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公開番号
2025112344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006500
出願日
2024-01-19
発明の名称
ボールジョイント
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F16C
11/06 20060101AFI20250725BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】トルクの伝達の遅れを抑制できるボールジョイントを提供すること。
【解決手段】ボールジョイントは、球状の表面を有する球状頭部を備えるボールスタッドと、球状頭部が回転できるように球状頭部を保持するブラケットと、ボールスタッドの軸線である第1軸線に対して直交し且つ球状頭部の中心を通る軸線である第2軸線上に位置し、ボールスタッドとブラケットの間のトルクを伝達するボールと、を備える。球状頭部は、ボールが嵌まる溝を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
球状の表面を有する球状頭部を備えるボールスタッドと、
前記球状頭部が回転できるように前記球状頭部を保持するブラケットと、
前記ボールスタッドの軸線である第1軸線に対して直交し且つ前記球状頭部の中心を通る軸線である第2軸線上に位置し、前記ボールスタッドと前記ブラケットの間のトルクを伝達するボールと、
を備え、
前記球状頭部は、前記ボールが嵌まる溝を備える
ボールジョイント。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記ブラケットは、前記第2軸線と平行な方向に貫通する孔を備える
請求項1に記載のボールジョイント。
【請求項3】
前記ブラケットは、前記孔の内部に位置し前記ボールに接するボール押え部材を備える
請求項2に記載のボールジョイント。
【請求項4】
前記ボール押え部材は、前記ボールが嵌まる凹部を備え、
前記第1軸線に対して直交し且つ前記第2軸線を含む断面で、前記凹部の表面は、前記ボールに対する接線である第3接線、及び前記ボールに対する接線であって且つ前記第3接線と角度をなす第4接線を描く
請求項3に記載のボールジョイント。
【請求項5】
前記ボール押え部材は、前記ボールが嵌まる凹部を備え、
前記第1軸線に対して直交し且つ前記第2軸線を含む断面で、前記凹部の表面は、前記ボールの半径よりも大きい曲率半径を有する円弧を描く
請求項3に記載のボールジョイント。
【請求項6】
前記第1軸線及び前記第2軸線を含む断面で、前記溝の表面は、前記球状頭部の中心を中心とする円弧を描く
請求項1から5のいずれか1項に記載のボールジョイント。
【請求項7】
前記第1軸線に対して直交し且つ前記第2軸線を含む断面で、前記溝の表面は、前記ボールの半径以下である曲率半径を有する円弧を描く
請求項1から5のいずれか1項に記載のボールジョイント。
【請求項8】
前記第1軸線に対して直交し且つ前記第2軸線を含む断面で、前記溝の表面は、前記ボールに対する接線である第1接線、及び前記ボールに対する接線であって且つ前記第1接線と角度をなす第2接線を描く
請求項1から5のいずれか1項に記載のボールジョイント。
【請求項9】
前記第1軸線に対して直交し且つ前記第2軸線を含む断面で、前記溝の表面は、前記ボールの半径よりも大きい曲率半径を有する円弧を描く
請求項1から5のいずれか1項に記載のボールジョイント。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールジョイントに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
構造物に制振ダンパーを設置する際に、ボールジョイントが用いられることがある。特許文献1には、慣性質量ダンパーのようなトルク伝達により作動する形式の制震ダンパーに用いられるボールジョイントの一例が記載されている。特許文献1のボールジョイントの回転規制機構は、球状頭部に形成された係合穴と、係合穴に挿入される規制ボルトと、を備えている。規制ボルトによって球状頭部の揺動を許容しつつ、ダンパー軸線周りの回転が規制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-31822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のボールジョイントでは、係合穴と規制ボルトとの間に隙間を設ける必要がある。このため、トルクを伝達する時に遅れが生じることがある。
【0005】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、トルクの伝達の遅れを抑制できるボールジョイントを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本開示の一態様に係るボールジョイントは、球状の表面を有する球状頭部を備えるボールスタッドと、前記球状頭部が回転できるように前記球状頭部を保持するブラケットと、前記ボールスタッドの軸線である第1軸線に対して直交し且つ前記球状頭部の中心を通る軸線である第2軸線上に位置し、前記ボールスタッドと前記ブラケットの間のトルクを伝達するボールと、を備え、前記球状頭部は、前記ボールが嵌まる溝を備える。
【0007】
これにより、第1軸線を中心とした円周方向における溝とボールとの間の隙間を限りなく小さくすることが可能になる。又は、第1軸線を中心とした円周方向における溝とボールとの間の隙間をなくすことが可能になる。第1軸線を中心とした円周方向における溝とボールとの間の隙間がない場合、ボールに予圧が加わることになる。このように、ボールジョイントによれば、第1軸線を中心とした円周方向における溝とボールとの間の隙間が小さくなる又はなくなる。したがって、ボールジョイントは、トルクの伝達の遅れを抑制できる、又はトルクの伝達の遅れをなくすことができる。
【0008】
ボールジョイントの望ましい態様として、前記ブラケットは、前記第2軸線と平行な方向に貫通する孔を備える。
【0009】
これにより、孔を介してボールを溝に入れることが可能である。このため、ボールを溝に配置する作業が容易になる。
【0010】
ボールジョイントの望ましい態様として、前記ブラケットは、前記孔の内部に位置し前記ボールに接するボール押え部材を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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