024178733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097103
出願日2023-06-13
発明の名称レピュテーション提供装置、レピュテーション提供方法、及びプログラム
出願人日本電信電話株式会社,国立大学法人東京科学大学
代理人弁理士法人ITOH,個人,個人,個人
主分類G06Q 30/0282 20230101AFI20241218BHJP(計算;計数)
要約【課題】本開示は、これから商品を購入又サービスの提供を受けようとするユーザに対するレピュテーションの信頼性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本開示は、通信端末に対して、商品の販売者又はサービスの提供者に対するレピュテーションを提供するレピュテーション提供装置3であって、前記通信端末から、商品の所定の販売者又はサービスの所定の提供者に対する時系列の評価を示す時系列評価画面120の要求を受信する受信部と、前記通信端末に対して、前記時系列評価画面120のデータを送信する送信部と、を有するレピュテーション提供装置3である。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
通信端末に対して、商品の販売者又はサービスの提供者に対するレピュテーションを提供するレピュテーション提供装置であって、
前記通信端末から、商品の所定の販売者又はサービスの所定の提供者に対する時系列の評価を示す時系列評価画面の要求を受信する受信部と、
前記通信端末に対して、前記時系列評価画面のデータを送信する送信部と、
を有するレピュテーション提供装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記時系列評価画面には、当該時系列評価画面の生成日から前における前記所定の販売者又は前記所定の提供者の取引期間において、所定期間毎に、前記所定の販売者又は前記所定の提供者の評価値が含まれる、請求項1に記載のレピュテーション提供装置。
【請求項3】
前記時系列評価画面には、当該時系列評価画面の生成日から前における前記取引期間において、前記所定期間毎に、一定範囲の販売者又は提供者の評価値の平均値が含まれる、請求項2に記載のレピュテーション提供装置。
【請求項4】
前記時系列評価画面には、当該時系列評価画面の生成日から前における前記取引期間において、前記所定期間毎に、各所定期間から前の取引期間における前記所定の販売者又は前記所定の提供者の評価値の平均値が含まれる、請求項2に記載のレピュテーション提供装置。
【請求項5】
前記時系列評価画面には、前記所定の販売者又は前記所定の提供者の評価値の平均値に対する注意喚起部分を示す注意喚起情報が含まれる、請求項2に記載のレピュテーション提供装置。
【請求項6】
通信端末に対して、商品の販売者又はサービスの提供者に対するレピュテーションを提供するレピュテーション提供装置が実行するレピュテーション提供方法であって、
前記レピュテーション提供装置は、
前記通信端末から、商品の所定の販売者又はサービスの所定の提供者に対する時系列の評価を示す時系列評価画面の要求を受信する受信処理と、
前記通信端末に対して、前記時系列評価画面のデータを送信する送信処理と、
を実行するレピュテーション提供方法。
【請求項7】
コンピュータに、請求項6に記載の方法を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、EC(Electronic Commerce)サイト等におけるレビューや評価数等により示されるレピュテーション(評判)の提供方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ECサイトを利用して、商品又はサービスを提供する企業が急激に増加している。また、ECサイトでは、既に購入又は使用したレビュワーによるレビューや星の評価数等により提示されるレピュテーション(評判)も提供されている。これにより、これから商品の購入又サービスの提供を受けようとするユーザは、レピュテーションを参考にして、商品の販売者又はサービスの提供者を決めることができる。
【0003】
ところが、不誠実なレビュワーが、意図的に商品の販売者又はサービスの提供者の評価を下げることがあり得る。逆に、不誠実なレビュワーが、意図的に商品の販売者又はサービスの提供者の評価を上げることもあり得る。そのため、不誠実なレビュワーによる評価を抑制するための技術として、EigenTrustなどが知られている(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Sepandar D. Kamvar, Mario T. Schlosser, and Hector Garcia-Molina. 2003. The Eigentrust algorithm for reputation management in P2P networks. In Proceedings of the 12th international conference on World Wide Web (WWW '03). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, 640-651.<https://doi.org/10.1145/775152.775242>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、新たに登場する不誠実なレビュワーを特定することが困難であるため、不誠実なレビュワーへの対策が不十分である。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、新たに登場する不誠実なレビュワーへの対策を行うことで、これから商品を購入又サービスの提供を受けようとするユーザに対するレピュテーションの信頼性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、通信端末に対して、商品の販売者又はサービスの提供者に対するレピュテーションを提供するレピュテーション提供装置であって、前記通信端末から、商品の所定の販売者又はサービスの所定の提供者に対する時系列の評価を示す時系列評価画面の要求を受信する受信部と、前記通信端末に対して、前記時系列評価画面のデータを送信する送信部と、を有するレピュテーション提供装置である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明によれば、レピュテーション提供装置が、時系列の評価結果を提供することで、レピュテーションの信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る通信システムの全体構成図である。
レピュテーション提供装置の電気的なハードウェア構成図である。
レビュワー端末及びユーザ端末の電気的なハードウェア構成図である。
通信システムの各機能構成図である。
レビューの登録処理を示すシーケンス図である。
レピュテーション画面及び時系列評価画面を表示する処理を示すシーケンス図である。
ECサイトにおける本実施形態のレピュテーション(評価)画面を示す図である。
時系列評価画面の生成処理を示すフローチャートである。
時系列評価画面を示す図である。
時系列評価画面の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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