TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024161093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024144008,2023075601
出願日
2024-08-26,2015-04-21
発明の名称
装置、方法、プログラム
出願人
日本電信電話株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
1/00 20060101AFI20241108BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対象物が有するパターンを利用して対象物に動きが与えられているように知覚させる。
【解決手段】対象物に動きが与えられているように知覚させるために、この対象物に映像を重畳する。この映像は、当該対象物に与えられる動きに対応する輝度運動成分を含む映像である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物が動いているまたは/及び変形しているように知覚させるために、前記対象物に映像を重畳する装置であって、
前記映像は、前記対象物の動きまたは/及び変形に対応する輝度運動成分を含む映像であり、
前記対象物の像は、前記輝度運動成分によって生じる錯覚の対象となりうる画像情報、すなわち、絶対値が零より大きい空間周波数成分を含み一様でない画像情報を含む、装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
対象物の像そのものが動いているような錯覚または/及び変形しているような錯覚を観察者に与えるために、前記対象物の像に映像を重畳する装置であって、
前記映像は、前記錯覚を生じさせる輝度運動成分を含む映像であり、
前記対象物の像は、前記輝度運動成分によって生じる錯覚の対象となりうる画像情報、すなわち、絶対値が零より大きい空間周波数成分を含み一様でない画像情報を含む、装置。
【請求項3】
対象物の像そのものが動いているような錯覚または/及び変形しているような錯覚を観察者に与えるために、前記対象物の像に映像を重畳する方法であって、
前記映像は、前記錯覚を生じさせる輝度運動成分を含む映像であり、
前記対象物の像は、前記輝度運動成分によって生じる前記錯覚の対象となりうる画像情報、すなわち、絶対値が零より大きい空間周波数成分を含み一様でない画像情報を含む、方法。
【請求項4】
対象物の像そのものが動いているような錯覚または/及び変形しているような錯覚を観察者に与えるために、前記対象物の像に映像を重畳する方法であって、
前記映像は、前記錯覚を生じさせる輝度運動成分を含む映像であり、
前記対象物の像は、前記輝度運動成分によって生じる前記錯覚の対象となりうる画像情報、すなわち、絶対値が零より大きい空間周波数成分を含み一様でない画像情報を含む、方法。
【請求項5】
請求項1から4の何れかの装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、視覚的な錯覚をもたらす技術に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば非特許文献1には、対象物(単一無彩色)の3次元形状をカメラで計測し、対象物の3次元形状に合わせて動きを表現した映像を投影することで、対象物に錯覚的な動きの効果を与える技術が開示されている。非特許文献1では、平板な単一無彩色の平面と、当該平面に置かれた単一無彩色の自動車模型を対象物として、この対象物をキャンバスとし、自動車のボディの色や反射特性、自動車の周囲の道路、自動車が走っている空間の昼光の条件などをシミュレーションした配色を映像として対象物に投影し、対象物である自動車模型があたかも道路を走行しているように錯覚させ、対象物に動きの効果を付与している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Raskar, R.; Ziegler, R.; Willwacher, T., "Cartoon Dioramas in Motion", International Symposium on Non-Photorealistic Animation and Rendering (NPAR), June 2002.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1は、対象物を単なるキャンバスとみなし、対象物が有するパターンを利用することなく対象物に動きの効果を与えるものであった。本発明の課題は、対象物が有するパターンを利用して対象物に動きが与えられているように知覚させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
対象物に動きが与えられているように知覚させるために、この対象物に映像を重畳する。この映像は、当該対象物に与えられる動きに対応する輝度運動成分を含む映像である。
【発明の効果】
【0006】
これにより、対象物が有するパターンを利用して対象物に動きが与えられているように知覚させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の映像表示装置の構成を示すブロック図。
第1実施形態の映像表示装置の動作を示すフローチャート。
第1実施形態の実施例の映像投影装置の構成を示すブロック図。
第1実施形態の実施例の映像投影装置の動作を示すフローチャート。
第1実施形態の実施例の映像投影装置の投影部をプロジェクタで実現した場合の投影画角と対象物の関係について説明する図。
第2実施形態の映像表示装置の構成を示すブロック図。
第2実施形態の映像表示装置の動作を示すフローチャート。
第3実施形態の映像表示装置の構成を示すブロック図。
第3実施形態の映像表示装置の映像生成部の動作を示すフローチャート。
静止成分と運動成分を例示する図。
第4実施形態の映像表示装置の構成を示すブロック図。
第4実施形態の映像表示装置の動作を示すフローチャート。
図13Aおよび図13Bは処理の概要を例示するための概念図である。
図14Aおよび図14Bは処理の概要を例示するための概念図である。
図15は実施形態の機能構成を例示するブロック図である。
図16は実施形態の処理を例示するフロー図である。
図17は実施形態の処理を例示するフロー図である。
図18Aおよび図18Bは画像に輝度運動成分を加味する方法を例示するための図である。
図19は実施形態の機能構成を例示するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施形態では、従来技術とは異なり、対象物のパターンを利用しつつ、そのパターンの見え方を錯覚的に変形させる。各実施形態では、対象物を単なるキャンバスと見なすのではなく、対象物が有するパターンを積極的に利用して動きの錯覚を生じさせる。よって対象物は単一無彩色ではなく、有彩色もしくはグレースケールとするのが好適である。各実施形態では、従来技術とは異なり、対象物の3次元性を考慮しなくともよい。例えば、静止対象物を撮影した画像の見え方を錯覚的に変形させることも可能である。従来技術では対象物の移動や変形という側面に光を当ててきたが、各実施形態では、対象物が有するパターンと対象物に重ねて表示する映像の画像情報の双方を利用することで、対象物に元々存在しなかった質感や印象(液体感や顔表情)を、対象物に持たせており、この点で従来技術と異なる。また、単に撮影した画像を画面上で変形させるという技術とは異なり、各実施形態では、対象物の質感印象変化を映像の重ね合わせによって視聴者に与えることができる。これにより、従来技術とは異なる知覚体験を視聴者に与えることができる。以下、各実施形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
【0009】
[第1実施形態]
以下、図1、図2を参照して、本発明の基本的な構成例である第1実施形態の映像表示装置について説明する。図1は、本実施形態の映像表示装置1の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態の映像表示装置1の動作を示すフローチャートである。図1に示すように、映像表示装置1は、表示部11を含む。表示部11は、対象物に透過性のある映像を重ねて表示する。ここで、「対象物」とは、立体的形状を備える物(例えば、花瓶、ボール、模型)であってもよいし、所定の平面(例えば、紙、ボード、壁、スクリーン)であってもよい。対象物が平面である場合には、その平面にパターンが含まれることが望ましい。平面に含まれるパターンの例として、例えば、紙に印刷した写真、画像、所定の平面に投影した写真、画像が考えられる。対象物をディスプレイなどの画面とした場合には、パターンの例として、ディスプレイなどの画面に表示した画像などが挙げられる。
【0010】
対象物に透過性のある映像を「重ねて表示する」方法として、典型的には、対象物にプロジェクタなどで映像を投影する方法がある。この場合、プロジェクタなどで投影された映像は、当然に透過性を有する。また、例えば対象物の前方に透明な液晶画面を設置し、当該液晶画面に透過性のある映像を流すことにより、液晶画面を挟んで、対象物と対向する観察者からみて、対象物に透過性のある映像を「重ねて表示する」ことも可能である。ここで、「映像」とは、例えば、低空間周波数成分を有する歪み分布の画像が時間的に切り替わる映像である。本実施形態では映像は予め用意されており、映像表示装置1の外部から入力されるものとする。表示部11は、当該映像に含まれるエッジが対象物の輪郭、または対象物に含まれるエッジと重なるように映像を表示する。例えば、対象物が花瓶である場合、表示部11は、映像に含まれるエッジが、対象物である花瓶の輪郭や、花瓶に描かれた模様などの花瓶に含まれるエッジと重なるように映像を表示する。例えば、対象物が平面であって、当該平面にパターンとして画像が投影されている場合、表示部11は、映像に含まれるエッジが、対象物に投影された画像の模様など、対象物に含まれるエッジと重なるように映像を表示する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
認証システム
4日前
個人
マウス用テーブル
1か月前
個人
管理装置
1か月前
個人
鑑定証明システム
4日前
個人
人的価値発掘システム
1か月前
個人
業界地図作成システム
28日前
アズビル株式会社
防爆装置
1か月前
個人
特徴検討支援システム
1か月前
個人
管理装置
1か月前
個人
契約管理サーバ
1か月前
キヤノン電子株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社宗建
SNSサーバー
1か月前
株式会社セガフェイブ
遊戯機
1か月前
個人
技術マッチングシステム
10日前
株式会社ジール
文章の分析装置
1か月前
個人
選択操作音声出力システム
1か月前
個人
配送システムおよび同包箱
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
19日前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
5日前
ミサワホーム株式会社
システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
管理装置
1か月前
個人
動作のデザイン評価の方法及び装置
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
11日前
ミサワホーム株式会社
プログラム
4日前
オムロン株式会社
認証中継サーバ
1か月前
大同特殊鋼株式会社
棒材計数装置
1か月前
アスエネ株式会社
森林管理の方法
1か月前
株式会社奥村組
削孔位置検出方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
部品管理装置
4日前
日本電気株式会社
システム及び方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社チノー
ユーザ認証システム
26日前
トヨタ自動車株式会社
車載機
4日前
株式会社八咲
イベント管理システム
1か月前
個人
口座悪用を防止する口座管理システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る