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公開番号
2024160857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023076321
出願日
2023-05-02
発明の名称
頂部検査装置及び充填装置
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
B65B
57/00 20060101AFI20241108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】紙容器の頂部のシール状態を検査する。
【解決手段】紙容器の頂部のシール状態を検査する頂部検査装置は、前記筒状体の上部の開口の内面を加熱可能に配置された加熱ヒータよりも前段に配置され、前記開口を検査する形状検査部を有する。前記形状検査部は、前記開口の形状を取得し、少なくとも前記開口の形状に基づき前記加熱ヒータで前記開口を正確に加熱できるか否か判定し前記加熱ヒータで正確に加熱が可能であると判定した場合に前記頂部のシール状態が良好になると判定する。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に搬送される筒状体の上端を熱接着して形成される紙容器の頂部のシール状態を検査する頂部検査装置であって、
前記筒状体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部の上部に設定された加熱位置に配置された前記筒状体の上部に形成された開口に挿入されるとともに前記開口の内面を加熱する加熱ヒータと、
前記加熱位置よりも前記搬送方向の上流側に設定された検査位置に配置された前記筒状体の前記開口の撮像データを取得し、前記撮像データに基づいて前記開口を熱接着して形成される頂部のシール状態を検査する形状検査部と、を有し、
前記形状検査部は、前記開口の撮像データから前記開口の形状情報を取得し、前記開口の形状情報に基づいて、前記筒状体が前記検査位置から前記加熱位置に移動したとき、前記開口の適切な位置に前記加熱ヒータを挿入可能か否か判定し、前記開口の適切な位置に前記加熱ヒータを挿入可能であるとき前記頂部のシール状態が良好になると判定する頂部検査装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記加熱ヒータで開口の内面を加熱する部分では、前記筒状体の搬送方向に延びるとともに搬送方向と交差する方向に対向する面と接触して前記筒状体の前記搬送方向の移動を支持するガイド部材が配置されており、
前記ガイド部材は、少なくとも前記検査位置に配置された前記筒状体の前記搬送方向と交差する方向の面を支持可能である請求項1に記載の頂部検査装置。
【請求項3】
前記形状検査部は、前記検査位置で停止している前記筒状体の前記開口の撮像データを取得する請求項1に記載の頂部検査装置。
【請求項4】
前記加熱位置に配置された前記筒状体の前記開口に対し、前記加熱ヒータを所定範囲の隙間が形成される状態で挿入可能な前記開口の取り得る領域を基準領域とし、基準領域に対して搬送方向に前記加熱位置と前記検査位置との距離だけ離れた位置に形成される検査領域に前記開口が配置されるときに、前記頂部のシール状態が良好になると判定する請求項1に記載の頂部検査装置。
【請求項5】
前記形状検査部は、前記開口の形状を取得したときの前記開口の位置の情報を前記開口の形状情報に含み、
前記開口が前記検査領域に対して搬送方向にだけずれている場合、前記開口の前記検査領域に対するずれ量を取得するとともに、前記検査位置から前記加熱位置までの前記筒状体の移動距離を前記ずれ量で補正する請求項4に記載の頂部検査装置。
【請求項6】
前記形状検査部は、前記搬送部の撮像データを取得し、前記搬送部の撮像データから前記搬送部の変形量を取得し、
前記前記変形量に基づいて前記筒状体の位置を修正する請求項1に記載の頂部検査装置。
【請求項7】
前記形状検査部は、前記開口の形状を線図として抽出し、前記線図が前記検査領域に収まるときに前記頂部のシール状態が良好になると判定する請求項4に記載の頂部検査装置。
【請求項8】
前記形状検査部は前記開口の特徴点を複数個抽出し、複数個の前記特徴点のすべてが前記検査領域に収まるときに前記頂部のシール状態が良好になると判定する請求項4に記載の頂部検査装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれかに記載の頂部検査装置を有し、底部が閉じされた前記筒状体に収容物を充填して頂部を封止する充填装置であって、
前記筒状体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部の上方に配置され、前記搬送部によって搬送された前記筒状体の上部の開口の内面を加熱する加熱ヒータと、を有し、
前記搬送方向において、前記頂部検査装置は前記加熱ヒータよりも前段に配置される充填装置。
【請求項10】
前記筒状体の上部の前記開口を予め決められた折り線で折り曲げる型付け部を有し、
前記搬送方向において、前記型付け部は前記頂部検査装置よりも前段に配置される請求項9に記載の充填装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙容器の頂部の接着状態を検査する検査装置及び収容物を紙容器に充填する充填装置に関する。
続きを表示(約 950 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、紙容器に液体の内容物を充填した後、開口をヒートシールする紙容器の製造装置が知られている。紙容器の製造装置ではヒータ装置を用いて開口を加熱した後、加圧することで接着している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この手の紙容器の製造装置では、開口を加熱した後、撮像部で開口を撮像し、開口の撮像データに基づいて、紙容器の状態を判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-147336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の紙容器の製造装置では、加熱後の紙容器を撮像する構成であるため、開口の形状が安定しにくく、開口の状態から頂部のシール状態を判定することは困難である。
【0006】
本発明は、紙容器の頂部のシール状態を精度よく検査可能な頂部検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、不良品を精度よく排除できる充填装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、搬送方向に搬送される筒状体の上端を熱接着して形成される紙容器の頂部のシール状態を検査する頂部検査装置である。前記頂部検査装置は、前記筒状体の上部の開口の内面を加熱可能に配置された加熱ヒータよりも前段に配置され、前記開口を検査する形状検査部を有する。前記形状検査部は、前記開口の形状を取得し、少なくとも前記開口の形状に基づき前記加熱ヒータで前記開口を正確に加熱できるか否か判定し前記加熱ヒータで正確に加熱が可能であると判定した場合に前記頂部のシール状態が良好になると判定する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の頂部検査装置によると、紙容器の頂部のシール状態を精度よく検査できる。
【0010】
また、本発明の充填装置によると、不良品を精度よく排除できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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