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公開番号
2024144735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2024129868,2022184574
出願日
2024-08-06,2021-12-17
発明の名称
吸引装置、表示方法、及びプログラム
出願人
日本たばこ産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/60 20200101AFI20241003BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】機器が動作を行っている場合の機器の状態及び機器にエラーが発生した場合のエラーが発生した旨を分かり易く表示することにある。
【解決手段】略直方体形状を有する筐体と、筐体の第1の面に設けられ、エアロゾル源を保持する基材が挿入される開口部と、基材を電池からの電力により加熱してエアロゾルを生成する加熱部と、筐体の第1の面に隣接する4つの面のうちの1つである第2の面に設けられ、加熱部により基材を加熱するために操作されるボタンと、自装置の状態を表示するための複数の表示部であって、第2の面において、ボタンよりも開口部の側に、開口部に基材が挿入される方向に略平行に、矩形形状を有する表示部が隣接して一列に配置されることにより全体として矩形形状を有することとなった、複数の表示部と、自装置にエラーが発生した場合に、エラーが発生した旨を複数の表示部に表示するように制御する制御部とを備える、吸引装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
略直方体形状を有する筐体と、
前記筐体の第1の面に設けられ、エアロゾル源を保持する基材が挿入される開口部と、
前記基材を電池からの電力により加熱してエアロゾルを生成する加熱部と、
前記筐体の前記第1の面に隣接する4つの面のうちの1つである第2の面に設けられ、前記加熱部により前記基材を加熱するために操作されるボタンと、
自装置の状態を表示するための複数の表示部であって、前記第2の面において、前記ボタンよりも前記開口部の側に、当該開口部に前記基材が挿入される方向に略平行に、矩形形状を有する表示部が隣接して一列に配置されることにより全体として矩形形状を有することとなった、複数の表示部と、
自装置にエラーが発生した場合に、当該エラーが発生した旨を前記複数の表示部に表示するように制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、自装置が通常動作を行っている場合に、自装置の状態を、前記複数の表示部の一方の端部の表示部から他方の端部の表示部へ順に点灯又は消灯を行う第1の表示態様で表示するように制御し、自装置の温度が予め定められた温度範囲外にあることによる前記エラーが発生した場合に、当該エラーが発生した旨を、当該第1の表示態様とは異なる当該エラーの種別に応じた第2の表示態様で前記複数の表示部に表示するように制御する、吸引装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部を点滅させる表示態様を含む、請求項1に記載の吸引装置。
【請求項3】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部の全部を点滅させる表示態様を含む、請求項2に記載の吸引装置。
【請求項4】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部の一部を点滅させる表示態様を含む、請求項2に記載の吸引装置。
【請求項5】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部を、予め定められた期間点灯させた後、予め定められた期間消灯させる表示態様を含む、請求項1に記載の吸引装置。
【請求項6】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部の全部を、予め定められた期間点灯させた後、予め定められた期間消灯させる表示態様を含む、請求項5に記載の吸引装置。
【請求項7】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部の一部を、予め定められた期間点灯させた後、予め定められた期間消灯させる表示態様を含む、請求項5に記載の吸引装置。
【請求項8】
前記エラーの種別に応じた第2の表示態様は、前記複数の表示部の第1の部分及び第2の部分を点灯させ、当該複数の表示部の第3の部分を消灯させる表示態様を含む、請求項1に記載の吸引装置。
【請求項9】
前記第1の部分は、前記複数の表示部の一方の端部の1つの表示部を含み、
前記第2の部分は、前記複数の表示部の他方の端部の1つの表示部を含む、請求項8に記載の吸引装置。
【請求項10】
前記制御部は、自装置のシステムにおける警告レベルの前記エラーが発生した場合に、当該エラーが発生した旨を、当該エラーの種別に応じた第2の表示態様で前記複数の表示部に表示するように制御する、請求項1に記載の吸引装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸引装置、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通知部が、電源部に生じた不具合に応じてデータに基づき制御部によって生成されたエラー信号を受けた場合に、エラー信号にしたがって例えば光および/または音を出力するエアロゾル生成装置が開示されている。そして、通知部は、例えば、LEDなどの発光装置でよいこと、及び、制御部は、エラー信号によって、通知部を青色と赤色とに交互に点滅させる回数を変えることが記載されている。
【0003】
特許文献2には、制御部が、非通常状態の内容や原因に基づいたエラー信号を生成し、通知部に、エラー信号に応じた通知をさせるエアロゾル生成装置が開示されている。そして、通知部は、例えば、発光ダイオードであり、例えば、電源ユニットの上流端部又は電源ボタンの周方向に沿って設けられてよいこと、及び、制御部は、非通常状態を検知する処理の内容によって、通知部に暖色系統、寒色系統の発光を交互に点滅させる回数を変えることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-68762号公報
特開2020-68690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
機器が動作を行っている場合の機器の状態には、例えば、電池の残量の状態や、電池の充電の状態がある。このような状態を表示する場合、一列に配置された複数の表示部のどの程度まで進んだかによって表示すると分かり易い。
【0006】
また、機器に発生するエラーには、様々な種別がある。機器にエラーが発生した場合にエラーが発生した旨を表示する場合、一列に配置された複数の表示部であれば様々な表示態様で表示できてエラーが発生した旨が分かり易い。
【0007】
機器が動作を行っている場合の機器の状態及び機器にエラーが発生した場合のエラーが発生した旨を表示する複数の表示部が一列に配置されていない構成を採用したのでは、機器の状態及びエラーが発生した旨を分かり易く表示することができない。
【0008】
本発明の目的は、機器が動作を行っている場合の機器の状態及び機器にエラーが発生した場合のエラーが発生した旨を分かり易く表示することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的のもと、本発明は、略直方体形状を有する筐体と、筐体の第1の面に設けられ、エアロゾル源を保持する基材が挿入される開口部と、基材を電池からの電力により加熱してエアロゾルを生成する加熱部と、筐体の第1の面に隣接する4つの面のうちの1つである第2の面に設けられ、加熱部により基材を加熱するために操作されるボタンと、自装置の状態を表示するための複数の表示部であって、第2の面において、ボタンよりも開口部の側に、開口部に基材が挿入される方向に略平行に、矩形形状を有する表示部が隣接して一列に配置されることにより全体として矩形形状を有することとなった、複数の表示部と、自装置にエラーが発生した場合に、エラーが発生した旨を複数の表示部に表示するように制御する制御部とを備え、制御部は、自装置が通常動作を行っている場合に、自装置の状態を、複数の表示部の一方の端部の表示部から他方の端部の表示部へ順に点灯又は消灯を行う第1の表示態様で表示するように制御し、自装置の温度が予め定められた温度範囲外にあることによるエラーが発生した場合に、エラーが発生した旨を、第1の表示態様とは異なるエラーの種別に応じた第2の表示態様で複数の表示部に表示するように制御する、吸引装置を提供する。
【0010】
その場合、エラーの種別に応じた第2の表示態様は、複数の表示部を点滅させる表示態様を含む、ものであってよい。そして、エラーの種別に応じた第2の表示態様は、複数の表示部の全部を点滅させる表示態様を含む、ものであってよい。或いは、エラーの種別に応じた第2の表示態様は、複数の表示部の一部を点滅させる表示態様を含む、ものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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