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公開番号
2025079454
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192123
出願日
2023-11-10
発明の名称
処理装置
出願人
株式会社寺岡精工
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
B65F
1/00 20060101AFI20250515BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
処理装置の操作者が必要な操作を円滑に継続することのできる処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
操作手段に対する操作、及び/又は、装置本体に対する操作を操作者が行うことによって所定の処理を行なう処理装置であって、前記処理装置から所定距離内にある物体を検知する検知手段と、操作者に必要な案内を行なう案内手段とを備え、前記検知手段による物体の検知が第1の所定検知時間以上行われた場合で、かつ前記装置に対する操作がエラーであると判断されたときに、前記案内手段による案内を行なうことを特徴とする処理装置により課題を解決した。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
装置に対する操作を操作者が行うことによって所定の処理を行なう処理装置であって、
前記処理装置から所定距離内にある物体を検知する検知手段と、
操作者に必要な案内を行なう案内手段とを備え、
前記検知手段による物体の検知が第1の所定検知時間以上行われた場合で、かつ、前記装置に対する操作がエラーであると判断されたときに、前記案内手段による案内を行なう
ことを特徴とする処理装置。
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【請求項2】
前記装置に対する操作がエラーであるとは、操作要求開始時から第1の操作が第1の操作待機時間以上行われないことである
ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記処理装置は、複数の工程に対して、複数の操作が要求されるものであって、
前記処理装置による第nの操作の操作要求開始時から第nの操作が第nの操作に対応した待機時間以上行われない場合、前記案内手段による案内を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。ただし、nは2以上の自然数である。
【請求項4】
前記処理装置は、複数の工程に対して、複数の操作が要求されるものであって、
前記処理装置による第nの操作の操作要求開始時から第nの操作が第nの操作に対応した待機時間内に行われた場合、前記案内手段による案内を行わない
ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。ただし、nは2以上の自然数である。
【請求項5】
前記検知手段が第1の所定検知時間より長い第2の所定検知時間以上物体を検知すると、前記物体を検知しなくなるまで前記案内手段による案内を制限する
ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
【請求項6】
処理装置は、空容器回収装置である
ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の処理装置。
【請求項7】
前記装置に対する操作がエラーであるとは、要求されている操作とは異なる操作が行われることである
ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項8】
前記処理装置における所定の交換処理の際に、要求されている操作とは異なる操作が行われたときに、所定の案内を行なう
ことを特徴とする請求項7に記載の処理装置。
【請求項9】
物体の検知開始時から第1の操作が第1の操作待機時間より大きい第3の操作待機時間以上行われないときに、より詳細な案内に案内の内容を切り替える
ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、店舗や商業施設において、店員やスタッフによる操作ではなく、顧客が自ら積極的に操作を行って、種々のサービスの提供を受けることのできる処理装置が見られるようになってきた。このような処理装置としては、空容器を回収する空容器回収装置(例えば、特許文献1参照)、生成した炭酸水を購入者に提供する炭酸水製造装置(例えば、特許文献2参照)、販売促進にも寄与できる券売機(例えば、特許文献3参照)等が知られる他、セルフレジや計量販売装置など、様々なタイプのものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-175789号公報
特開2014-23979号公報
特開2009-251868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これらの処理装置を普段から利用している顧客は、何の負担もなく快適に操作を行うことができるものの、初めて処理装置を利用しようとする者や、初めてでなくとも、機械操作に苦手意識を持っている者は、操作に躓くことが少なくない。適宜の案内表示(固定表示、ディスプレイ表示)を設けて対処しているが、十分な効果を上げていないのが現状である。また、このことは、顧客のみでなく、新人や不慣れな者であれば、エラー処理対応やメンテナンス対応を行う店舗スタッフについても、同様に当て嵌まることである。
【0005】
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、処理装置の操作者が必要な操作を円滑に継続することのできる処理装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的を達成するために、本発明に係る技術的手段は、以下の構成を少なくとも具備する処理装置である。
【0007】
装置に対する操作を操作者が行うことによって所定の処理を行なう処理装置であって、前記処理装置から所定距離内にある物体を検知する検知手段と、操作者に必要な案内を行なう案内手段とを備え、前記検知手段による物体の検知が第1の所定検知時間以上行われた場合で、かつ前記装置に対する操作がエラーであると判断されたときに、物体の検知開始時から第1の操作が第1の操作待機時間以上行われないときに前記案内手段による案内を行なうことを特徴とする処理装置。
ここで、「装置に対する操作」とは、押釦やタッチディスプレイ等の操作手段に対する操作と、物品、容器、貨幣を投入する等の処理装置本体に対する操作と、の両者の概念を含むものである。また、「装置に対する操作がエラーであると判断されたとき」とは「物体の検知開始時から第1の操作が第1の操作待機時間以上行われないとき」を含むものである。また、「第1の操作」とは、操作者が最初に行うべき操作に限定されるものではなく、2番目や3番目に行う操作であってもよい特定の操作という意味であって、全体の処理を進めるに際して、操作者が躓く傾向のある特定の操作のことである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、処理装置の操作者が必要な操作を円滑に継続することのできる処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る処理装置としての容器回収装置の全体概念図、(a)は容器回収装置の正面図、(b)は容器回収装置の側面図。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)の容器投入部の概念図。
外扉が閉状態で内扉が閉状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す斜視図。
外扉が閉状態で内扉が閉状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す側面概念図。
外扉が開状態で内扉が閉状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す斜視図。
外扉が開状態で内扉が閉状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す側面概念図。
外扉が開状態で内扉が閉状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す正面上方位置からの斜視図。
外扉が閉状態で内扉が開状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す側面概念図。
外扉(不図示)が閉状態で内扉が開状態の処理装置(容器回収装置)の一例を示す斜視図。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)の減容部の一例を示す側面概念図。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)の減容部の一例を示す平面概念図。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)を説明するための図、(a)は処理装置(容器回収装置)の電気的な機能ブロック図、(b)は(a)に示した制御部の機能ブロック図。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)の動作の一例を示すフローチャート。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)の案内動作の一例を示すフローチャート。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)の案内動作の一例を示すフローチャート。
本発明の第一実施形態に係る処理装置(容器回収装置)において、袋交換時に表示されるインストラクション画面を示す説明図。
本発明の第二実施形態に係る処理装置(炭酸水製造装置)の構成の一例を示す斜視図。
本発明の第二実施形態に係る処理装置(炭酸水製造装置)の前面扉を開けた状態の構成の一例を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の幾つかの実施形態につき、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略するものであるし、図面自体の提示を省略して説明する実施形態もある。
(【0011】以降は省略されています)
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