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公開番号
2024156782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024123077,2020133034
出願日
2024-07-30,2020-08-05
発明の名称
物品回収装置
出願人
株式会社寺岡精工
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
B30B
9/32 20060101AFI20241029BHJP(プレス)
要約
【課題】物品回収装置の空容器を収容する収容部内で空容器が不均一に積み重なり、容器投入口へ逆流することを防ぐことができる、物品回収装置を提供する。
【解決手段】物品回収装置は、物品回収装置の本体部に対して着脱自在であり、空容器を収容する収容部と、収容部内で積み重なった空容器を均す均し機構とを有し、均し機構は、本体部に設けられており、収容部内の空容器を、当該収容部の下部から揺らす。また、均し機構は、収容部の平面視中心からずれた位置を揺動中心として揺動する振動部を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
物品回収装置の本体部に対して着脱自在であり、空容器を収容する収容部と、
前記収容部内で積み重なった空容器を均す均し機構とを有し、
前記均し機構は、前記本体部に設けられており、前記収容部内の前記空容器を、当該収容部の下部から揺らす
ことを特徴とする物品回収装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記均し機構は、前記収容部の平面視中心からずれた位置を揺動中心として揺動する振動部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の物品回収装置。
【請求項3】
前記収容部は、底面の少なくとも一部が開口した引出部と、前記引出部の底部に載置される可動底部材とを有し、
前記均し機構は、物品回収装置の本体部に設けられており、前記可動底部材を振動させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の物品回収装置。
【請求項4】
前記可動底部材は、前記均し機構に対して着脱自在に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の物品回収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品回収装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
空容器を回収する空容器減容回収機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この空容器減容回収機は、空容器を圧縮ローラに挟んで押し潰すことで減容し、収容する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-153019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回収機内の収容部内で、回収された空容器が山状に偏って積み重なり、収容部の最大収容量に達する前に、空容器が圧縮ローラに逆流する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の物品回収装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
物品回収装置は、物品回収装置の本体部に対して着脱自在であり、空容器を収容する収容部と、
前記収容部内で積み重なった空容器を均す均し機構とを有し、
前記均し機構は、前記本体部に設けられており、前記収容部内の前記空容器を、当該収容部の下部から揺らすことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置の全体概念図であり、(a)は空容器回収装置の正面図、(b)は空容器回収装置の側面図である。
本発明の実施形態に係る物品回収装置としての容器回収装置の側面概念図である。
物品回収装置としての空容器回収装置の容器投入部の概念図である。
外扉が閉状態で内扉が閉状態の物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す斜視図である。
外扉が閉状態で内扉が閉状態の物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す側面概念図である。
外扉が開状態で内扉が閉状態の物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す斜視図である。
外扉が開状態で内扉が閉状態の物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す側面概念図である。
外扉が閉状態(不図示)で内扉が開状態の物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す図であり、(a)は側面概念図であり、(b)は背面側からの斜視図である。
外扉が閉状態(不図示)で内扉が開状態の物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す投入口側からの斜視図である。
引出部への可動底部材及び袋の取り付け動作の一例を説明するための図である。(a)は物品回収装置の左側面図であり、(b)は右側面図である。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(空容器回収装置)の収容部(容器収容部)へ袋(ビニール袋)を取り付ける方法の一例を説明するための図である。
物品回収装置の本体部から引出部が引き出された状態(可動底部材が取り外されている状態)の一例を示す平面概念図である。
引出部に可動底部材が着脱自在に設けられた物品回収装置の一例を示す平面概念図である。
均し機構と引出部に着脱自在に設けられた可動底部材を説明するための概念図である。(a)は引出部が引き出され、可動底部材が均し機構に対して離間した状態の一例を示す図である。(b)は可動底部材が均し機構に規定位置からずれて重なった状態(平面視)の一例を示す側面概念図である。(c)は可動底部材が均し機構に載置された状態の一例を示す側面概念図である。
均し機構の一例を示す斜視図である。
可動底部材が着脱自在に設けられた均し機構の一例を説明するための平面概念図である。
物品回収装置の均し機構及び可動底部材(トレイ)の一例を説明するための図である。(a)は可動底部材の一例を示す側面概念図である。(b)は均し機構の一例を示す分解概念図である。(c)は可動底部材が均し機構に載置された状態の一例を示す側面概念図である。(d)は均し機構により可動底部材が揺動した状態の一例を示す側面概念図である。
物品回収装置(空容器回収装置)の均し機構の動作の一例を説明するための図である。(a)は収容部に山状に収容された空容器の一例を示す概念図である。(b)は均し機構による均し動作により均された収容部の動作の一例を説明するための図である。
物品回収装置(空容器回収装置)の電気的な機能ブロックの一例を示す図である。
物品回収装置(空容器回収装置)の動作の一例を示すフローチャートである。
物品回収装置の本体部から収容部(引出部)が引き出された物品回収装置の一例を示す上面図である。
物品回収装置の動作の一例を説明するための図である。(a)は物品回収装置の本体部から収容部が引き出された状態の一例を示す概念図である。(b)は物品回収装置の本体部に収容部が収容された状態の一例を示す概念図である。
物品回収装置の動作の一例を説明するための図である。(a)は下方位置の可動底板部材の一例を示す概念図である。(b)は上方位置の可動底板部材の一例を示す概念図である。
駆動手段の動作を説明するための概念図である。(a)は可動部材が下方位置(待機位置)の状態を示す図である。(b)は駆動モーターが駆動し可動部材が中間位置となった状態を示す図である。(c)は駆動モーターが駆動し可動部材が上方位置となった状態を示す図である。(d)は駆動モーターが駆動し可動部材が中間位置となった状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置は、装置の本体部に対して着脱自在であり、空容器を収容する収容部と、前記収容部内で積み重なった空容器を均す均し機構とを有し、前記均し機構は、前記本体部に設けられており、前記収容部内の前記空容器を、当該収容部の下部から揺らすように構成されている。詳細には、例えば、均し機構は、収容部の平面視中心からずれた位置を揺動中心として揺動する振動部を有する。
【0008】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
なお、本発明の実施形態に係る物品回収装置として、例えば、空容器回収装置を説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る物品回収装置として、回収対象の空容器(PETボトル等)を回収する空容器回収装置100(容器減容装置ともいう)の一例を示す図である。
本実施形態の空容器回収装置100は、待機時、物品投入部(容器投入部)の外扉が閉状態であり、物品投入部と収容部の間に開閉自在に設けられた内扉が閉状態である。物品回収時に、物品投入部の外扉が開状態となり、制御部(判別部)により、物品投入部の載置部へ載置された物が回収対象物の物品(例えば、PETボトル等の樹脂製の空容器)であるか否かが判別される。回収対象物の物品(空容器)であると判別された場合、外扉が閉状態となり、物品投入部と収容部の間に設けられた内扉が開状態となり、収容部により容器が回収される。本実施形態では、空容器回収装置が減容機構を備え、減容機構により容器を減容することで、規定容量の収容部にて多量の減容された空容器を回収可能である。
【0010】
なお、物品としては、PETボトル、缶、ビンに限定されず、例えば、牛乳パック、トレー、インクカートリッジ、図書館やレンタル店への返却物(本やDVDなど)、クリーニング品、電池、電球など、回収の対象となる物品であればよい。つまり、空容器回収装置は容器減容装置や物品を回収する物品回収装置の一実施例である。
(【0011】以降は省略されています)
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