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公開番号2024154017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067592
出願日2023-04-18
発明の名称シールド電線及びシールド編組
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 11/18 20060101AFI20241023BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】曲げ箇所においてシールド性能が低下してしまう可能性を低減することができるシールド電線及びシールド編組を提供する。
【解決手段】シールド電線1は、導体11を絶縁体12で覆った絶縁電線10と、導電性素線が編み込まれて形成されると共に絶縁電線10の外側に設けられたシールド編組20とを備え、シールド編組20は、当該シールド編組20の内側に接触する絶縁電線10、又は、当該シールド編組20の外側に接触するシース30の少なくとも一方に対して貼り付けるための粘着層21を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導体を絶縁体で覆った絶縁電線と、導電性素線が編み込まれて形成されると共に前記絶縁電線の外側に設けられたシールド編組と、を備えたシールド電線であって、
前記シールド編組は、当該シールド編組の内側に接触する内側部材、又は、当該シールド編組の外側に接触する外側部材の少なくとも一方の接触部材に対して貼り付けるための粘着層を有する
ことを特徴とするシールド電線。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記内側部材は、前記絶縁電線であって、
前記シールド編組は、前記粘着層を介して少なくとも前記絶縁電線に対して貼り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線。
【請求項3】
前記粘着層は、前記シールド編組が前記内側部材に貼り付けられる場合には内側面積をxとし、前記シールド編組が前記外側部材に貼り付けられる場合には外側面積をxとした場合に、前記接触部材に対する粘着力が0.4x+20(N/10mm)以上である
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線。
【請求項4】
前記粘着力は、100(N/10mm)以下である
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線。
【請求項5】
導電性素線が編み込まれて形成されて絶縁電線の外側に設けられるシールド編組であって、
内側に接触する内側部材、又は、外側に接触する外側部材の少なくとも一方の接触部材に対して貼り付けるための粘着層を有する
ことを特徴とするシールド編組。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シールド電線及びシールド編組に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、導体を絶縁体で覆った絶縁電線と、導電性素線が編み込まれて形成されると共に絶縁電線の外側に設けられたシールド編組と、シールド編組の外側に設けられたシースとを備えたシールド電線が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなシールド電線は、導電性素線によって形成されたシールド編組によってノイズが遮断されることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-171778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のシールド電線は、曲げの外側においてシールド編組の隙間が開いてしまい、シールド性能の低下が懸念される。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、曲げ箇所においてシールド性能が低下してしまう可能性を低減することができるシールド電線及びシールド編組を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るシールド電線は、導体を絶縁体で覆った絶縁電線と、導電性素線が編み込まれて形成されると共に前記絶縁電線の外側に設けられたシールド編組と、を備えたシールド電線であって、前記シールド編組は、当該シールド編組の内側に接触する内側部材、又は、当該シールド編組の外側に接触する外側部材の少なくとも一方の接触部材に対して貼り付けるための粘着層を有する。
【0007】
本発明に係るシールド編組は、導電性素線が編み込まれて形成されて絶縁電線の外側に設けられるシールド編組であって、内側に接触する内側部材、又は、外側に接触する外側部材の少なくとも一方の接触部材に対して貼り付けるための粘着層を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、曲げ箇所においてシールド性能が低下してしまう可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るシールド電線を示す断面図である。
図1に示したシールド編組の一部拡大図である。
本実施形態に係るシールド電線の製造方法の一部を示す第1の概略図であり、(a)は斜視図であり、(b)は側面図である。
本実施形態に係るシールド電線の製造方法の一部を示す第2の概略図であり、(a)は第1の工程を示し、(b)は第2の工程を示し、(c)は第3の工程を示し、(d)は第4の工程を示し、(e)は第5の工程を示している。
シールド電線の曲げ時における隙間面積の増加率を示すグラフである。
隙間面積の増加率が略0%となる粘着力を示すグラフである。
第1変形例に係るシールド電線を示す断面図である。
第1変形例に係るシールド編組の製造の様子を示す図である。
第2変形例に係るシールド電線を示す断面図である。
第3変形例に係るシールド電線を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)

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