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公開番号2025012445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115290
出願日2023-07-13
発明の名称トレーニング支援装置、トレーニング支援方法及びトレーニング支援プログラム
出願人日本電信電話株式会社,公立大学法人名桜大学
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類A63B 69/00 20060101AFI20250117BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】外部環境の刺激に対してユーザが身体を動かし始める時点を習得するトレーニングを支援する。
【解決手段】ユーザが提示された刺激に応答して身体を動かすトレーニングを、ユーザに音を提示することによって支援するトレーニング支援装置は、保持部と、決定部と、提示部と、を備える。保持部は、ユーザがトレーニングに応じた刺激の提示を受けて身体を動かす判断を行い、実際に身体を動かし始めるまでの間の時間の内、判断から身体を動かし始めるまでの時間である個人差時間を保持する。決定部は、保持された個人差時間に基づいて、ユーザに対して音を提示する時間である音提示時間を決定する。提示部は、ユーザに対して、トレーニングに応じた刺激を提示させると共に、刺激の提示を開始してから決定した音提示時間の間、音を提示させる。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが提示された刺激に応答して身体を動かすトレーニングを、ユーザに音を提示することによって支援するトレーニング支援装置であって、
前記ユーザが前記トレーニングに応じた前記刺激の提示を受けて身体を動かす判断を行い、実際に身体を動かし始めるまでの間の時間の内、前記判断から前記身体を動かし始めるまでの時間である個人差時間を保持する保持部と、
前記保持された個人差時間に基づいて、前記ユーザに対して前記音を提示する時間である音提示時間を決定する決定部と、
前記ユーザに対して、前記トレーニングに応じた前記刺激を提示させると共に、前記刺激の提示を開始してから前記決定した音提示時間の間、前記音を提示させる提示部と、
を具備する、トレーニング支援装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ユーザの身体の動き始めを検出する検出部と、
前記個人差時間の初期値を取得して前記保持部に保持させる取得部と、
を更に具備し、
前記提示部は、前記刺激を提示すると共に、前記刺激の提示を開始してから規定時間の間、前記音を提示させ、
前記取得部は、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記ユーザが前記刺激の提示を受けてから前記身体を動かし始めるまでの時間である動き始め時間を計測し、
前記計測した動き始め時間と前記規定時間との差分を算出することで、前記個人差時間の初期値を取得する、
請求項1に記載のトレーニング支援装置。
【請求項3】
前記決定部は、前記刺激の提示を受けてから前記身体を動かし始めるまでの間の前記トレーニングに応じた時間である教師時間と、前記個人差時間との差分を、前記音提示時間として決定する、請求項2に記載のトレーニング支援装置。
【請求項4】
規定回数の反復練習後に、前記保持部に保持された前記音提示時間を更新する音更新部を更に具備し、
前記音更新部は、
前記規定回数の反復練習における前記動き始め時間の平均値と前記音提示時間との差分を算出し、算出した前記差分を新たな個人差時間として取得し、
前記教師時間と前記動き始め時間の平均値との差分であるバラツキ時間を算出し、
前記教師時間と、前記新たな個人差時間及び前記バラツキ時間との差分を、新たな音提示時間として算出して、前記算出した新たな音提示時間により前記保持部に保持された前記音提示時間を更新する、
請求項3に記載のトレーニング支援装置。
【請求項5】
前記教師時間と前記計測した動き始め時間との差分に基づいて、前記ユーザの達成度を評価する評価部を更に具備する、請求項4に記載のトレーニング支援装置。
【請求項6】
前記提示部は、前記ユーザに対して、前記刺激を提示させると共に、前記トレーニングに応じた映像を提示させる、請求項1乃至5の何れか1項に記載のトレーニング支援装置。
【請求項7】
プロセッサとメモリとを備え、ユーザが提示された刺激に応答して身体を動かすトレーニングを、ユーザに音を提示することによって支援するトレーニング支援装置が実行する操作支援方法であって、
前記メモリが、前記ユーザが前記トレーニングに応じた前記刺激の提示を受けて身体を動かす判断を行い、実際に身体を動かし始めるまでの間の時間の内、前記判断から前記身体を動かし始めるまでの時間である個人差時間を保持することと、
前記プロセッサが、前記メモリに保持された個人差時間に基づいて、前記ユーザに対して前記音を提示する時間である音提示時間を決定することと、
前記プロセッサが、前記ユーザに対して、前記トレーニングに応じた前記刺激を提示させると共に、前記刺激の提示を開始してから前記決定した音提示時間の間、前記音を提示させることと、
を含む操作支援方法。
【請求項8】
請求項1に記載のトレーニング支援装置の前記決定部及び前記提示部が行う処理を、前記トレーニング支援装置が備えるプロセッサに実行させる操作支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明の一態様は、トレーニング支援装置、トレーニング支援方法及びトレーニング支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
スポーツやエクササイズにおける身体スキル、つまり身体の動かし方を習得するためのトレーニングにおいて、音などでその身体の動かし方の学習を支援するシステムが存在する。例えば、非特許文献1に示されるように、身体を動かした時に、その動きのリズムが良いかどうかを音で提示する器具が知られている。この器具は、ゴルフのクラブスイングの動きが良いのかどうかを、音が鳴る位置で、トレーニングを行うユーザにフィードバックする。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
“理想のインパクトを音でお知らせ!「ダイヤスイング525 TR-525」を使ってみました♪ | Gridge[グリッジ]~ゴルフの楽しさをすべての人に!”,[online]、[令和5年6月19日検索],インターネット<URL:https://gridge.info/article/swing/detail.php?id=6933>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
身体スキルの習得のためには、着眼点(この刺激がきたらこの動きをする)を理解しつつも、身体で直感的に覚えることが必要であり、特には、外部環境の刺激に対して身体を動かし始める時点を習得することが重要となる。
【0005】
しかるに、非特許文献1に開示される器具をはじめとして既存のシステムは、身体を動かした後、ほぼリアルタイムにその良し悪しをフィードバックするものであり、外部環境の刺激に対して身体を動かし始める時点を何時にするのかをトレーニングすることはできない。
【0006】
この発明は上記事情に着目してなされたもので、外部環境の刺激に対してユーザが身体を動かし始める時点を習得するトレーニングを支援する技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためにこの発明の一態様においては、ユーザが提示された刺激に応答して身体を動かすトレーニングを、ユーザに音を提示することによって支援するトレーニング支援装置は、保持部と、決定部と、提示部と、を備える。保持部は、ユーザがトレーニングに応じた刺激の提示を受けて身体を動かす判断を行い、実際に身体を動かし始めるまでの間の時間の内、判断から身体を動かし始めるまでの時間である個人差時間を保持する。決定部は、保持された個人差時間に基づいて、ユーザに対して音を提示する時間である音提示時間を決定する。提示部は、ユーザに対して、トレーニングに応じた刺激を提示させると共に、刺激の提示を開始してから決定した音提示時間の間、音を提示させる。
【発明の効果】
【0008】
すなわちこの発明の一態様によれば、外部環境の刺激に対してユーザが身体を動かし始める時点を習得するトレーニングを支援する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、この発明の第1実施形態に係るトレーニング支援装置を含むトレーニング支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、刺激を受けてから身体の動き終わりまでのユーザの状態の変遷を表す模式図である。
図3は、ユーザの身体スキルに応じた提示音を説明するための図である。
図4は、第1実施形態に係るトレーニング支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図5は、第1実施形態に係るトレーニング支援装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図6は、図5に示したトレーニング支援装置の提示情報保存部の構成例を示すブロック図である。
図7は、図6に示した提示情報保存部のユーザテーブルにおけるユーザ毎のレコードの構成例を示す図である。
図8は、図5に示したトレーニング支援装置の制御部が実行する事前測定処理の処理手順と処理内容の一例を示すフローチャートである。
図9は、音生成アルゴリズムを説明するための図である。
図10は、図5に示したトレーニング支援装置の制御部が実行するトレーニング支援処理の処理手順と処理内容の一例を示すフローチャートである。
図11は、この発明の第2実施形態に係るトレーニング支援装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図12は、図11に示したトレーニング支援装置の制御部が実行するトレーニング支援処理の処理手順と処理内容の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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