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公開番号
2024161983
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077096
出願日
2023-05-09
発明の名称
ポリウレタン樹脂組成物および弾性舗装材
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
C08G
18/66 20060101AFI20241114BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】優れたポットライフおよび優れた山立ち性を有するポリウレタン樹脂組成物、および、そのポリウレタン樹脂組成物から得られる弾性舗装材を提供する。
【解決手段】ポリウレタン樹脂組成物は、ポリイソシアネート成分と活性水素基含有成分とを含有する。ポリイソシアネート成分は、イソシアネート基末端プレポリマーを含有する。活性水素基含有成分は、ジエチルトルエンポリアミンと、ポリオキシアルキレンポリアミンとを含有する。ジエチルトルエンポリアミンに由来するアミノ基の含有割合が、ポリオキシアルキレンポリアミンに由来するアミノ基1モルに対して、6モルを超過する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリイソシアネート成分と活性水素基含有成分とを含有し、
前記ポリイソシアネート成分は、イソシアネート基末端プレポリマーを含有し、
前記活性水素基含有成分は、
ジエチルトルエンポリアミンと、ポリオキシアルキレンポリアミンとを含有し、
ジエチルトルエンポリアミンに由来するアミノ基の含有割合が、ポリオキシアルキレンポリアミンに由来するアミノ基1モルに対して、6モルを超過する、ポリウレタン樹脂組成物。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
ジエチルトルエンポリアミンに由来するアミノ基の含有割合が、ポリオキシアルキレンポリアミンに由来するアミノ基1モルに対して、9モル以上40モル以下である、請求項1に記載のポリウレタン樹脂組成物。
【請求項3】
前記イソシアネート基末端プレポリマーは、原料ポリイソシアネートと原料ポリオールとの反応生成物を含有し、
前記原料ポリイソシアネートが、脂環族ポリイソシアネートを含有する、請求項1に記載のポリウレタン樹脂組成物。
【請求項4】
請求項1に記載のポリウレタン樹脂組成物の硬化物を含有する、弾性舗装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリウレタン樹脂組成物および弾性舗装材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、ポリウレタン樹脂組成物の硬化物(樹脂硬化物)を含む床材および舗装材が、知られている。ポリウレタン樹脂組成物としては、例えば、2液硬化型ポリウレタン樹脂組成物が、知られている。2液硬化型樹脂組成物は、主剤および硬化剤を備える。主剤および硬化剤は、使用時に混合され、硬化物を生成させる。硬化物は、床材および/または舗装材として、使用される。
【0003】
ポリウレタン樹脂組成物の硬化物(樹脂硬化物)として、より具体的には、2液硬化型ウレア防水材が、提案されている。この2液硬化型ウレア防水材は、例えば、以下のA液および以下のB液を反応させることにより、得られる。A液は、ウレタンプレポリマーを含有する。B液は、活性水素基含有化合物を含有する。そして、A液は、カルボジイミド変性4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートとポリプロピレングリコールとの反応により得られるウレタンプレポリマーを含有する。また、B液は、平均分子量2000のポリオキシアルキレンポリアミン100質量部と、平均分子量5000のポリオキシアルキレンポリアミン17.1質量部と、ジエチルトルエンジアミン25.7質量部とを含有する(例えば、特許文献1(実施例)参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-166201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の2液硬化型ウレア防水材において、A液およびB液の混合物は、十分なポットライフを有していない場合がある。
【0006】
また、ポリウレタン樹脂組成物の硬化物が、弾性舗装材として使用される場合、弾性舗装材は、表面に凹凸形状を要求される場合がある。つまり、ポリウレタン樹脂組成物には、優れた山立ち性(凹凸成形性)が要求される。
【0007】
本発明は、優れたポットライフおよび優れた山立ち性を有するポリウレタン樹脂組成物、および、そのポリウレタン樹脂組成物から得られる弾性舗装材である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明[1]は、ポリイソシアネート成分と活性水素基含有成分とを含有し、前記ポリイソシアネート成分は、イソシアネート基末端プレポリマーを含有し、前記活性水素基含有成分は、ジエチルトルエンポリアミンと、ポリオキシアルキレンポリアミンとを含有し、ジエチルトルエンポリアミンに由来するアミノ基の含有割合が、ポリオキシアルキレンポリアミンに由来するアミノ基1モルに対して、6モルを超過する、ポリウレタン樹脂組成物を、含んでいる。
【0009】
本発明[2]は、ジエチルトルエンポリアミンに由来するアミノ基の含有割合が、ポリオキシアルキレンポリアミンに由来するアミノ基1モルに対して、9モル以上40モル以下である、上記[1]に記載のポリウレタン樹脂組成物を、含んでいる。
【0010】
本発明[3]は、前記イソシアネート基末端プレポリマーは、原料ポリイソシアネートと原料ポリオールとの反応生成物を含有し、前記原料ポリイソシアネートが、脂環族ポリイソシアネートを含有する、上記[1]または[2]に記載のポリウレタン樹脂組成物を、含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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