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公開番号2024170330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2024160553,2023176852
出願日2024-09-18,2023-03-22
発明の名称端末、情報処理装置、端末の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/64 20130101AFI20241129BHJP(計算;計数)
要約【課題】デジタルウォレットから提供されるコンテンツの真正性を担保する端末を提供する。
【解決手段】端末は、本人確認手段と、記憶手段と、を備える。本人確認手段は、身分証明書から得られる生体情報と、デジタルウォレットを開設する開設者の生体情報と、を用いてデジタルウォレットを開設する開設者の本人確認を行う。記憶手段は、本人確認に成功した場合、身分証明書から得られる生体情報又はデジタルウォレットを開設する開設者の生体情報を、デジタルウォレット名義人の生体情報として記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の複数のデジタルコンテンツと前記利用者の生体情報に関する電子証明書を記憶する記憶部と、
前記複数のデジタルコンテンツに含まれる1以上のデジタルコンテンツと前記生体情報に関する電子証明書を情報処理装置へ送信する送信部と、を備える
端末。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記生体情報に関する電子証明書は外部装置から取得する
請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記生体情報に関する電子証明書は、前記利用者の前記デジタルコンテンツに含まれる第1の生体情報と前記利用者の第2の生体情報とを用いた本人確認が成功した場合に、外部装置から取得する
請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記記憶部は、前記利用者の前記デジタルコンテンツに含まれる第1の基本情報と前記生体情報に関する電子証明書に含まれる第2の基本情報が一致する場合に、前記生体情報に関する電子証明書を記憶する
請求項3に記載の端末。
【請求項5】
前記記憶部は、前記利用者の前記デジタルコンテンツに含まれる前記第1の生体情報と前記生体情報に関する電子証明書に含まれる第3の生体情報が一致する場合に、前記生体情報に関する電子証明書を記憶する
請求項3に記載の端末。
【請求項6】
前記記憶部は、前記生体情報に関する電子証明書に付与された署名の検証に成功した場合に、前記生体情報に関する電子証明書を記憶する
請求項3に記載の端末。
【請求項7】
前記生体情報に関する電子証明書は、顔VC(Verifiable Credential)を含む
請求項1に記載の端末。
【請求項8】
前記デジタルコンテンツは、前記利用者に関する証明書と電子マネーとチケット情報とクーポン情報のうち少なくとも1つ以上を含む
請求項1に記載の端末。
【請求項9】
前記送信部は、前記情報処理装置からの指示に従って、前記情報処理装置へ送信する前記複数のデジタルコンテンツに含まれる前記1以上のデジタルコンテンツを決定する
請求項1に記載の端末。
【請求項10】
利用者の複数のデジタルコンテンツに含まれる1以上のデジタルコンテンツと前記利用者の生体情報に関する電子証明書を端末から受信する受信部と、
前記受信した生体情報に関する電子証明書に含まれる第1の生体情報と前記利用者の第2の生体情報に基づき、利用者の本人認証をする認証部と、
本人認証が成功した場合には、前記利用者に情報を提供する情報提供部と、を備える
情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末、システム、端末の制御方法及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルウォレットに関する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、ブロックチェーン技術を使用してセキュアな取引を確実にするために、生体技術を使用するためのデバイスおよび方法が開示される、と記載されている。さらに、特許文献1には、従来のブロックチェーンデジタルウォレット、具体的には、ユーザ識別情報を確実に認証することができないブロックチェーンデジタルウォレットにおける少なくともいくつかのセキュリティ関連問題を軽減する、と記載されている。さらに、特許文献1には、生体を使用してブロックチェーンオフラインウォレットを実装するために認証およびデータ保護を使用するための方法および装置を提示する、と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022-508773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
利用者がデジタルウォレットを使用する場合、デジタルウォレットに格納されたデジタルコンテンツ(例えば、学生証等の証明書)が証明書の検証者に提示される。その際、検証者は、提示されるデジタルコンテンツの真正性を確認する。即ち、検証者は、面前の利用者とデジタルウォレットの名義人が一致することを確認する。
【0006】
特許文献1に開示された技術では、生体認証を用いて上記利用者と名義人の検証が行われている。即ち、特許文献1では、利用者がデジタルウォレットを利用する際、生体認証を用いて、サービス利用者とデジタルウォレットの名義人が同一であることの確認が行われる。
【0007】
しかし、利用者がデジタルウォレットを使用する際の生体認証に用いられる生体情報がデジタルウォレットの名義人の生体情報でなければ、検証者は、デジタルウォレットの名義人とは異なる利用者にサービスを提供する可能性がある。即ち、デジタルウォレットの開設時に、他人が名義人を偽って生体情報を登録している場合、検証者は、提供されるデジタルコンテンツ(例えば、学生証等の証明書)の真正性を確認できない。
【0008】
本発明は、デジタルウォレットから提供されるコンテンツの真正性を担保することに寄与する、端末、システム、端末の制御方法及び記憶媒体を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の視点によれば、身分証明書から得られる生体情報と、デジタルウォレットを開設する開設者の生体情報と、を用いて前記デジタルウォレットを開設する開設者の本人確認を行う、本人確認手段と、前記本人確認に成功した場合、前記身分証明書から得られる生体情報又は前記デジタルウォレットを開設する開設者の生体情報を、デジタルウォレット名義人の生体情報として記憶する、記憶手段と、を備える、端末が提供される。
【0010】
本発明の第2の視点によれば、端末と、サービス提供者が利用者にサービスを提供する際に用いられる、事業者端末と、を含み、前記端末は、身分証明書から得られる生体情報と、デジタルウォレットを開設する開設者の生体情報と、を用いて前記デジタルウォレットを開設する開設者の本人確認を行う、本人確認手段と、前記本人確認に成功した場合、前記身分証明書から得られる生体情報又は前記デジタルウォレットを開設する開設者の生体情報を、デジタルウォレット名義人の生体情報として記憶する、記憶手段と、前記デジタルウォレットに格納されたコンテンツと前記デジタルウォレット名義人の生体情報を前記事業者端末に提供する、利用制御手段と、を備える、システムが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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