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公開番号2024144236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024043263
出願日2024-03-19
発明の名称部隊指揮支援装置、部隊指揮支援方法、部隊指揮支援プログラム、部隊指揮支援システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F41H 13/00 20060101AFI20241003BHJP(武器)
要約【課題】我の目標となる相手方の移動体である目標移動体の位置が特定できない任意の時間における部隊の待機エリアを算出する。
【解決手段】本開示の部隊指揮支援装置は、既知の目標移動体位置の情報である目標移動体存在圏情報300に基づき、前記目標移動体存在圏情報300が得られた時刻以後所定時間に目標移動体が存在可能な領域である目標移動体存在圏を算出し、前記目標移動体存在圏に基づいて部隊を配置する領域である待機エリアを導出する演算装置11と、前記演算装置11が決定した部隊の配置を出力する出力装置14と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
既知の目標移動体位置の情報である目標移動体存在圏情報に基づき、前記目標移動体存在圏情報が得られた時刻以後の所定時間に目標移動体が存在可能な領域である目標移動体存在圏を算出し、前記目標移動体存在圏に基づいて、部隊を配置する領域である待機エリアを導出する演算装置と、
前記演算装置が決定した部隊の配置を出力する出力装置と、
を備える部隊指揮支援装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記所定時間が、作戦行動を指示する対処命令までに要する最大の時間である命令発令想定時間であり、前記命令発令想定時間を分割した時間ごとに前記待機エリアが導出される、
請求項1に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項3】
前記出力装置が、前記命令発令想定時間を分割した時間ごとに導出された前記待機エリアをそれぞれ表示する、請求項2に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項4】
前記演算装置が、前記既知の目標移動体位置から、前記目標移動体の予想目標地点へ向かう方向に基づいて前記目標移動体存在圏を導出する、
請求項1に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項5】
前記演算装置が、前記待機エリア導出の際の制約条件である対処条件を満たすように、 前記待機エリアの候補領域である待機エリア候補を算出する、
請求項1に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項6】
前記対処条件が、前記待機エリアのとり得る領域を指定するものである、
請求項5に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項7】
前記対処条件が、その示す範囲に目標移動体が存在する場合に部隊が当該目標移動体を対処するよう定める対処範囲を指定するものである、
請求項5に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項8】
前記演算装置が、前記待機エリアの候補領域である待機エリア候補から少なくとも1つの待機エリアを選定する基準である待機エリア導出基準を満たすように前記待機エリアを導出する、
請求項1に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項9】
前記演算装置が、ユーザにより定められた前記待機エリア導出基準の優先順位に従って前記待機エリア導出基準を適用し、前記待機エリアを導出する、
請求項8に記載の部隊指揮支援装置。
【請求項10】
入力装置をさらに有し、
前記演算装置によって用いる前記待機エリア導出基準の数を前記入力装置によって指定した数とする、請求項8に記載の部隊指揮支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、目標移動体に対し、部隊の配置、行動エリアを導出する部隊指揮支援装置、部隊指揮支援方法、部隊指揮支援プログラム及びそれらを利用する部隊指揮支援システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、比較的長い時間をかけて我側に向かってくる移動体機器に対して、対処のための能力、移動体の算出及び配置を自動的に決定するシステムが開発された。特許文献1では、相手方の能力に対して対抗しうる部隊の能力の算出、目標移動体の進行に対する部隊の能力及び部隊の配置の決定を行う装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015―197232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、相手方の移動体(以下、目標移動体)の位置はユーザ又は何らかの手段により座標として設定するものとしており、目標移動体の正確な位置が把握できない場合は開示されていない。さらに、目標移動体の位置を把握できるタイミングが不明のため、対処命令がいつ発令されるか不明の状況で待機しなければならない場合は開示されていない。
【0005】
ところが近年、ステルス能力を有する装備品やレーダ、センサ、通信を妨害する機器の開発・実用が進み、目標移動体の位置を正確に把握することが困難になりつつある。これは特許文献1には開示されていない状況である。このような状況では、目標移動体の位置を目標移動体が存在すると推定される領域である存在圏として把握する必要があるため、存在圏内の任意の座標に潜在する目標移動体に対しての対処は困難である。その後、何らかのタイミングで目標移動体の座標が顕在化できれば対処可能となるが、速やかに対処できなければ再び潜在化し対処困難となる。
【0006】
よって、存在圏で把握する目標移動体の対処を行う場合、存在圏の任意点に対して部隊として速やかに対処できる様、部隊の各機器を待機させられるかが、対処の成否を左右すると言える。一方で、そのような待機エリアを導出するためには各部隊の保有武器や射程、目標移動体の想定される保有武器や射程などから相手に与える損害を最大化しつつ、部隊の損害を最小化するといった調整が必要であり、それらを手作業かつ高い精度で立案するのは困難である。それは経験を有する乗員であっても多くの時間を必要とするという問題がある。
【0007】
以上の事より、本発明の目的は存在圏で位置を把握する目標移動体に対して、任意のタイミングで最大限、存在圏の任意点を対処可能な様に、部隊の各機器の活動すべきエリアを特定し、各機器の行動要領を立案、伝達する部隊指揮支援システム、部隊指揮支援装置、部隊指揮支援方法、部隊指揮支援プログラムを提供する事である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の部隊指揮支援装置は、既知の目標移動体位置の情報である目標移動体存在圏情報に基づき、前記目標移動体存在圏情報が得られた時刻以後の所定時間に目標移動体が存在可能な領域である目標移動体存在圏を算出し、前記目標移動体存在圏に基づいて部隊を配置する領域である待機エリアを導出する演算装置と、前記演算装置が決定した部隊の配置を出力する出力装置と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の部隊指揮支援システム装置は、我の目標となる相手方の移動体である目標移動体の位置が特定できない任意の時間における部隊の待機エリアを算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1における部隊指揮支援システムの構成の一例を示す図である。
実施の形態1における部隊指揮支援装置の構成の一例を示す図である。
方針情報の一例を示す図である。
目標移動体存在圏情報の一例を示す図である。
目標移動体諸元情報の一例を示す図である。
部隊位置情報の一例を示す図である。
部隊諸元情報の一例を示す図である。
地理情報の一例を示す図である。
実施の形態1における部隊指揮支援装置のブロック図である。
部隊指揮支援装置の導出条件入力部の出力の一例を示す図である。
目標移動体存在圏導出部によって導出された目標移動体存在圏の一例を示す図である。
目標移動体存在圏導出部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
部隊指揮支援装置に入力された時間関係の一例を示す図である。
部隊指揮支援装置によって導出された目標移動体存在圏の時刻ごとの変化の一例を示す図である。
部隊指揮支援装置によって導出された待機エリアの一例を示す図である。
部隊指揮支援装置によって導出された待機エリア及び目標移動体存在圏の時刻による変化の一例を示す図である。
待機エリア導出部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2における部隊指揮支援システムの処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態3における方針情報の一例を示す図である。
実施の形態3における目標移動体存在圏導出部の処理の一例を示す図である。
実施の形態3における目標移動体存在圏の時刻による変化の一例を示す図である。
実施の形態3における待機エリア導出部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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