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公開番号
2024164252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024148466,2023069789
出願日
2024-08-30,2020-04-30
発明の名称
サーマルブリッジを有するエアロゾル発生デバイス
出願人
ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/40 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】ケーシングに熱を伝導することにより、エアロゾル発生デバイスが熱を放散させる能力を更に向上させることができるエアロゾル発生デバイスを提供する。
【解決手段】エアロゾル発生デバイスは、エアロゾル基材が、エアロゾルを発生させるように加熱されるために挿入可能である加熱チャンバ102を有する。加熱チャンバ102は、ケーシング110内に収容され、及びアパーチャ103であって、それを通して、例えば加熱チャンバ102の開放端114を通してエアロゾル基材が加熱チャンバ102に挿入可能である、アパーチャ103が提供される。絶縁体121は、加熱チャンバ102とケーシング110との間に配置され、及びサーマルブリッジ119は、加熱チャンバ102から、例えばアパーチャ103の近傍において又は加熱チャンバ102の開放端114からケーシング110に熱を放散させるために配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生デバイス(100)であって、
エアロゾル基材が、エアロゾルを発生させるように加熱されるために挿入可能である加熱チャンバ(102)と、
前記加熱チャンバ(102)が収容されるケーシング(110)と、
アパーチャ(103)であって、それを通して前記エアロゾル基材が前記加熱チャンバ(102)に挿入可能である、アパーチャ(103)と、
前記加熱チャンバ(102)と前記ケーシング(110)との間に少なくとも部分的に配置された絶縁体(121)と、
前記加熱チャンバ(102)から前記ケーシング(110)に熱を放散させるために配置されたサーマルブリッジ(119;219)と
を含むエアロゾル発生デバイス(100)。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記加熱チャンバ(102)は、前記アパーチャ(103)の近位にある第1端部と、前記加熱チャンバ(102)の前記第1端部と反対側の第2端部とを含み、前記サーマルブリッジ(119;219)は、前記加熱チャンバ(102)の前記第2端部よりも前記加熱チャンバ(102)の前記第1端部の近くに配置される、請求項1に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項3】
前記サーマルブリッジ(119;219)は、前記アパーチャ(103)を少なくとも部分的に画定する、請求項1又は2に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項4】
前記サーマルブリッジ(119;219)は、前記加熱チャンバ(102)と前記アパーチャ(103)との間に少なくとも部分的に配置される、請求項1又は2に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項5】
前記サーマルブリッジ(119、219)は、前記エアロゾル発生デバイス(100)から外側に面する熱放散面を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項6】
前記サーマルブリッジ(119、219)は、前記ケーシング(110)の熱放散壁に面する熱放散面を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項7】
前記熱放散面は、前記ケーシング(110)の前記熱放散壁と直接接触する、請求項6に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項8】
前記サーマルブリッジ(119;219)は、前記加熱チャンバ(102)を内包するように少なくとも部分的に配置される、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項9】
前記サーマルブリッジ(119;219)は、前記加熱チャンバ(102)と接触する、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項10】
前記サーマルブリッジ(119;219)は、第1材料を含み、及び前記絶縁体(121)は、第2材料を含み、前記第1材料は、前記第2材料よりも高い熱伝導率を有する、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サーマルブリッジを有するエアロゾル発生デバイスに関する。サーマルブリッジは、エアロゾル発生デバイスの加熱チャンバからエアロゾル発生デバイスのケーシング又はエアロゾル発生デバイスの外部に熱を放散させることができる。本開示は、特に、限定はされないが、自立型であり且つ低温で動作し得る携帯型エアロゾル発生デバイスに適用可能である。このようなデバイスは、タバコ又は他の好適なエアロゾル化可能材料を燃焼させるのではなく、伝導、対流及び/又は放射によって加熱して、吸入のためのエアロゾルを発生させるように構成され得る。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
(気化器としても知られる)リスク低減デバイス又はリスク修正デバイスの人気及び使用は、シガレット、葉巻、シガリロ及び巻きタバコなどの従来のタバコ製品の喫煙を止めることを望む常習的喫煙者を支援するための補助として、ここ数年で急速に成長している。従来のタバコ製品においてタバコを燃焼させるのとは対照的に、エアロゾル化可能物質を加熱又は加温する様々なデバイス及びシステムが利用可能である。
【0003】
一般に利用可能なリスク低減デバイス又はリスク修正デバイスは、基材加熱式エアロゾル発生デバイス又は加熱非燃焼式デバイスである。このタイプのデバイスは、湿った葉タバコ又は他の好適なエアロゾル化可能材料を典型的に含むエアロゾル基材を典型的には150℃~300℃の範囲の温度に加熱することにより、エアロゾル又は蒸気を発生させる。エアロゾル基材を燃焼させるか又は燃やすのではなく、加熱することにより、使用者が求める成分を含むが、燃焼及び燃やすことによる毒性及び発癌性のある副生成物を含まないエアロゾルが放出される。更に、タバコ又は他のエアロゾル化可能材料を加熱することによって生成されるエアロゾルは、典型的には、使用者にとって不快となり得る、燃焼及び燃やすことに起因する焦げた味又は苦味を含まない。したがって、基材は、煙及び/又は蒸気を使用者にとってより口当たりのよいものにするためにそのような材料に典型的に添加される糖及び他の添加物を必要としない。
【0004】
使用者がデバイスを最初に起動するときと、使用者がエアロゾル基材から所望のエアロゾルを吸引できるときとの間の時間を最小限にするために、エアロゾル基材を、エアロゾルが放出され得る温度まで可能な限り急速に加熱することが望ましい。これは、強力なヒータの使用を伴い、これは、必然的に、エアロゾル発生デバイス全体が高温になる原因となる。更に、使用者は、典型的には、エアロゾル発生デバイスを相当の長時間にわたって使用する場合があり、エアロゾル発生デバイス全体の加熱に伴う問題が悪化する。エアロゾル発生デバイスが高温になり過ぎれば、使用者が手で持つことが不快になる可能性がある。更に悪いことに、使用者が熱により怪我し得るリスクがある場合、エアロゾル発生デバイスは、消費者が使用するのに完全に不適当なものになるであろう。
【0005】
既存のエアロゾル発生デバイスは、加熱チャンバからエアロゾル発生デバイスの外側への熱の伝達を低減することを目的とした絶縁体を含み、効果の程度は、様々である。しかしながら、エアロゾル発生デバイスは、エアロゾル基材を加熱チャンバに挿入する開口部又はアパーチャを有し、エアロゾル基材の加熱中に発生した熱は、この開口部から放射、対流及び/又は伝導によって漏れ出る傾向がある。これは、軽減することが難しく、使用者が使用中に例えばデバイスからエアロゾルを吸引するために自らの口及び唇を開口部に非常に接近させることによって使用されるエアロゾル発生デバイスで特に問題となる可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の態様は、添付の特許請求の範囲に述べられている。
【0007】
本開示の一態様によれば、エアロゾル発生デバイスであって、エアロゾル基材が、エアロゾルを発生させるように加熱されるために挿入可能である加熱チャンバと、加熱チャンバが収容されるケーシングと、アパーチャであって、それを通してエアロゾル基材が加熱チャンバに挿入可能である、アパーチャと、加熱チャンバとケーシングとの間に少なくとも部分的に配置された絶縁体と、加熱チャンバからケーシングに熱を放散させるために配置されたサーマルブリッジとを含むエアロゾル発生デバイスが提供される。
【0008】
サーマルブリッジは、周囲環境に熱を分散させることができるように、加熱チャンバからケーシングの周囲に熱を伝導するための手法を提供し得る。事実上、サーマルブリッジは、ヒートシンクとして機能し得る。しかしながら、ケーシングに熱を伝導することにより、エアロゾル発生デバイスが熱を放散させる能力を更に向上させることができる。
【0009】
任意選択的に、加熱チャンバは、第1端部と第2端部とを含み、第1端部は、第2端部の反対側であり、アパーチャは、加熱チャンバの第1端部の近位に位置し、サーマルブリッジは、加熱チャンバの第2端部よりもアパーチャの近くに配置される。このような構成では、サーマルブリッジは、周囲環境に熱を分散させることができるように、エアロゾル発生デバイスのアパーチャの外面から熱を伝導するための手段を提供し得る。
【0010】
任意選択的に、サーマルブリッジは、アパーチャを少なくとも部分的に画定する。
(【0011】以降は省略されています)
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