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公開番号
2024146144
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058875
出願日
2023-03-31
発明の名称
電動作業機械の運用支援装置および運用支援方法
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20241004BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本開示は、電動作業機械のバッテリの劣化抑制と長寿命化が可能な運用支援装置を提供する。
【解決手段】複数の電動作業機械EWM1,EWM2,…,EWMnの各々を複数の作業現場WS1,WS2,…,WSnの各々に割り当てる運用支援装置1である。運用支援装置1は、各々の作業現場WSの作業負荷の情報を格納する情報格納部11と、各々の電動作業機械EWMに搭載されたバッテリBの劣化状態を取得する状態取得部12と、各々の電動作業機械EWMが各々の作業現場WSで作業した場合のバッテリBの予測劣化状態を算出する状態予測部13と、運用計画部14と、を備える。運用計画部14は、情報格納部11によって格納された情報に基づいて作業負荷が高い順に作業現場WSを選択するとともに、選択した作業現場WSに対して複数の電動作業機械EWM1,EWM2,…,EWMnの中から予測劣化状態に基づいて特定の電動作業機械EWMを割り当てる。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電動作業機械を複数の作業現場に割り当てるサーバを備える運用支援装置であって、
前記サーバは、
複数の前記作業現場の作業負荷の情報をそれぞれ格納する情報格納部と、
複数の前記電動作業機械にそれぞれ搭載されたバッテリの劣化状態を取得する状態取得部と、
複数の前記電動作業機械のそれぞれが複数の前記作業現場のいずれかで作業した場合の前記バッテリの予測劣化状態を算出する状態予測部と、
前記情報格納部に格納された前記作業負荷の情報に基づいて前記作業負荷が高い順に作業現場を選択し、選択した作業現場の順に、複数の前記電動作業機械の中から前記状態取得部で取得した前記バッテリの劣化状態と前記状態予測部で算出した前記バッテリの予測劣化状態とに基づく特定の電動作業機械を割り当てる運用計画部と、
を備えることを特徴とする電動作業機械の運用支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記運用計画部は、前記バッテリの劣化状態と前記バッテリの予測劣化状態とに基づいて複数の前記電動作業機械がそれぞれ複数の前記作業現場で作業した場合のバッテリ劣化量を算出し、前記特定の電動作業機械として、複数の前記電動作業機械の中から前記バッテリ劣化量が最小の電動作業機械を選択することを特徴とする請求項1に記載の電動作業機械の運用支援装置。
【請求項3】
前記運用計画部は、複数の前記電動作業機械の中に前記バッテリの予測劣化状態が所定値以上の電動作業機械が存在する場合には、前記特定の電動作業機械として、複数の前記電動作業機械の中から前記バッテリの予測劣化状態が所定値以上で前記バッテリ劣化量が最小となる電動作業機械を選択することを特徴とする請求項2に記載の電動作業機械の運用支援装置。
【請求項4】
前記運用計画部は、複数の前記電動作業機械の中に前記バッテリの予測劣化状態が所定値以上の電動作業機械が存在しない場合には、前記特定の電動作業機械として、複数の前記電動作業機械の中から前記バッテリの予測劣化状態が最大の電動作業機械を選択することを特徴とする請求項2に記載の電動作業機械の運用支援装置。
【請求項5】
前記運用計画部は、複数の前記電動作業機械の中に前記バッテリの予測劣化状態が所定値以上の電動作業機械が存在しない場合には、前記特定の電動作業機械として、複数の前記電動作業機械の中から前記バッテリの予測劣化状態が最大の電動作業機械を選択することを特徴とする請求項3に記載の電動作業機械の運用支援装置。
【請求項6】
前記運用計画部は、複数の前記電動作業機械の中に所定の評価指標を満たす電動作業機械が存在する場合には、前記特定の電動作業機械として、複数の前記電動作業機械の中から前記評価指標を満たし前記バッテリの予測劣化状態が最大となる電動作業機械を選択することを特徴とする請求項1に記載の電動作業機械の運用支援装置。
【請求項7】
前記運用計画部は、複数の前記電動作業機械の中で、所定の中古市場評価指標を満たし、かつユーザによって売却可と判定された電動作業機械を、売却対象として記録することを特徴とする請求項1に記載の電動作業機械の運用支援装置。
【請求項8】
複数の電動作業機械を複数の作業現場に割り当てる運用支援方法であって、
複数の前記作業現場の作業負荷の情報をそれぞれ格納する情報格納工程と、
複数の前記電動作業機械にそれぞれ搭載されたバッテリの劣化状態を取得する状態取得工程と、
複数の前記電動作業機械のそれぞれが複数の前記作業現場のいずれかで作業した場合の前記バッテリの予測劣化状態を算出する状態予測工程と、
前記情報格納工程に格納された前記作業負荷の情報に基づいて前記作業負荷が高い順に作業現場を選択し、選択した作業現場の順に、複数の前記電動作業機械の中から前記状態取得工程で取得した前記バッテリの劣化状態と前記状態予測工程で算出した前記バッテリの予測劣化状態とに基づいて特定の前記電動作業機械を割り当てる運用計画作成工程と、
を有することを特徴とする電動作業機械の運用支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動作業機械の運用支援装置および運用支援方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からバッテリ駆動される電動モータを搭載した建設機械の電力供給システムに関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1に記載された建設機械の電力供給システムは、複数の被牽引車と、少なくとも1台の建設機械と、充電設備と、少なくとも1台の運搬車両と、コンピュータとを備える(第0009段落および請求項1)。
【0003】
上記複数の被牽引車は、それぞれにバッテリが搭載されている。上記少なくとも1台の建設機械は、複数の被牽引車の1台を牽引し、その被牽引車のバッテリの電力で駆動される電動機および当該電動機で駆動される油圧ポンプを有する。上記充電設備は、複数の被牽引車に搭載されたバッテリを充電するための設備である。
【0004】
上記少なくとも1台の運搬車両は、複数の被牽引車のうち充電設備で充電された充電済み被牽引車を少なくとも1台の建設機械のいずれかの近辺まで牽引し、その充電済み被牽引車に代えてその建設機械に牽引されていた被牽引車を充電設備まで牽引する。
【0005】
上記コンピュータは、少なくとも1台の建設機械の所定期間における作業量計画に基づいて、その所定期間においてその建設機械が交換する被牽引車の交換回数と各交換時刻を予測する。また、上記コンピュータは、さらに、各交換時刻に間に合うように、少なくとも1台の運搬車両が建設機械の近辺に充電済み被牽引車を牽引して到着する時刻を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-084633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記従来の建設機械の電力供給システムによれば、建設機械の作業量計画に基づいたバッテリの交換時刻が推定できるので、建設機械の作業効率とバッテリの利用効率を向上できる(特許文献1、第0010段落)。しかしながら、この従来のシステムは、各々の建設機械のバッテリの劣化の進行のばらつきを考慮していないため、バッテリの劣化抑制と長寿命化の点で改善の余地がある。
【0008】
本開示は、電動作業機械のバッテリの劣化抑制と長寿命化が可能な電動作業機械の運用支援装置および運用支援方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様は、複数の電動作業機械を複数の作業現場に割り当てるサーバを備える運用支援装置であって、前記サーバは、複数の前記作業現場の作業負荷の情報をそれぞれ格納する情報格納部と、複数の前記電動作業機械にそれぞれ搭載されたバッテリの劣化状態を取得する状態取得部と、複数の前記電動作業機械のそれぞれが複数の前記作業現場のいずれかで作業した場合の前記バッテリの予測劣化状態を算出する状態予測部と、前記情報格納部に格納された前記作業負荷の情報に基づいて前記作業負荷が高い順に作業現場を選択し、選択した作業現場の順に、複数の前記電動作業機械の中から前記状態取得部で取得した前記バッテリの劣化状態と前記状態予測部で算出した前記バッテリの予測劣化状態とに基づく特定の電動作業機械を割り当てる運用計画部と、を備えることを特徴とする電動作業機械の運用支援装置である。
【発明の効果】
【0010】
電動作業機械のバッテリの劣化抑制と長寿命化が可能な電動作業機械の運用支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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