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公開番号2024167058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2024073376
出願日2024-04-30
発明の名称記録制御システム、システム及びプログラム
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの感情の強さの高まりに応じてデータを適切に記録すること。
【解決手段】記録制御システムは、ユーザを連続的に検出するセンサによって検出された情報の少なくとも一部に基づいて、ユーザの感情の強さを決定する感情決定部と、センサによって検出された情報の少なくとも一部を処理した情報を記録し、感情決定部によって決定されたユーザの感情の強さが閾値を超えたか否かに応じて、記録する情報を切り替える記憶制御部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザを連続的に検出するセンサによって検出された情報の少なくとも一部に基づいて、ユーザの感情の強さを決定する感情決定部と、
前記センサによって検出された情報の少なくとも一部を処理した情報を記録し、前記感情決定部によって決定された前記ユーザの感情の強さが閾値を超えたか否かに応じて、記録する情報を切り替える記憶制御部と
を備える記録制御システム。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記記憶制御部は、
前記感情の強さが閾値を超えた場合に、前記感情の強さが閾値を超えていない場合に比べて、情報量を抑えた情報を記録する
請求項1に記載の記録制御システム。
【請求項3】
前記記憶制御部は、
前記感情の強さが閾値を超えた場合に、記録する情報の種類または容量の少なくとも一方を限定した情報を記録する
請求項2に記載の記録制御システム。
【請求項4】
前記記憶制御部は、
前記感情の強さが閾値を超えたイベントのポイントを示す情報を記録する
請求項2に記載の記録制御システム。
【請求項5】
前記記憶制御部は、
前記感情の強さが閾値を超えた場合に、所定期間内に発生した前記感情の強さが閾値を下回るイベントの情報を記録対象から除外する
請求項1に記載の記録制御システム。
【請求項6】
前記記憶制御部は、
周辺情報、臭い、気温、湿度、位置情報、天候、周囲の人数、周囲の人の表情、周囲の人の感情のいずれかを含む情報を記録する
請求項1に記載の記録制御システム。
【請求項7】
前記記憶制御部は、
前記感情の強さが閾値を下回る場合に、前記感情の強さが閾値を超える場合に比べて、情報量を抑えた情報を記録する
請求項1に記載の記録制御システム。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一つに記載の記録制御システムと、
前記記憶制御部によって記録された情報を受信するサーバと
を備えるシステム。
【請求項9】
ユーザを連続的に検出するセンサによって検出された情報の少なくとも一部に基づいて、ユーザの感情の強さを決定することと、
前記センサによって検出された情報の少なくとも一部を処理した情報を記録し、前記ユーザの感情の強さが閾値を超えたか否かに応じて、記録する情報を切り替えることと
を含むプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録制御システム、システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザと通話相手との会話を学習してユーザの問いかけに対する通話相手の返答を返答テーブルに蓄積する端末が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-253389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザの感情の強さの高まりに応じてデータを適切に記録することができない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様においては、ユーザを連続的に検出するセンサによって検出された情報の少なくとも一部に基づいて、ユーザの感情の強さを決定する感情決定部と、前記センサによって検出された情報の少なくとも一部を処理した情報を記録し、前記感情決定部によって決定された前記ユーザの感情の強さが閾値を超えたか否かに応じて、記録する情報を切り替える記憶制御部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本実施形態に係るシステム5の一例を概略的に示す図である。
図2は、ロボット100の機能構成を概略的に示す図である。
図3は、ロボット100による動作フローの一例を概略的に示す図である。
図4は、ロボット及びサーバとして機能するコンピュータのハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。
図5は、複数の感情がマッピングされる感情マップを示す図である。
図6は、感情マップの他の例を示す図である。
図7は、感情テーブルの一例を示す図である。
図8は、感情テーブルの一例を示す図である。
図9は、その他の実施形態に係るぬいぐるみの外観図である。
図10は、その他の実施形態に係るぬいぐるみの背面正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、本実施形態に係るシステム5の一例を概略的に示す。システム5は、ロボット100、ロボット101、ロボット102、及びサーバ300を備える。ユーザ10a、ユーザ10b、ユーザ10c、及びユーザ10dは、ロボット100のユーザである。ユーザ11a、ユーザ11b及びユーザ11cは、ロボット101のユーザである。ユーザ12a及びユーザ12bは、ロボット102のユーザである。なお、本実施形態の説明において、ユーザ10a、ユーザ10b、ユーザ10c、及びユーザ10dを、ユーザ10と総称する場合がある。また、ユーザ11a、ユーザ11b及びユーザ11cを、ユーザ11と総称する場合がある。また、ユーザ12a及びユーザ12bを、ユーザ12と総称する場合がある。ロボット101及びロボット102は、ロボット100と略同一の機能を有する。そのため、ロボット100の機能を主として取り上げてシステム5を説明する。
【0009】
ロボットの外観は、ロボット100及びロボット101のように人の姿を模したものであってもよいし、ロボット102のようにぬいぐるみであってもよい。ロボット102は、外観がぬいぐるみであることにより、特に子供から親しみを持たれやすいと考えられる。
【0010】
ロボット100は、ユーザ10と会話を行ったり、ユーザ10に映像を提供したりする。このとき、ロボット100は、通信網20を介して通信可能なサーバ300等と連携して、ユーザ10との会話や、ユーザ10への映像等の提供を行う。例えば、ロボット100は、自身で適切な会話を学習するだけでなく、サーバ300と連携して、ユーザ10とより適切に会話を進められるように学習を行う。また、ロボット100は、撮影したユーザ10の映像データ等をサーバ300に記録させ、必要に応じて映像データ等をサーバ300に要求して、ユーザ10に提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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