TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024177093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024086370
出願日
2024-05-28
発明の名称
樹脂組成物
出願人
住友化学株式会社
,
ニューライト テクノロジーズ インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
23/00 20060101AFI20241212BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】オレフィン系重合体と熱可塑性ポリエステルとを含みかつ染色性に優れる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】樹脂組成物は、オレフィン系重合体Aと、重合体B-1と、重合体B-2と、を含む。重合体B-1は脂肪族ポリエステル系重合体であり、重合体B-2は示差走査熱量測定法により得られる融解熱量が0~25J/gの範囲内にある芳香族ポリエステル系重合体であり、重合体Aと重合体B-1と重合体B-2との合計100質量部に対して、重合体Aの含有量は64~95質量部であり、重合体B-1の含有量は1~15質量部であり、重合体B-2の含有量は1~35質量部である、。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
オレフィン系重合体Aと、重合体B-1と、重合体B-2と、を含む樹脂組成物であって、
前記重合体B-1は、脂肪族ポリエステル系重合体であり、
前記重合体B-2は、示差走査熱量測定法により得られる融解熱量が0~25J/gの範囲内にある芳香族ポリエステル系重合体であり、
前記重合体Aと前記重合体B-1と前記重合体B-2との合計100質量部に対して、前記重合体Aの含有量は64~95質量部であり、前記重合体B-1の含有量は1~15質量部であり、前記重合体B-2の含有量は1~35質量部である、樹脂組成物。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記重合体B-1は、ポリヒドロキシアルカノエート系重合体である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記重合体B-1は、ポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)系重合体である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記重合体Aと前記重合体B-1と前記重合体B-2の合計100質量部に対して、前記重合体Aの含有量は79~90質量部であり、前記重合体B-1の含有量が1~15質量部であり、前記重合体B-2の含有量は1~20質量部である、請求項1~3のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記重合体Aがプロピレン単独重合体を含む請求項1~3のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
請求項1~3のいずれか一項に記載の樹脂組成物の成形体。
【請求項7】
繊維である、請求項6に記載の成形体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
オレフィン系重合体は、熱可塑性樹脂の中でも、安価で軽量であり、かつ、成形加工性、機械的特性、耐熱性、長期の耐熱劣化などの特性に優れる樹脂である。このため、オレフィン系重合体は、ボトルなどの各種容器、食品用包装材料、容器のキャップ、文具、日用雑貨、カーペットやソファ用の繊維、自動車用内外装材、電気・電子機器部品、ビルや住宅の内装材などの建築材料などに利用されている。近年これらの物品に対して気密性、塗装性、染色性などの改良が要求されることが多い。
【0003】
そこで、これらの要求に答えるための一手段として、特許文献1に記載されるように、ポリエチレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートに代表され、オレフィン系重合体よりも気密性、塗装性、及び染色性に優れる熱可塑性ポリエステルを、オレフィン系重合体に配合する方法が考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-261070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、オレフィン系重合体と熱可塑性ポリエステルは相溶性が悪い。したがって、十分溶融混練したオレフィン系重合体及び熱可塑性ポリエステルを含む組成物に対して分散染料により染色加工を施しても、オレフィン系重合体と熱可塑性ポリエステルの相分離に起因して組成物を効率よく染色することが困難であるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、オレフィン系重合体と熱可塑性ポリエステルとを含みかつ染色性に優れる樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]オレフィン系重合体Aと、重合体B-1と、重合体B-2と、を含む樹脂組成物であって、
前記重合体B-1は脂肪族ポリエステル系重合体であり、
前記重合体B-2は示差走査熱量測定法により得られる融解熱量が0~25J/gの範囲内にある芳香族ポリエステル系重合体であり、
前記重合体Aと前記重合体B-1と前記重合体B-2との合計100質量部に対して、前記重合体Aの含有量は64~95質量部であり、前記重合体B-1の含有量は1~15質量部であり、前記重合体B-2の含有量は1~35質量部である、樹脂組成物。
[2]前記重合体B-1は、ポリヒドロキシアルカノエート系重合体である、[1]に記載の樹脂組成物。
[2]前記重合体B-1は、ポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)系重合体である、[1]に記載の樹脂組成物。
[4]前記重合体Aと前記重合体B-1と前記重合体B-2の合計100質量部に対して、前記重合体Aの含有量は79~90質量部であり、前記重合体B-1の含有量が1~15質量部であり、前記重合体B-2の含有量は1~20質量部である、[1]~[3]のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
[5]前記重合体Aがプロピレン単独重合体を含む[1]~[4]のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
[6]:[1]~[5]のいずれか一項に記載の樹脂組成物の成形体。
[7]繊維である、[6]に記載の成形体。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オレフィン系重合体と熱可塑性ポリエステルとを含みかつ染色性に優れる樹脂組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0010】
本発明にかかる樹脂組成物は、オレフィン系重合体Aと、重合体B-1と、重合体B-2とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東ソー株式会社
ゴム組成物
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
11日前
ユニチカ株式会社
ビスマレイミド
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
18日前
花王株式会社
樹脂組成物
11日前
愛知電機株式会社
加熱処理設備
1か月前
アイカ工業株式会社
光硬化性樹脂組成物
1か月前
富士フイルム株式会社
組成物
1か月前
株式会社大阪ソーダ
熱可塑性材料用組成物
11日前
株式会社クラレ
水性エマルジョン及び接着剤
21日前
東亞合成株式会社
硬化性組成物
12日前
東レ株式会社
プリプレグおよびその製造方法。
12日前
東レ株式会社
二軸配向ポリプロピレンフィルム
1か月前
東洋紡株式会社
熱収縮性ポリエステル系フィルム
1か月前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物およびタイヤ
1か月前
サンエス護謨工業株式会社
プラスチックフィルム
14日前
ユニマテック株式会社
アクリルゴム組成物
13日前
株式会社カネカ
メタクリル樹脂組成物
1か月前
株式会社信日康
抗菌樹脂、抗菌繊維及びその加工物
28日前
理研ビタミン株式会社
ポリプロピレン系樹脂組成物
5日前
信越ポリマー株式会社
アロイ樹脂組成物
1か月前
DIC株式会社
樹脂組成物
1か月前
株式会社ENEOS NUC
難燃性樹脂組成物
1か月前
日本化薬株式会社
硬化性樹脂組成物およびその硬化物
1か月前
ZACROS株式会社
樹脂組成物
1か月前
UBE株式会社
エマルジョン組成物
26日前
栗田工業株式会社
解重合性共重合ポリマー
1か月前
ダイキン工業株式会社
耐油剤組成物
12日前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物
1か月前
日本化薬株式会社
電解質膜及びそれを用いた水電解装置
14日前
栗田工業株式会社
解重合性共重合ポリマー
1か月前
UBE株式会社
エマルジョン組成物
26日前
栗田工業株式会社
解重合性共重合ポリマー
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
18日前
住友化学株式会社
変性樹脂の製造方法
18日前
続きを見る
他の特許を見る