TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024151778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065477
出願日
2023-04-13
発明の名称
出力電圧調整装置、蓄電システム、出力電圧調整方法およびプログラム
出願人
FDK株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
H02J
7/10 20060101AFI20241018BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】不安定な充電電流が供給される場合でも、満充電状態を適切に検出することができる出力電圧調整装置、蓄電システム、出力電圧調整方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】出力電圧調整装置は、蓄電システムに設けられた電圧変換装置の出力電圧を調整するものであって、二次電池の電池電圧を取得する取得部と、電池電圧に基づき、電圧変換装置の出力電圧と電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、出力電圧を制御する制御回路とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電システムに設けられた電圧変換装置の出力電圧を調整する出力電圧調整装置であって、
二次電池の電池電圧を取得する取得部と、
前記電池電圧に基づき、前記電圧変換装置の出力電圧と前記電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、前記出力電圧を制御する制御回路と
を備える
出力電圧調整装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記蓄電システムは、前記二次電池に対する充電電流を出力する電流制御回路を備え、
前記制御回路は、
前記電流制御回路における発熱量が許容発熱量以下となるように、前記出力電圧を制御する
請求項1に記載の出力電圧調整装置。
【請求項3】
前記取得部は、
定電流回路から出力され、前記二次電池に対する充電電流をさらに取得し、
前記制御回路は、
前記充電電流と、前記定電流回路における発熱量に対する許容発熱量とに基づき、前記発熱量が前記許容発熱量となるような電圧差を算出するΔV算出部と、
前記電圧差および前記電池電圧に基づき、前記出力電圧を決定する出力電圧決定部と
を有する
請求項1に記載の出力電圧調整装置。
【請求項4】
電力を蓄える二次電池と、
外部から供給される電圧を出力電圧に変換する電圧変換装置と、
前記二次電池に対する充電電流を制御する電流制御回路と、
前記二次電池の電池電圧を取得する取得部と、
前記電池電圧に基づき、前記出力電圧と前記電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、前記出力電圧を制御する制御回路と
を備える
蓄電システム。
【請求項5】
前記電流制御回路は、
一定の電流を出力する定電流回路である
請求項4に記載の蓄電システム。
【請求項6】
前記電流制御回路は、
抵抗素子である
請求項4に記載の蓄電システム。
【請求項7】
前記制御回路は、
前記二次電池の劣化度合いに応じて、前記出力電圧を調整する
請求項6に記載の蓄電システム。
【請求項8】
蓄電システムに設けられた電圧変換装置の出力電圧を調整する出力電圧調整方法であって、
二次電池の電池電圧を取得し、
前記電池電圧に基づき、前記出力電圧と前記電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、前記出力電圧を制御する
出力電圧調整方法。
【請求項9】
請求項8に記載の出力電圧調整方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、出力電圧調整装置、蓄電システム、出力電圧調整方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、種々の機器等を動作させるための電源として、ニッケル水素二次電池等の充放電可能な二次電池が普及している。二次電池は、通常、効率的に充電が行われるように、供給される電圧および電流が制御される。例えば、二次電池がニッケル水素二次電池である場合には、二次電池に対する充電電流が一定となる定電流充電方式により、充電が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
定電流充電方式による充電を行う従来の蓄電システムは、例えば、DC-DCコンバータ、充電制御回路としての定電流回路、および二次電池を備えている。このような蓄電システムにおいて、外部から充電のための電力が供給されると、DC-DCコンバータは、所定の電圧に変換した出力電圧を生成し、定電流回路に供給する。定電流回路は、DC-DCコンバータから供給された出力電圧に基づき、所定の充電電流を出力する。二次電池は、定電流回路から出力された充電電流によって充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-236233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、充電処理の際、定電流回路には、DC-DCコンバータの出力電圧と、二次電池の電池電圧との差分となる電圧が印加され、定電流回路は、この印加電圧と充電電流とによって発熱する。定電流充電方式で充電される二次電池の電池電圧は、充電状態に応じて変化するので、固定値であるDC-DCコンバータの出力電圧と、二次電池の電池電圧との電圧差も、充電状態に応じて変化する。すなわち、二次電池に対する充電状態に応じて、定電流回路に印加される電圧が変化する。
【0006】
そのため、定電流回路に印加される電圧が大きい場合には、それに伴って定電流回路における発熱量も大きくなってしまうという問題点があった。従来は、定電流回路における発熱を低減させるために、定電流回路にヒートシンク等の放熱手段が設けられるが、このような放熱手段を設けた場合、蓄電システムが大型化してしまう。
【0007】
本開示は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、電流制御回路における発熱を低減させることができる出力電圧調整装置、蓄電システム、出力電圧調整方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る二次電池の出力電圧調整装置は、
蓄電システムに設けられた電圧変換装置の出力電圧を調整する出力電圧調整装置であって、
二次電池の電池電圧を取得する取得部と、
前記電池電圧に基づき、前記電圧変換装置の出力電圧と前記電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、前記出力電圧を制御する制御回路と
を備える。
【0009】
また、本開示に係る蓄電システムは、
電力を蓄える二次電池と、
外部から供給される電圧を出力電圧に変換する電圧変換装置と、
前記二次電池に対する充電電流を制御する電流制御回路と、
前記二次電池の電池電圧を取得する取得部と、
前記電池電圧に基づき、前記出力電圧と前記電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、前記出力電圧を制御する制御回路と
を備える。
【0010】
さらに、本開示に係る出力電圧調整方法は、
蓄電システムに設けられた電圧変換装置の出力電圧を調整する出力電圧調整方法であって、
二次電池の電池電圧を取得し、
前記電池電圧に基づき、前記出力電圧と前記電池電圧との差が所定の電圧差以下となるように、前記出力電圧を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
FDK株式会社
ボビン型電池の製造方法およびボビン型電池
1か月前
FDK株式会社
固体電解質、固体電池及び固体電池の製造方法
5日前
FDK株式会社
出力電圧調整装置、蓄電システム、出力電圧調整方法およびプログラム
1か月前
個人
発電機
10日前
個人
赤道周回変圧器
24日前
株式会社ダイヘン
電源装置
1か月前
株式会社ダイヘン
電源装置
1か月前
個人
共振電流制御形直流電源
3日前
カヤバ株式会社
モータ
1か月前
カヤバ株式会社
モータ
10日前
個人
ゼロカーボン発電循環装置
1か月前
株式会社ミクニ
電動装置
16日前
国立大学法人信州大学
回転電機
3日前
西芝電機株式会社
回転電機
25日前
ニチコン株式会社
電源装置
3日前
ブラザー工業株式会社
充電器
10日前
ブラザー工業株式会社
充電器
10日前
コバックス株式会社
補助電源システム
10日前
株式会社村田製作所
電力変換装置
23日前
個人
架台及び架台システム
24日前
株式会社ダイヘン
電源装置
1か月前
株式会社ダイヘン
充電装置
10日前
マツダ株式会社
モータ
25日前
マツダ株式会社
モータ
25日前
三菱電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
17日前
株式会社豊田自動織機
ロータ
24日前
株式会社辰巳菱機
電力供給システム
1か月前
株式会社豊田自動織機
モータ
17日前
株式会社ダイヘン
充電システム
10日前
富士電機株式会社
電力変換装置
17日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
3日前
株式会社豊田自動織機
ステータ
3日前
株式会社ダイヘン
給電システム
1か月前
富士電機株式会社
電力変換装置
10日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1か月前
ネグロス電工株式会社
気密カバー
17日前
続きを見る
他の特許を見る