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公開番号2024174176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024173067,2021568749
出願日2024-10-02,2020-06-08
発明の名称エアロゾル発生物品用の安定したラッパー
出願人フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A24D 1/02 20060101AFI20241206BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル発生物品(10)で使用されるラッパー(50)を提供する。
【解決手段】紙ラッパーは、低い破断伸び比を有し、またエアロゾル発生基体(20)とともに利用される。エアロゾル発生物品は、ニコチンを含むエアロゾル発生基体と、グリセリンを含む少なくとも10%のエアロゾル形成体とを含む。ラッパーは、エアロゾル発生基体の周りに配置され、かつエアロゾル発生基体と接触している。ラッパーは、2.5以下の横方向/機械方向(CD/MD)の破断時伸び比を有する紙層を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル発生物品であって、
ニコチンと、グリセリンを含むエアロゾル形成体とを含むエアロゾル発生基体であって、前記エアロゾル形成体を前記エアロゾル発生基体の乾燥重量基準で少なくとも10%含む、前記エアロゾル発生基体と、
前記エアロゾル発生基体の周りに配置され、かつ前記エアロゾル発生基体と接触しているラッパーであって、1.8~2.5の横方向/機械方向(CD/MD)の破断時伸び比を有する紙層を備えるラッパーと、を備える、エアロゾル発生物品。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記紙層が、2.2~1.8の範囲内のCD/MDの破断時伸び比を有する、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項3】
前記紙層が、3%~5%の範囲内の横方向(CD)の破断時伸びを有し、かつ前記紙層が、1%~3%の範囲内の機械方向(MD)の破断時伸びを有する、請求項1~2のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項4】
前記紙層が、25g/m
2
~45g/m
2
の範囲内の坪量、および35マイクロメートル~50マイクロメートルの範囲の厚さを有する、請求項1~3のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項5】
前記紙層がPVOHまたはシリコンを含む、請求項1~4のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項6】
前記紙層が、PVOHまたはシリコンを含む表面処理を含む、請求項1~5のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項7】
前記紙層がPVOHを含む、請求項1~6のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項8】
前記紙層がシリコンを含む、請求項1~7のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項9】
前記エアロゾル発生基体がゲル組成物を含む、請求項1~8のいずれかに記載のエアロゾル発生物品。
【請求項10】
前記ゲル組成物がキサンタンガムを含む、請求項9に記載のエアロゾル発生物品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エアロゾル発生物品で使用されるラッパーに関し、紙ラッパーは、低い破断伸び比を有し、またエアロゾル発生基体とともに利用されてもよい。
続きを表示(約 1,300 文字)【0002】
たばこ含有基体などのエアロゾル発生基体が燃焼されるのではなく加熱されるエアロゾル発生物品は、当業界で周知である。典型的に、こうした加熱式エアロゾル発生物品において、エアロゾルは熱源から、物理的に分離されたエアロゾル発生基体または材料への熱の伝達によって発生され、このエアロゾル発生基体または材料は熱源と接触して、または熱源内に、または熱源の周囲に、または熱源の下流に位置してもよい。エアロゾル発生物品の使用中、揮発性化合物は、熱源からの熱伝達によってエアロゾル発生基体から放出され、エアロゾル発生物品を通して引き出された空気中に同伴される。放出された化合物は冷めるにつれて凝縮してエアロゾルを形成する。
【0003】
エアロゾル発生基体を包むために使用される紙は、エアロゾル発生物品を通過する主流煙またはエアロゾル中に見いだされるエアロゾル形成体、水、および他の液体化合物、または紙の周りにある湿気または水分を吸収することができる。吸収された液体は、紙を汚す、または弱くする場合があり、またエアロゾル発生物品の外観および構造完全性に悪影響を及ぼす。加熱式エアロゾル発生物品は、これらの加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体中のエアロゾル形成体の量が高いことに起因して、特に濡れやすく破損しやすい。加熱式エアロゾル発生物品は、エアロゾル構成成分がラッパーによって吸収される際に特に膨張しやすく、加熱装置からの困難な取り外しにつながる。加熱式エアロゾル発生物品は、それらがしっかりと受容されていて、その後加熱装置から取り外される時、特に破断しやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特に高い量の液体またはエアロゾル形成体を含有するエアロゾル発生物品用の、視覚的および機械的に安定した、巻かれたエアロゾル発生基体を提供することが望ましいことになる。
【0005】
エアロゾル発生基体中に含有された水または化合物を吸収することによって膨張しないラッパーを含んだエアロゾル発生物品を提供することが望ましいことになる。
【0006】
エアロゾル発生基体中に含有されたグリース化合物にグリースバリアを提供するラッパーを含んだエアロゾル発生物品を提供することが望ましいことになる。
【0007】
また、このラッパーが、エアロゾル発生物品によって発生したエアロゾルの味覚に影響を及ぼさないことも望ましいことになる。
【0008】
また、このラッパーが、発熱体に近接する場合に、容易に燃焼しないことも望ましいことになる。
【0009】
本発明の目的は、上記に記載の望ましい技術的利点のうちの一つ以上を少なくとも部分的に解決することであってもよい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示によると、ニコチンを含むエアロゾル発生基体と、エアロゾル発生基体の周りに配置されたラッパーとを備えるエアロゾル発生物品が提供されている。ラッパーは、2.5以下のCD/MDの破断時伸び比を有する紙層を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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