TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024177562
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2024177805,2021092088
出願日2024-10-10,2021-06-01
発明の名称半導体装置
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類H01L 21/338 20060101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】特性を安定化できる半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、第1~第5電極、半導体部材、第1絶縁部材、及び、第1、第2接続部材を含む。半導体部材は、第1半導体領域及び第2半導体領域を含む。第1半導体領域は、Alx1Ga1-x1N(0≦x1<1)を含む。第2半導体領域は、Alx2Ga1-x2N(0<x2<1、x1<x2)を含む。第1接続部材は、第5電極を第1電極と電気的に接続する。第2接続部材は、第4電極を第3電極と電気的に接続する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
第1電極と、
第2電極であって、前記第1電極から前記第2電極への方向は第1方向に沿う、前記第2電極と、
第1電極部分を含む第3電極であって、前記第1電極部分の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第3電極と、
第4電極と、
第1電極領域を含む第5電極と、
第1半導体領域及び第2半導体領域を含む半導体部材であって、
前記第1半導体領域は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含み、前記第1半導体領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域、第5部分領域、第6部分領域及び第7部分領域を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への方向、前記第2部分領域から前記第2電極への方向、及び、前記第3部分領域から前記第1電極部分への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿い、前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置との間にあり、前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にあり、前記第2部分領域から前記第6部分領域への方向は、前記第2方向と交差し、前記第6部分領域から前記第4電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第6部分領域から前記第7部分領域への方向は、前記第2方向と交差する第1交差方向に沿う、前記第1半導体領域と、
前記第2半導体領域は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含み、前記第2半導体領域は、第1半導体部分、第2半導体部分及び第3半導体部分を含み、前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第7部分領域から前記第3半導体部分への方向は、前記第2方向に沿い、前記第3半導体部分は、前記第1電極領域の少なくとも一部と接した、前記半導体部材と、
第1絶縁領域を含む第1絶縁部材であって、前記第1絶縁領域は、前記第2方向において前記第3部分領域と前記第1電極部分との間にあり、前記第1絶縁領域の少なくとも一部は、前記第1方向において前記第4部分領域と前記第5部分領域との間にある、前記第1絶縁部材と、
基体と、
Al
x3
Ga
1-x3
N(0<x3≦1、x2<x3)を含む窒化物部材と、
を備え、
前記第1半導体領域は、前記第2方向において、前記基体と前記第2半導体領域との間にあり、
前記窒化物部材は、第1窒化物領域を含み、
前記第1窒化物領域は、前記第2方向において、前記第3部分領域と前記第1絶縁領域との間に設けられ、
前記第5電極は、第2電極領域を含み、
前記第1半導体領域は、第8部分領域を含み、
前記第7部分領域の前記第1交差方向における位置は、前記第6部分領域の前記第1交差方向における位置と、前記第8部分領域の前記第1交差方向における位置と、の間にあり、
前記第7部分領域の一部は、前記第1交差方向において前記第6部分領域と前記第2電極領域との間にあり、
前記第7部分領域の少なくとも一部は、前記第2電極領域と接し、
前記基体と前記第1窒化物領域との間の前記第2方向に沿う距離は、前記基体と前記第2電極領域との間の前記第2方向に沿う距離と実質的に同じである、半導体装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記第5電極を前記第1電極と電気的に接続する第1接続部材と、
前記第4電極を前記第3電極と電気的に接続する第2接続部材と、
をさらに備えた、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第5電極は、Ni、W、及びTiNよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第5電極は、前記第3半導体部分とショットキー接触する、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第7部分領域は、前記第1交差方向において、前記第6部分領域と、前記第1電極領域の別の一部と、の間にある、請求項1~4のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第5電極は、前記第7部分領域とショットキー接触し、
前記第4電極は、前記第3半導体部分とオーミック接触する、請求項1~5のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第4電極と電気的に接続された第6電極をさらに備え、
前記第1半導体領域は、第9部分領域及び第10部分領域を含み、
前記第8部分領域の前記第1交差方向における位置は、前記第7部分領域の前記第1交差方向における位置と、前記第9部分領域の前記第1交差方向における位置と、の間にあり、
前記第10部分領域の前記第1交差方向における位置は、前記第8部分領域の前記第1交差方向における前記位置と、前記第9部分領域の前記第1交差方向における前記位置と、の間にあり、
前記第9部分領域から前記第6電極への向きは、前記第2方向に沿い、
前記第2半導体領域は、第4半導体部分を含み、
前記第10部分領域から前記第4半導体部分への向きは、前記第2方向に沿う、請求項1~6のいずれか1つに記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、トランジスタなどの半導体装置において、安定した特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-9774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、特性を安定化できる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、第1電極と、第2電極と、第3電極と、第4電極と、第5電極と、半導体部材と、第1絶縁部材と、第1接続部材と、第2接続部材と、を含む。前記第1電極から前記第2電極への方向は第1方向に沿う。前記第3電極は、第1電極部分を含む。前記第1電極部分の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第5電極は、第1電極領域を含む。前記半導体部材は、第1半導体領域及び第2半導体領域を含む。前記第1半導体領域は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。前記第1半導体領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域、第5部分領域、第6部分領域及び第7部分領域を含む。前記第1部分領域から前記第1電極への方向、前記第2部分領域から前記第2電極への方向、及び、前記第3部分領域から前記第1電極部分への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿う。前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置との間にある。前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第2部分領域から前記第6部分領域への方向は、前記第2方向と交差する。前記第6部分領域から前記第4電極への方向は、前記第2方向に沿う。前記第6部分領域から前記第7部分領域への方向は、前記第2方向と交差する第1交差方向に沿う。前記第2半導体領域は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2<1、x1<x2)を含む。前記第2半導体領域は、第1半導体部分、第2半導体部分及び第3半導体部分を含む。前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第7部分領域から前記第3半導体部分への方向は、前記第2方向に沿う。前記第3半導体部分は、前記第1電極領域の少なくとも一部と接する。前記第1絶縁部材は、第1絶縁領域を含む。前記第1絶縁領域は、前記第2方向において前記第3部分領域と前記第1電極部分との間にある。前記第1絶縁領域の少なくとも一部は、前記第1方向において前記第4部分領域と前記第5部分領域との間にある。前記第1接続部材は、前記第5電極を前記第1電極と電気的に接続する。前記第2接続部材は、前記第4電極を前記第3電極と電気的に接続する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する回路図である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置の一部の特性を例示するグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る半導体装置110は、第1電極51、第2電極52、第3電極53、第4電極54、第5電極55、半導体部材10M、及び、第1絶縁部材41を含む。
【0009】
第1電極51から第2電極52への方向は、第1方向D1に沿う。第1方向D1をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をZ軸方向とする。X軸方向及びZ軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
【0010】
第3電極53は、第1電極部分53aを含む。第1電極部分53aの第1方向D1における位置は、第1電極51の第1方向D1における位置と、第2電極52の第1方向D1における位置と、の間にある。例えば、第1方向D1において、第3電極53の少なくとも一部が、第1電極51と第2電極52との間に設けられて良い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社東芝
台車
21日前
株式会社東芝
センサ
7日前
株式会社東芝
固定子
20日前
株式会社東芝
センサ
今日
株式会社東芝
搬送装置
21日前
株式会社東芝
開閉装置
14日前
株式会社東芝
回転電機
21日前
株式会社東芝
光スイッチ
今日
株式会社東芝
光デバイス
28日前
株式会社東芝
直流遮断器
21日前
株式会社東芝
蓋の開閉装置
2日前
株式会社東芝
駆動システム
27日前
株式会社東芝
電力変換装置
14日前
株式会社東芝
電気車制御装置
14日前
株式会社東芝
電動機制御装置
21日前
株式会社東芝
有価物回収方法
14日前
株式会社東芝
潤滑油供給装置
14日前
株式会社東芝
地中箱用アダプタ
28日前
株式会社東芝
画像取得システム
14日前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
今日
株式会社東芝
積雪検出システム
22日前
株式会社東芝
系統安定化システム
15日前
株式会社東芝
電子回路及び計算装置
21日前
株式会社東芝
無線通信装置及び方法
今日
株式会社東芝
エンジニアリングツール
21日前
株式会社東芝
監視装置および監視方法
7日前
株式会社東芝
建築用構造材の据付装置
7日前
株式会社東芝
ウエーハ及び半導体装置
15日前
株式会社東芝
静止誘導電器の接続構造
今日
株式会社東芝
人感装置及び人感システム
14日前
株式会社東芝
蓄熱システム及び蓄熱方法
8日前
株式会社東芝
冷凍サイクル状態検知装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置及びその製造方法
15日前
株式会社東芝
制御装置および電源システム
13日前
株式会社東芝
オーダ処理方法および制御装置
1日前
株式会社東芝
券管理サーバおよび券管理方法
今日
続きを見る