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公開番号
2025098749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215099
出願日
2023-12-20
発明の名称
観察装置
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
23/90 20230101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】対象物を簡便に多方向から観察することができる観察装置を提供すること。
【解決手段】観察装置1は、対象物Tを先端Eで保持する管状のキャピラリ20と、キャピラリ20の基端Bを保持し、中心軸線42a回りに回転する回転軸部材42と、中心軸線42aと直交する直交方向に回転軸部材42を移動させる駆動装置50と、キャピラリ20の先端Eに保持されている対象物Tの画像を撮像する撮像部60と、を備える。駆動装置50は、回転軸部材42が中心軸線42a回りに回転している場合に、中心軸線42aと平行な平行軸線Ap上にキャピラリ20の先端Eが位置するように回転軸部材42を直交方向に移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を先端で保持する管状のキャピラリと、
前記キャピラリの基端を保持し、中心軸線回りに回転する回転軸部材と、
前記中心軸線と直交する直交方向に前記回転軸部材を移動させる駆動装置と、
前記キャピラリの先端に保持されている前記対象物の画像を撮像する撮像部と、を備え、
前記駆動装置は、
前記回転軸部材が前記中心軸線回りに回転している場合に、
前記中心軸線と平行な平行軸線上に前記キャピラリの先端が位置するように前記回転軸部材を前記直交方向に移動させる、
観察装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記駆動装置は、
前記回転軸部材が前記中心軸線回りに回転している場合に、
前記回転軸部材の前記中心軸線回りの回転と同期させて、前記回転軸部材を前記平行軸線回りに回転移動させる、
請求項1に記載の観察装置。
【請求項3】
前記撮像部は、
第1方向に沿って前記対象物の画像を撮像する第1撮像部と、
前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記対象物の画像を撮像する第2撮像部と、を備え、
前記第1撮像部および前記第2撮像部は、前記回転軸部材が前記中心軸線回りに回転しているときの前記キャピラリの先端の画像を撮像可能であり、
前記駆動装置が前記回転軸部材を移動させるときの前記回転軸部材の移動方向は、前記第1撮像部および前記第2撮像部によって撮像された画像に基づいて導出される前記キャピラリの先端の移動方向および移動量を用いて定められる、
請求項1に記載の観察装置。
【請求項4】
前記第1方向および前記第2方向は、前記中心軸線に対して垂直である、
請求項3に記載の観察装置。
【請求項5】
前記第1方向および前記第2方向は、前記中心軸線を含む平面と平行である、
請求項3に記載の観察装置。
【請求項6】
前記撮像部は、ピントがあっている部位が互いに異なる複数の前記対象物の画像を撮像し、
前記撮像部によって撮像された複数の前記対象物の画像において前記ピントが合っている部位が合成された全焦点画像を生成する画像処理部をさらに備える、
請求項1に記載の観察装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、観察装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対象物を観察する観察装置の一例として、微小粒子を収容する長尺状の観察容器を支持する支持台、および、観察容器に収容された微小粒子を撮像する撮像部を備える微小粒子計測装置が開示されている。撮像部は、観察容器の径方向外側に配置される。撮像部の撮像結果に基づいて観察容器に収容された微小粒子が観察される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/181803号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の微小粒子計測装置(観察装置)においては、観察容器の延びる方向に撮像部を配置することが困難である。また、観察容器に収容された微小粒子(対象物)の姿勢を変更することができない。よって、対象物を観察する方向は制限される。一方で、対象物を簡便に多方向から観察し、対象物の立体形状を同定したいとの要望がある。
【0005】
本開示は、対象物を簡便に多方向から観察することができる観察装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る観察装置は、対象物を先端で保持する管状のキャピラリと、前記キャピラリの基端を保持し、中心軸線回りに回転する回転軸部材と、前記中心軸線と直交する直交方向に前記回転軸部材を移動させる駆動装置と、前記キャピラリの先端に保持されている前記対象物の画像を撮像する撮像部と、を備え、前記駆動装置は、前記回転軸部材が前記中心軸線回りに回転している場合に、前記中心軸線と平行な平行軸線上に前記キャピラリの先端が位置するように前記回転軸部材を前記直交方向に移動させる。
【0007】
これによれば、回転軸部材が中心軸線回りに回転している場合に、平行軸線上にキャピラリの先端が位置するように回転軸部材が直交方向に移動する。これにより、対象物が平行軸線上に位置するとともに、姿勢が変化する。したがって、観察装置は、対象物を簡便に多方向から観察することができる。
【0008】
本開示の一態様に係る観察装置において、駆動装置は、前記回転軸部材が前記中心軸線回りに回転している場合に、前記回転軸部材の前記中心軸線回りの回転と同期させて、前記回転軸部材を前記平行軸線回りに回転移動させる。
【0009】
これによれば、キャピラリの先端が平行軸線上に位置した状態で、キャピラリの先端および対象物が平行軸線回りに回転することで、対象物の姿勢が変化する。したがって、観察装置は、対象物をより簡便に多方向から観察することができる。
【0010】
本開示の一態様に係る観察装置において、撮像部は、第1方向に沿って前記対象物の画像を撮像する第1撮像部と、前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記対象物の画像を撮像する第2撮像部と、を備え、前記第1撮像部および前記第2撮像部は、前記回転軸部材が前記中心軸線回りに回転しているときの前記キャピラリの先端の画像を撮像可能であり、前記駆動装置が前記回転軸部材を移動させるときの前記回転軸部材の移動方向は、前記第1撮像部および前記第2撮像部によって撮像された画像に基づいて導出される前記キャピラリの先端の移動方向および移動量を用いて定められる。
(【0011】以降は省略されています)
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