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公開番号2024176912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095782
出願日2023-06-09
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 17/18 20060101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約【課題】スコアマップからのピーク位置の検出を高速化する。
【解決手段】スコアマップからピーク位置を検出する情報処理装置。注目位置がピーク位置を示すか否かを判定する。注目位置におけるスコアと、注目位置の周りの所定サイズの領域に含まれる第1の位置におけるスコアとの関係に基づいて、新たな注目位置を選択する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
スコアマップからピーク位置を検出する情報処理装置であって、
注目位置がピーク位置を示すか否かを判定する判定手段と、
前記注目位置におけるスコアと、前記注目位置の周りの所定サイズの領域に含まれる第1の位置におけるスコアとの関係に基づいて、新たな注目位置を選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記選択手段は、前記注目位置におけるスコアが前記第1の位置におけるスコア以下であると判定されると、前記第1の位置を前記新たな注目位置として選択することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の位置は、前記注目位置よりも前記スコアマップの主走査方向の下流に位置することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択手段は、前記注目位置におけるスコアが前記第1の位置におけるスコアより大きいと判定されると、前記第1の位置とは異なる第2の位置を前記新たな注目位置として選択することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の位置は、前記注目位置よりも前記スコアマップの主走査方向の下流に位置し、前記第2の位置は、前記第1の位置よりも前記スコアマップの主走査方向の下流に位置することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判定手段は、前記選択手段によって前記注目位置として選択されなかった位置を、ピーク位置を示さないと判定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判定手段は、前記注目位置がピーク位置を示すか否かを判定基準に従って判定し、
前記判定基準は、前記注目位置におけるスコアと、前記注目位置の周りの前記所定サイズの領域に含まれる各位置におけるスコアとが、所定の関係を満たすことである、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記所定の関係は、前記注目位置におけるスコアと、前記所定サイズの領域に含まれる前記第1の位置におけるスコアとの間の第1の関係を含み、
前記選択手段は、前記注目位置におけるスコアと前記第1の位置におけるスコアとが前記第1の関係を満たさないと判定されると、前記第1の位置を新たな注目位置として選択することを特徴とする、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記選択手段は、前記注目位置におけるスコアと前記第1の位置におけるスコアとが前記第1の関係を満たすと判定されると、前記第1の位置とは異なる第2の位置を前記新たな注目位置として選択することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1の関係は、前記注目位置におけるスコアが前記第1の位置におけるスコアよりも大きいことであることを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、特にニューラルネットワークを用いて生成されるスコアマップからピーク位置を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理の分野においては、スコアマップからピーク位置を検出する処理が用いられることがある。例えば、CNNに代表される階層的な演算手法(深層学習技術に基づくパターン認識手法)が、物体の変動に対して頑健な物体検出手法として注目されている。頑健な物体検出を行うために、CNNの最終層が出力したスコアマップのピーク位置を抽出することがある。このスコアマップは、各位置についてのスコアを示すことができる。また、このスコアは、例えば対応する位置に物体が存在する尤度を示すことができる。この場合、抽出されたピーク位置は、物体の位置の推定結果を示すことができる。
【0003】
特許文献1及び非特許文献1は、スコアマップからピーク位置を検出する方法を開示している。特許文献1は、注目画素の値が全ての周辺画素の値よりも大きいか、又は周辺画素の値のうち最も大きい値と等しいと判定された場合に、この注目画素をピーク画素として抽出する方法を提案している。また、非特許文献1は、色ヒストグラムと類似尺度の上限とを利用して照合する領域を減らすことにより、ピーク点を高速に探索する方法を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-221241号公報
【非特許文献】
【0005】
電子情報通信学会論文 D-II Vol. J81-D-II No.9 pp.2035-2042
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、スコアマップのサイズは大きくなる傾向にある。このため、ピーク位置を検出する処理の高速化が求められている。
【0007】
特許文献1の方法によれば、全ての注目画素に対してピーク画素か否かを判定する処理が行われる。このため、特許文献1の方法が必要とする処理時間は比較的長い。特許文献1の方法では、特に、スコアマップにピーク点が多く存在する場合に処理を高速化することが難しい。また、非特許文献1の方法では、予め指定された画像との類似度に基づいて処理の一部がスキップされる。このように、非特許文献1の方法では、類似画像を予め用意する必要があるため、適用可能なケースが限られる。特に、非特許文献1の方法は、機械学習を用いた認識処理には適していない。
【0008】
本発明は、スコアマップからのピーク位置の検出を高速化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
スコアマップからピーク位置を検出する情報処理装置であって、
注目位置がピーク位置を示すか否かを判定する判定手段と、
前記注目位置におけるスコアと、前記注目位置の周りの所定サイズの領域に含まれる第1の位置におけるスコアとの関係に基づいて、新たな注目位置を選択する選択手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0010】
スコアマップからのピーク位置の検出を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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