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公開番号2025112510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006769
出願日2024-01-19
発明の名称ボールねじ
出願人日本精工株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類F16H 25/24 20060101AFI20250725BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】封止機構の部品共通化が可能であり、かつ、低コストで組立精度の高いボールねじを提供する。
【解決手段】ねじ軸20の外周面と、ナット30の内周面との間を封止する封止機構40は、ねじ軸20の外径より大きな内径を有する貫通孔43を備え、ナット30の軸方向一端部に形成された円形凹部33に嵌合固定されるシール基台41と、ねじ軸20の外周面の軸直角断面形状と相似の内周縁形状のリップ部47を有し、薄板状に形成されて、シール基台41の軸方向側面41aにタッピングネジ51により固定される薄型接触シール42と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外周面に螺旋状の外周ねじ溝が形成されたねじ軸と、
内周面に螺旋状の内周ねじ溝が形成されたナットと、
前記ねじ軸の外周ねじ溝と前記ナットの内周ねじ溝とで形成されるボール転走部上を転動する複数のボールと、
前記ナットの少なくとも軸方向一端部に設けられ、前記ねじ軸の外周面と前記ナットの内周面との間を封止する封止機構と、
を備えるボールねじであって、
前記封止機構は、
前記ねじ軸の外径より大きな内径を有する貫通孔を備え、前記ナットの少なくとも軸方向一端部に形成された凹部に嵌合固定されるシール基台と、
前記ねじ軸の外周面の軸直角断面形状と相似の内周縁形状のリップ部を有し、薄板状に形成されて、前記シール基台の軸方向側面にタッピングネジにより固定される薄型接触シールと、
を備えるボールねじ。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記ナットは、前記ナットの外周面から前記凹部に径方向に貫通するねじ下穴を有し、
前記シール基台は、前記ねじ下穴に螺合するタッピングネジにより前記ナットに固定される、
請求項1に記載のボールねじ。
【請求項3】
前記ナットは、前記凹部の軸方向外側に前記凹部の内径より大きな内径を有する環状溝をさらに備え、
前記環状溝には、止め輪が配置され、
前記シール基台は、前記止め輪によって軸方向内側に付勢されることにより前記ナットに固定される、
請求項1に記載のボールねじ。
【請求項4】
前記薄型接触シールの厚さは、0.5~2.0mmである、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のボールねじ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ねじ軸とナットとの間の隙間を封止する封止機構を備えるボールねじに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ボールねじは、外周面に螺旋状の外周ねじ溝が形成されたねじ軸と、内周面に螺旋状の内周ねじ溝が形成されたナットと、外周ねじ溝と内周ねじ溝とで形成されるボール転走部に転動自在に配置された複数のボールと、を備え、ねじ軸とナットとの相対回転運動を直線運動に変換する。ボールねじに封入されている潤滑剤が漏れたり、外部から塵埃や摩耗粉などの異物がナット内に侵入したりすると、円滑な運動が阻害される虞がある。一般的に、ボールねじに封入された潤滑剤の漏れを防止すると共に、外部からの異物の侵入を防止するため、ねじ軸とナットとの間の隙間を封止する封止機構が知られている。
【0003】
特許文献1には、薄型接触式シールの外縁部に1個以上の切り欠き又はスリットを設け、環状溝と連通するシール導入溝を介して薄型接触式シールの外縁部を環状溝に嵌め込んでナットに取り付け、ナットのネジ穴にビスで固定するようにしたボールねじが開示されている。
【0004】
特許文献2には、ナット及びシール部材に径方向穴を形成し、先端にすり割りのあるアンカーをナット及びシール部材の両径方向穴に挿入した後、ピン部材をアンカー内に通してすり割りを押し広げてシール部材をナットに固定するようにしたボールねじのシール部材固定構造が開示されている。
【0005】
また、特許文献3には、シール、シールキャップの環状部及び内向きフランジ部のそれぞれに3つずつの貫通孔を位相合わせして設けるとともに、ナットに位相合わせした3か所の平面部を設け、シールが固定されたシールキャップをナットに嵌合して平面部にねじ固定するようにしたボールねじが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4062970号公報
特開2003-301921号公報
特開2012-193825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載のボールねじによると、シールを固定するため、ナットに軸方向に沿ってタップ穴を加工する必要があり、ナットの製造コストが高くなってしまう課題がある。また、ねじ軸とシールとの位相合わせの方法が記載されていない。
【0008】
また、特許文献2に記載のボールねじは、シールが肉厚であるため、内周面形状をねじ軸の軸直角断面形状と相似形状にすると、3次元の複雑な螺旋形状となり、高価な削り加工が必要となる。また、リードが異なるねじ軸のシールは、ねじ軸のリード毎に合わせて高価な削り加工が必要となり、製作費が嵩む。
【0009】
また、特許文献3に記載のボールねじは、シールとねじ軸の位相合わせ状態が、シールの3つの貫通ねじ穴、シールキャップの径方向及び軸方向それぞれ3つの貫通ねじ穴、及びナットの3つの平面部の加工精度により決まるため、それぞれ精度の高い加工が要求されて製作費が嵩む問題がある。また、シールとねじ軸との組立精度(位相)は、部品の加工精度で一義的に決定され、現物に合わせて最適状態に調整することができない。
【0010】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、封止機構の部品共通化が可能であり、かつ、低コストで組立精度の高いボールねじを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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