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公開番号2024177881
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096265
出願日2023-06-12
発明の名称鉄損推定装置、鉄損推定方法、及び鉄損特性作成方法
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 33/12 20060101AFI20241217BHJP(測定;試験)
要約【課題】数値計算を用いることなく、鉄損の推定を行うこと。
【解決手段】鉄損推定装置1は、電磁鋼板で形成された構造物の鉄損を推定する鉄損推定装置であって、評価対象である構造物の評価断面を分析した分析データから結晶方位に関する特性値を取得する特性値取得部22と、結晶方位に関する特性値と鉄損特性値とが予め関連付けられた鉄損特性情報から、特性値取得部22によって取得された結晶方位に関する特性値に対応する鉄損特性値を取得する鉄損特性値取得部23とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
電磁鋼板で形成された構造物の鉄損を推定する鉄損推定装置であって、
評価対象である前記構造物の評価断面を分析した分析データから結晶方位に関する特性値を取得する特性値取得部と、
結晶方位に関する特性値と鉄損特性値とが予め関連付けられた鉄損特性情報から、前記特性値取得部によって取得された前記結晶方位に関する特性値に対応する前記鉄損特性値を取得する鉄損特性値取得部と
を備える鉄損推定装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記結晶方位に関する特性値は、前記評価断面において局所方位差が所定の閾値以上である領域面積率又は領域体積率である請求項1に記載の鉄損推定装置。
【請求項3】
前記結晶方位に関する特性値は、前記評価断面において局所方位差が閾値以上である領域面積率又は領域体積率であり、前記閾値は、3°未満の値に設定されている請求項1に記載の鉄損推定装置。
【請求項4】
電磁鋼板で形成された構造物の鉄損を推定する鉄損推定方法であって、
評価対象である前記構造物の評価断面を分析した分析データから結晶方位に関する特性値を取得する特性値取得工程と、
結晶方位に関する特性値と鉄損特性値とが予め関連付けられた鉄損特性情報から、前記特性値取得工程において取得された前記結晶方位に関する特性値に対応する前記鉄損特性値を取得する鉄損特性値取得工程と
をコンピュータが実行する鉄損推定方法。
【請求項5】
コンピュータを請求項1から3のいずれかに記載の鉄損推定装置として機能させるためのプログラム。
【請求項6】
電磁鋼板で形成された構造物の鉄損を推定するための鉄損特性情報を作成する鉄損特性作成方法であって、
鉄損特性値が異なる複数の試験片を作成する試験片作成工程と、
各前記試験片の鉄損特性値を測定する鉄損測定工程と、
各前記試験片を切断した評価断面を分析した分析データを取得する分析データ取得工程と、
各前記試験片の前記分析データから結晶方位に関する特性値を取得し、取得した特性値と前記鉄損特性値とを用いて鉄損特性情報を作成する特性作成工程と
を有する鉄損特性作成方法。
【請求項7】
前記結晶方位に関する特性値は、前記評価断面において局所方位差が閾値以上である領域面積率又は領域体積率である請求項6に記載の鉄損特性作成方法。
【請求項8】
前記結晶方位に関する特性値は、前記評価断面において局所方位差が閾値以上である領域面積率又は領域体積率であり、前記閾値は、3°未満の値に設定されている請求項6に記載の鉄損特性作成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、鉄損推定装置、鉄損推定方法、及び鉄損特性作成方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、モータや発電機などの回転電機機械に用いられる電磁鋼板は、所定の形状に加工する際に、打抜き加工が用いられる場合が多い。打抜き加工は他の製造方法と比べコストメリットを有するものの、加工に伴う鉄損増加が生じるという課題がある。打抜き加工による鉄損増加は、打抜き加工時の加工エッジでの塑性変形や残留応力の導入、加工エッジにおける形状変化等を主因としており、これらは打抜き金型のエッジ形状、クリアランスや加工速度等に依存している。
【0003】
打抜き金型のエッジ形状は、量産過程で金型の摩耗等により変化する。そのため製品性能を管理するためには、適切な製造管理が重要である。適切な製造管理を行うための一つの手法として、製品の鉄損特性値を推定し、推定した鉄損特性値に基づく性能評価を行うことが考えられる。
【0004】
例えば、特許文献1には、打抜き加工によって打抜き端面近傍に板厚方向に不均一な分布をもって発生する相当塑性歪分布と残留応力分布を打抜き加工の数値解析に基づいて演算し、演算結果として得られた評価指標を用いて打抜き加工による鉄損増加量を算出する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-193926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されている鉄損増加量の算出手法では、数値計算の入力データとして、可能な限り正確な値を入力することが重要となる。しかしながら、金型のクリアランス等の一部の入力データは容易に得ることができないため、正確な値を入力することが困難である。
【0007】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、数値計算を用いることなく、鉄損の推定を行うことのできる鉄損推定装置、鉄損推定方法、及び鉄損特性作成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様は、電磁鋼板で形成された構造物の鉄損を推定する鉄損推定装置であって、評価対象である前記構造物の評価断面を分析した分析データから結晶方位に関する特性値を取得する特性値取得部と、結晶方位に関する特性値と鉄損特性値とが予め関連付けられた鉄損特性情報から、前記特性値取得部によって取得された前記結晶方位に関する特性値に対応する前記鉄損特性値を取得する鉄損特性値取得部とを備える鉄損推定装置である。
【0009】
本開示の一態様は、電磁鋼板で形成された構造物の鉄損を推定する鉄損推定方法であって、評価対象である前記構造物の評価断面を分析した分析データから結晶方位に関する特性値を取得する特性値取得工程と、結晶方位に関する特性値と鉄損特性値とが予め関連付けられた鉄損特性情報から、前記特性値取得工程において取得された前記結晶方位に関する特性値に対応する前記鉄損特性値を取得する鉄損特性値取得工程とをコンピュータが実行する鉄損推定方法である。
【0010】
本開示の一態様は、コンピュータを上記鉄損推定装置として機能させるためのプログラムである。
(【0011】以降は省略されています)

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