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公開番号
2024164071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024135323,2023520824
出願日
2024-08-14,2022-03-02
発明の名称
エアロゾル生成装置の電源ユニット
出願人
日本たばこ産業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
A24F
40/40 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】回路基板上に電子部品が適切に実装されたエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【解決手段】非燃焼式吸引器は、電源BATと、電源BATが接続される正極側バッテリコネクタ222及び負極側バッテリコネクタ224と、エアロゾル源を加熱するヒータHTRが接続されるヒータコネクタCnと、電源BATから供給される電圧を昇圧してヒータHTRへ出力する昇圧DC/DCコンバータ9と、電源BATからヒータHTRへの電力の供給を制御可能に構成されるMCU1と、を備える。非燃焼式吸引器は、レセプタクル搭載基板162とMCU搭載基板とを備え、正極側バッテリコネクタ222、負極側バッテリコネクタ224、及び、昇圧DC/DCコンバータは、MCU搭載基板には実装されず、レセプタクル搭載基板162に実装される。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
電源と、
前記電源が接続される電源コネクタと、
前記電源から供給される電力を消費してエアロゾル源を加熱するヒータが接続されるヒータコネクタと、
前記電源から前記ヒータへの電力の供給を制御可能に構成されるコントローラと、
電子部品が実装される第1回路基板と、
電子部品が実装され、且つ、前記第1回路基板から離間した第2回路基板と、
前記電源から供給される電圧を昇圧して前記ヒータへ出力する昇圧ICと、を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源コネクタ及び前記昇圧ICは、前記第2回路基板には実装されず、前記第1回路基板に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記昇圧ICへ接続されるリアクトルを備え、
前記第1回路基板は、第1面と、前記第1面の裏面である第2面と、を含み、
前記昇圧ICは、前記第1回路基板の前記第1面に実装され、
前記リアクトルは、前記第1回路基板の前記第2面に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1回路基板は、第1面と、前記第1面の裏面である第2面と、を含み、
前記昇圧ICは、前記第1回路基板の前記第1面に実装され、
前記電源コネクタは、前記第1回路基板の前記第2面に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項4】
請求項3に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記昇圧ICへ接続されるリアクトルを備え、
前記リアクトルは、前記第1回路基板の前記第2面に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記ヒータコネクタは、前記第2回路基板には実装されず、前記第1回路基板に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項6】
請求項5に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記昇圧ICへ接続されるリアクトルを備え、
前記第1回路基板は、第1面と、前記第1面の裏面である第2面と、を含み、
前記リアクトル及び前記ヒータコネクタは、前記第1回路基板の前記第2面に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記コントローラは、前記第2回路基板に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
入力された情報を記憶可能な記憶回路を備え、
前記記憶回路は、前記第2回路基板に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
外部電源に電気的に接続可能なレセプタクルを備え、
前記第1回路基板には、前記レセプタクルから供給される電力を前記第2回路基板へ供給する第1供給経路が実装されており、
前記第1供給経路には、過電圧保護ICが設けられている、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
外部電源に電気的に接続可能なレセプタクルを備え、
前記レセプタクルは、前記第1回路基板に実装される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、電力を昇圧及び/又は降圧する電圧変換ICを搭載したエアロゾル生成装置の電源ユニットが記載されている。これらのエアロゾル生成装置の電源ユニットでは、エアロゾルの生成効率を向上させるため、電源電圧を電圧変換ICで変換してからヒータへ供給する。
【0003】
これらのエアロゾル生成装置を高機能化しようとすると、電源ユニットは、回路基板の枚数や、回路基板上の電源電圧の種類が増加する。
【0004】
そこで、例えば、特許文献3には、充電端子及び抵抗器が形成された第1回路基板と、充電IC、MCU、及びスイッチが形成された第2回路基板と、を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国特許出願公開第110547516号明細書
中国特許出願公開第104664605号明細書
日本国特許第6573737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、複数の回路基板を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットにおいて、電子部品を回路基板にどのように実装するかについては十分に検討されてこなかった。
【0007】
本発明は、回路基板上に電子部品が適切に実装されたエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
電源と、
前記電源が接続される電源コネクタと、
前記電源から供給される電力を消費してエアロゾル源を加熱するヒータが接続されるヒータコネクタと、
前記電源から前記ヒータへの電力の供給を制御可能に構成されるコントローラと、
電子部品が実装される第1回路基板と、
電子部品が実装され、且つ、前記第1回路基板から離間した第2回路基板と、
前記電源から供給される電圧を昇圧して前記ヒータへ出力する昇圧ICと、を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源コネクタ及び前記昇圧ICは、前記第2回路基板には実装されず、前記第1回路基板に実装される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、回路基板上に電子部品が適切に実装され、エアロゾル生成装置の電源ユニットの耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
非燃焼式吸引器の斜視図である。
ロッドを装着した状態を示す非燃焼式吸引器の斜視図である。
非燃焼式吸引器の他の斜視図である。
非燃焼式吸引器の分解斜視図である。
非燃焼式吸引器の内部ユニットの斜視図である。
図5の内部ユニットの分解斜視図である。
電源及びシャーシを取り除いた内部ユニットの斜視図である。
電源及びシャーシを取り除いた内部ユニットの他の斜視図である。
非燃焼式吸引器の断面図である。
吸引器の動作モードを説明するための模式図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
スリープモードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
アクティブモードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
加熱初期設定モードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
加熱モードにおけるヒータの加熱時の電気回路の動作を説明するための図である。
加熱モードにおけるヒータの温度検出時の電気回路の動作を説明するための図である。
充電モードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
MCUのリセット(再起動)時の電気回路の動作を説明するための図である。
レセプタクル搭載基板の主面を示す図である。
レセプタクル搭載基板の副面を示す図である。
MCU搭載基板の主面を示す図である。
MCU搭載基板の副面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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