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公開番号2024164169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2024143112,2023134005
出願日2024-08-23,2022-03-04
発明の名称エアロゾル生成装置の電源ユニット
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A24F 40/90 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】小型化や低コスト化を実現可能なエアロゾル生成装置を提供する。
【解決手段】吸引器は、電源BATと、外部電源へ電気的に接続可能なレセプタクルRCPと、MCU1と、レセプタクルRCPへ接続される入力端子VBUSと電源BATへ接続される充電端子batとMCU1へ接続される出力端子SYSとを含み、入力端子VBUSへ入力される電力を変換して充電端子batから出力するように構成される充電IC2と、充電IC2を介さずに電源BATとヒータHTRとを接続する放電経路と、を備え、充電IC2は、電源BATから充電端子batへ入力される電力を出力端子SYSを介してMCU1へ供給可能に構成される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル源を加熱してエアロゾルを生成するエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
電源と、
外部電源へ電気的に接続可能なコネクタと、
第1負荷と、
前記コネクタへ接続される入力端子と前記電源へ接続される充電端子と前記第1負荷へ接続される出力端子とを含み、前記入力端子へ入力される電力を変換して前記充電端子から出力するように構成される充電ICと、
前記充電ICを介さずに前記電源と第2負荷を接続する放電経路と、を備え、
前記充電ICは、前記電源から前記充電端子へ入力される電力を前記出力端子を介して前記第1負荷へ供給可能に構成される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1負荷と前記第2負荷は同時に動作する、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
第1基板と、
前記第1基板とは別体の第2基板と、を備え、
前記充電ICと前記第1負荷は、前記第1基板に設けられ、
前記放電経路は、前記第2基板に設けられる、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1負荷の消費電力は、前記第2負荷の消費電力より少ない、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項5】
請求項4に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第2負荷は、前記エアロゾル生成装置に備えられた負荷の中で、最も多くの電力を消費する、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記放電経路は、前記電源の出力電圧を昇圧して前記第2負荷へ印加可能な昇圧コンバータを含む、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項7】
請求項6に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記放電経路における前記電源と前記昇圧コンバータの間のノードに接続され、且つ、前記ノードから供給される電力によって動作する第3負荷を備える、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項8】
請求項7に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源が接続される電源コネクタと、
第1基板と、
前記第1基板とは別体の第2基板と、を備え、
前記充電ICは、前記第1基板に設けられ、
前記放電経路と前記第3負荷は、前記第2基板に設けられる、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記出力端子と前記第1負荷の間に接続され、一定電圧を出力するように構成される電圧変換器を備える、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項10】
請求項9に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記充電ICは、前記入力端子へ入力される電力を前記出力端子を介して前記第1負荷へ供給可能であり、
前記電圧変換器は、
前記充電端子から入力された電力が前記出力端子から出力される場合、前記充電ICから入力された電圧を昇圧又は降圧して前記一定電圧を出力し、
前記入力端子から入力された電力が前記出力端子から出力される場合、前記充電ICから入力された電圧を降圧して前記一定電圧を出力するように構成される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、USB電源又はバッテリから電圧を受け取ることが可能であり、受け取った電圧を発熱体に供給可能なコンバータを有する蒸発器装置が記載されている。このコンバータは、USB電源からの電圧によるバッテリの充電が可能に構成されている。
【0003】
特許文献2には、一次電源及び一次電源を充電する充電装置を含む一次装置と、一次電源によって充電される二次電源及び二次電源からの給電により発熱する負荷を含む二次装置と、を備える喫煙システムが記載されている。この喫煙システムでは、一次電源から負荷への直接的な給電が可能になっている。
【0004】
特許文献3には、充電器からの電力をタバコのカートリッジの加熱素子に供給可能な電子タバコが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許公開2020/0120991号
国際公開第2018/167817号
日本国特表2015-500647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電源を搭載するエアロゾル生成装置に充電ICを設ける場合、充電ICのPower Path機能を利用して、外部電源や内蔵電源からの電力を、ヒータやコントローラ等の負荷へ供給することが考えられる。しかし、充電ICの出力端子に接続される負荷が増えると、その出力端子から出力される電流が増大することになり、大規模や高コストな充電ICを使用する必要がある。
【0007】
本発明の目的は、小型化や低コスト化を実現することが可能なエアロゾル生成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、エアロゾル源を加熱してエアロゾルを生成するエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、電源と、外部電源へ電気的に接続可能なコネクタと、第1負荷と、前記コネクタへ接続される入力端子と前記電源へ接続される充電端子と前記第1負荷へ接続される出力端子とを含み、前記入力端子へ入力される電力を変換して前記充電端子から出力するように構成される充電ICと、前記充電ICを介さずに前記電源と第2負荷を接続する放電経路と、を備え、前記充電ICは、前記電源から前記充電端子へ入力される電力を前記出力端子を介して前記第1負荷へ供給可能に構成される、ものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型化や低コスト化を実現することが可能なエアロゾル生成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
非燃焼式吸引器の斜視図である。
ロッドを装着した状態を示す非燃焼式吸引器の斜視図である。
非燃焼式吸引器の他の斜視図である。
非燃焼式吸引器の分解斜視図である。
非燃焼式吸引器の内部ユニットの斜視図である。
図5の内部ユニットの分解斜視図である。
電源及びシャーシを取り除いた内部ユニットの斜視図である。
電源及びシャーシを取り除いた内部ユニットの他の斜視図である。
吸引器の動作モードを説明するための模式図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
スリープモードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
アクティブモードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
加熱初期設定モードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
加熱モードにおけるヒータの加熱時の電気回路の動作を説明するための図である。
加熱モードにおけるヒータの温度検出時の電気回路の動作を説明するための図である。
充電モードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
MCUのリセット(再起動)時の電気回路の動作を説明するための図である。
充電ICの内部の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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