TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024166299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024155105,2023520807
出願日2024-09-09,2022-02-25
発明の名称エアロゾル生成装置の電源ユニット
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A24F 40/53 20200101AFI20241121BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】スリープモード時に消費される電力の削減を図ることが可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【解決手段】吸引器100は、電源BATと、電源BATから供給される電力を消費してロッド500を加熱するヒータHTRが接続されるヒータコネクタCnと、電源BATからヒータHTRへの電力の供給を制御可能に構成されるMCU1と、電源BATから生成されるシステム電源電圧Vcc3により動作可能であり、且つ、MCU1とは別体の電子部品であるサーミスタT2~T4と、を備え、且つ、スリープモードで動作可能に構成される。そして、吸引器100がスリープモードで動作している時に、システム電源電圧Vcc3は、サーミスタT2~T4へ供給されない。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
電源と、
前記電源から供給される電力を消費してエアロゾル源を加熱するヒータが接続されるヒータコネクタと、
前記電源から前記ヒータへの電力の供給を制御可能に構成されるコントローラと、
前記電源から生成される第1アクセサリ電圧により動作可能であり、且つ、前記コントローラとは別体の第1電子部品と、
を備え、且つ、スリープモードで動作可能に構成されるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時に、前記第1アクセサリ電圧は、前記第1電子部品へ供給されない、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
オンの時のみ、前記第1電子部品へ前記第1アクセサリ電圧を供給するアクセサリスイッチを更に備え、
前記コントローラは、前記アクセサリスイッチを制御可能に構成され、前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時に前記アクセサリスイッチをオフにする、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1電子部品は、能動素子を含まない、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項4】
請求項3に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1電子部品は、サーミスタを含む、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項5】
請求項4に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
非反転入力端子と反転入力端子と正電源端子とを含んで構成され、且つ、前記非反転入力端子と前記反転入力端子の一方が前記サーミスタへ接続されるオペアンプを更に備え、
前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時にも、前記オペアンプの正電源端子へ電力が供給される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記コントローラは、前記電源から生成されるシステム電圧によって動作可能に構成され、
前記システム電圧は、前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時にも生成される一方、前記第1アクセサリ電圧は、前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時には生成されず、
前記システム電圧により動作する電子部品の数は、前記第1アクセサリ電圧により動作する電子部品の数より多い、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記コントローラは、前記電源から生成されるシステム電圧によって動作可能に構成され、
前記第1アクセサリ電圧は、前記システム電圧から生成される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項8】
請求項7に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1アクセサリ電圧の電圧値は、前記システム電圧の電圧値と等しい、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項9】
請求項8に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
オンの時のみ、前記第1電子部品へ前記第1アクセサリ電圧を供給するアクセサリスイッチと、
前記コントローラへ前記システム電圧を供給するシステム電圧ラインと、
を更に備え、
前記アクセサリスイッチは、前記システム電圧ラインへ接続される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源から生成され且つ前記第1アクセサリ電圧とは異なる第2アクセサリ電圧により動作可能であり、且つ、前記コントローラ及び前記第1電子部品とは別体の第2電子部品を更に備え、
前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時に、前記第2アクセサリ電圧は、前記第2電子部品へ供給されない、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スリープモードでは加熱要素に電源からの出力を送達することができないようにパッケージングした喫煙具が記載されている。また、特許文献2には、スリープモードでは流量センサ20が低頻度の周期で駆動されるようにしたシステムが記載されている。そして、特許文献3には、ライトスリープモードでは、プロセッサのクロックを低下させ、且つ必ずしも必要ではない周辺の電子装置及び任意の他のプロセス(例えばLED)をオフにするようにした電子喫煙デバイス(eシガレット)が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-193649号公報
特開2019-071897号公報
特表2019-526240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザの利便性向上の観点から、エアロゾル生成装置の電源ユニットにおいてスリープモード時に消費される電力の削減が望まれているが、従来技術では、スリープモード時に消費される電力の削減に改善の余地があった。
【0005】
本発明は、スリープモード時に消費される電力の削減を図ることが可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
電源と、
前記電源から供給される電力を消費してエアロゾル源を加熱するヒータが接続されるヒータコネクタと、
前記電源から前記ヒータへの電力の供給を制御可能に構成されるコントローラと、
前記電源から生成される第1アクセサリ電圧により動作可能であり、且つ、前記コントローラとは別体の第1電子部品と、
を備え、且つ、スリープモードで動作可能に構成されるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源ユニットが前記スリープモードで動作している時に、前記第1アクセサリ電圧は、前記第1電子部品へ供給されない、
エアロゾル生成装置の電源ユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、スリープモード時に消費される電力の削減を図ることが可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
非燃焼式吸引器の斜視図である。
ロッドを装着した状態を示す非燃焼式吸引器の斜視図である。
非燃焼式吸引器の他の斜視図である。
非燃焼式吸引器の分解斜視図である。
非燃焼式吸引器の内部ユニットの斜視図である。
図5の内部ユニットの分解斜視図である。
電源及びシャーシを取り除いた内部ユニットの斜視図である。
電源及びシャーシを取り除いた内部ユニットの他の斜視図である。
吸引器の動作モードを説明するための模式図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
内部ユニットの電気回路の概略構成を示す図である。
スリープモードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
アクティブモードにおける電気回路の動作を説明するための図である
加熱初期設定モードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
加熱モードにおけるヒータの加熱時の電気回路の動作を説明するための図である。
加熱モードにおけるヒータの温度検出時の電気回路の動作を説明するための図である。
充電モードにおける電気回路の動作を説明するための図である。
MCUのリセット(再起動)時の電気回路の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明におけるエアロゾル生成装置の一実施形態である吸引システムについて図面を参照しながら説明する。この吸引システムは、本発明の電源ユニットの一実施形態である非燃焼式吸引器100(以下、単に、「吸引器100」ともいう)と、吸引器100によって加熱されるロッド500と、を備える。以下の説明では、吸引器100が、加熱部を着脱不能に収容した構成を例に説明する。しかし、吸引器100に対し加熱部が着脱自在に構成されていてもよい。例えば、ロッド500と加熱部が一体化されたものを、吸引器100に着脱自在に構成したものであってもよい。つまり、エアロゾル生成装置の電源ユニットは、構成要素として加熱部を含まない構成であってもよい。なお、着脱不能とは、想定される用途の限りにおいて、取外しが行えないような態様を指すものとする。または、吸引器100に設けられる誘導加熱用コイルと、ロッド500に内蔵されるサセプタが協働して加熱部を構成してもよい。
【0010】
図1は、吸引器100の全体構成を示す斜視図である。図2は、ロッド500を装着した状態を示す吸引器100の斜視図である。図3は、吸引器100の他の斜視図である。図4は、吸引器100の分解斜視図である。また、以下の説明では、互いに直交する3方向を、便宜上、前後方向、左右方向、上下方向とした、3次元空間の直交座標系を用いて説明する。図中、前方をFr、後方をRr、右側をR、左側をL、上方をU、下方をD、として示す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本たばこ産業株式会社
たばこ製剤
1か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ用の組成物
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ
25日前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
14日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
非燃焼式吸引器
14日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
18日前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
18日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル吸引器
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
7日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
7日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
5日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
今日
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
27日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
5日前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
7日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
今日
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
12日前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式揮発物吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器及び喫煙システム
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置、表示方法、及びプログラム
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
続きを見る