TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024175424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093206
出願日
2023-06-06
発明の名称
ボールねじの状態判定装置及び状態判定方法
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01M
13/028 20190101AFI20241211BHJP(測定;試験)
要約
【課題】耐ノイズ性を向上させることができるボールねじの状態判定装置及び状態判定方法を提供すること。
【解決手段】ボールねじの作動時において振動センサ21により取得された振動信号に基づき、ボールねじのナット位置と、当該ナット位置に応じて変化する周波数-振動レベル特性との関係を示す振動情報を生成する振動情報生成部201と、第1期間において取得した振動信号に基づき生成される第1振動情報、及び、第1期間よりも後の第2期間において取得した第2振動情報に基づき、ボールねじの状態判定処理を実行する判定部202と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ボールねじの作動時において振動センサにより取得された振動信号に基づき、前記ボールねじのナット位置と、当該ナット位置に応じて変化する周波数-振動レベル特性との関係を示す振動情報を生成する振動情報生成部と、
第1期間において取得した振動信号に基づき生成される第1振動情報、及び、前記第1期間よりも後の第2期間において取得した第2振動情報に基づき、前記ボールねじの状態判定処理を実行する判定部と、
を備える、
ボールねじの状態判定装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記振動情報生成部は、
前記第1期間において取得した複数の第1振動情報の平均化処理を実行する、
請求項1に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項3】
前記振動情報生成部は、
前記第1期間において取得した振動信号の周期的振動成分を除去した第1振動情報を生成する、
請求項1に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項4】
前記振動情報生成部は、
前記第1期間において取得した複数の第1振動情報の平均化処理を実行する、
請求項3に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項5】
前記振動情報生成部は、
前記第2期間において取得した複数の第2振動情報の平均化処理を実行する、
請求項4に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項6】
前記振動情報生成部は、
前記第2期間において取得した振動信号の周期的振動成分を除去した第2振動情報を生成する、
請求項5に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項7】
前記第2振動情報に前記第1振動情報を乗じた第3振動情報を算出する処理部をさらに備える、
請求項1から6の何れか一項に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項8】
前記判定部は、
前記第3振動情報の統計値に基づき、前記ボールねじの損耗度合いを判定する、
請求項7に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項9】
前記第1振動情報に対する前記第2振動情報の一致度を算出する処理部をさらに備える、
請求項1から6の何れか一項に記載のボールねじの状態判定装置。
【請求項10】
前記判定部は、
前記一致度に基づき、前記ボールねじの損耗度合いを判定する、
請求項9に記載のボールねじの状態判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールねじの状態判定装置及び状態判定方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ボールねじなどの転がり直動装置において、転動体の移動に伴う軌道面の変形や転動体の摩耗による予圧低下が生じた場合、振動強度が低下し作動状態の検査精度が低下することが記載されている。従来、特定の周波数帯域の振動信号の振動値を監視して、ボールねじに付与された予圧の低下を検出する技術が開示されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-198398号公報
国際公開第2020/090479号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2では、10Hzから10kHzまでの低周波数帯域における振動信号の振動値を監視することが記載されている。しかしながら、10Hzから10kHzまでの低周波数帯域は、ボールねじが用いられる生産現場等で生じるノイズ成分の影響を排除し難く、適用が困難である。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、耐ノイズ性を向上させることができるボールねじの状態判定装置及び状態判定方法を提供すること、を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係るボールねじの状態判定装置は、ボールねじの作動時において振動センサにより取得された振動信号に基づき、前記ボールねじのナット位置と、当該ナット位置に応じて変化する周波数-振動レベル特性との関係を示す振動情報を生成する振動情報生成部と、第1期間において取得した振動信号に基づき生成される第1振動情報、及び、前記第1期間よりも後の第2期間において取得した第2振動情報に基づき、前記ボールねじの状態判定処理を実行する判定部と、を備える。
【0007】
上記構成では、ボールねじの状態判定を実施する第2期間において取得された振動信号に基づき生成された第2振動情報に対し、正常に予圧が付与された状態であるものとして想定される第1期間において取得した振動信号に基づき生成した第1振動情報を適用することにより、耐ノイズ性を向上することができる。
【0008】
ボールねじの状態判定装置の望ましい態様として、前記振動情報生成部は、前記第1期間において取得した複数の第1振動情報の平均化処理を実行することが好ましい。
【0009】
これにより、非定常連続スペクトルが除去された第1振動情報が得られる。
【0010】
ボールねじの状態判定装置の望ましい態様として、前記振動情報生成部は、前記第1期間において取得した振動信号の周期的振動成分を除去した第1振動情報を生成することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精工株式会社
直動装置
1か月前
日本精工株式会社
ボールねじ
1か月前
日本精工株式会社
転がり軸受
23日前
日本精工株式会社
転がり軸受
8日前
日本精工株式会社
転がり軸受
22日前
日本精工株式会社
転がり軸受
21日前
日本精工株式会社
円筒ころ軸受
15日前
日本精工株式会社
ボールねじ装置
1日前
日本精工株式会社
シール付き玉軸受
1か月前
日本精工株式会社
ハブユニット軸受
1日前
日本精工株式会社
逆入力遮断クラッチ
14日前
日本精工株式会社
逆入力遮断クラッチ
3日前
日本精工株式会社
駆動回路及びモータ
2日前
日本精工株式会社
ハブユニット軸受の製造方法
15日前
日本精工株式会社
転がり軸受及びアクチュエータ
14日前
日本精工株式会社
実験支援システムおよび制御方法
16日前
日本精工株式会社
歯車伝達機構および直動アクチュエータ
8日前
日本精工株式会社
軸受の状態監視方法、および状態監視装置
15日前
日本精工株式会社
ボールねじの状態判定装置及び状態判定方法
2日前
日本精工株式会社
装置の状態監視システム、および状態監視方法
22日前
日本精工株式会社
転がり軸受、転がり軸受の製造方法、及び軸受装置
23日前
日本精工株式会社
制御信号生成装置、制御システム及び制御信号生成方法
9日前
日本精工株式会社
ホイールナット緩み検出システム及び該検出システムを備えるハブユニット軸受
1か月前
日本精工株式会社
ホイールナット緩み検出システム及び該検出システムを備えるハブユニット軸受、並びに車軸管式懸架装置
21日前
日本精工株式会社
ホイールナット緩み検出システム及び該検出システムを備えるハブユニット軸受、並びに車軸管式懸架装置
21日前
日本精工株式会社
リング状部材の製造方法、軸受の製造方法、機械部品の製造方法、車両の製造方法、機械装置の製造方法、リング状部材、軸受要素、軸受、機械装置、及び車両
17日前
個人
積算巻尺
16日前
個人
地震予測システム
24日前
個人
水準器
1日前
丸一株式会社
試験用継手
14日前
個人
電波反射強度向上方法
15日前
日本精機株式会社
検出装置
29日前
株式会社小野測器
測定器
1か月前
大和製衡株式会社
組合せ秤
15日前
三菱電機株式会社
レーダ装置
21日前
アズビル株式会社
圧力センサ
14日前
続きを見る
他の特許を見る