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公開番号2024140428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051561
出願日2023-03-28
発明の名称通信端末及び基地局装置
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類H04W 72/1268 20230101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】基地局装置が間欠送信動作をする際にも適切なタイミングで通信端末がデータを送信する通信端末及び基地局装置を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、通信端末2は、基地局装置1がデータを送信する送信期間とデータを送信しない非送信期間とを示す構成情報と、非送信期間がない通常モードにおいて基地局装置1にデータを送信する第1タイミングを規定する第1タイミング情報を記憶する端末記憶部23と、非送信期間がある間欠送信モードにおいて基地局装置1にデータを送信する第3タイミングを規定する第3タイミング情報と、を基地局装置1から受信する端末受信部21と、通常モードにおいて第1タイミングで基地局装置1にデータを送信し、間欠送信モードにおいて第3タイミングで基地局装置1にデータを送信する端末送信部22と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
基地局装置がデータを送信する送信期間とデータを送信しない非送信期間とを示す構成情報と、前記非送信期間がない通常モードにおいて前記基地局装置にデータを送信する第１タイミングを規定する第１タイミング情報を記憶する記憶部と、
前記非送信期間がある間欠送信モードにおいて前記基地局装置にデータを送信する第３タイミングを規定する第３タイミング情報と、を前記基地局装置から受信する受信部と、
前記通常モードにおいて前記第１タイミングで前記基地局装置にデータを送信し、前記間欠送信モードにおいて前記第３タイミングで前記基地局装置にデータを送信する送信部と、
を有する通信端末。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記第１タイミング情報及び前記第３タイミング情報は、前記通信端末が前記基地局装置から送信されたデータを受信するサブフレームを指定するためのデータを前記基地局装置から受信してから、前記基地局装置から送信された所定のデータを受信するまでの期間を示す情報である、
請求項１に記載の通信端末。
【請求項３】
前記第１タイミング情報及び前記第３タイミング情報は、前記通信端末から前記基地局装置にデータを送信するサブフレームを指定するためのデータを前記基地局装置から受信してから前記基地局装置にデータを送信するまでの期間を示す情報である、
請求項１に記載の通信端末。
【請求項４】
前記第３タイミング情報は、前記第１タイミング情報に対応する期間と異なる期間を示す情報である、
請求項１に記載の通信端末。
【請求項５】
前記受信部は、無線リソース制御メッセージにおいて前記第３タイミング情報の複数の候補を受信し、
前記送信部は、ダウンリンク制御情報に含まれる候補指定データに基づいて前記複数の候補から選択した前記第３タイミング情報で前記基地局装置にデータを送信する、
請求項１に記載の通信端末。
【請求項６】
前記構成情報は、前記基地局装置が前記間欠送信モードで動作する間の一以上の前記非送信期間を示すパターン情報と、前記一以上の非送信期間の複数の組み合わせを識別するための複数のパターン識別情報と、を含み、
前記受信部は、無線リソース制御メッセージにおいて、前記複数のパターン識別情報に対応する複数の前記第３タイミング情報の複数の候補の通知を受信し、かつ前記基地局装置の動作に対応する前記パターン識別情報を受信し、
前記送信部は、前記受信部が受信した前記パターン識別情報に対応する前記複数の候補に含まれる前記第３タイミング情報で前記基地局装置にデータを送信する、
請求項１に記載の通信端末。
【請求項７】
前記構成情報は、前記基地局装置が前記間欠送信モードで動作する間の一以上の前記非送信期間を示すパターン情報と、前記一以上の非送信期間の複数の組み合わせを識別するためのパターン識別情報と、を含み、
前記受信部は、前記基地局装置が動作する前記間欠送信モードに対応する前記パターン識別情報を受信した後に、当該パターン識別情報に対応する前記一以上の非送信期間において、前記基地局装置から送信されるデータを受信する処理を停止する、
請求項１に記載の通信端末。
【請求項８】
前記受信部は、前記非送信期間において、下り制御チャネル情報を受信する処理を停止する、
請求項７に記載の通信端末。
【請求項９】
前記記憶部は、前記下り制御チャネル情報を受信する処理を前記受信部が実行する受信処理タイミングを前記複数のパターン識別情報に関連付けて複数記憶し、
前記受信部は、前記記憶部に記憶された複数の前記受信処理タイミングのうち、前記非送信期間と一致していない前記受信処理タイミングにおいて前記下り制御チャネル情報を受信する処理を実行する、
請求項８に記載の通信端末。
【請求項１０】
前記送信部は、前記非送信期間と一致していない前記受信処理タイミングが存在しない場合、前記受信処理タイミングの変更要求を前記基地局装置に送信する、
請求項９に記載の通信端末。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、通信端末及び基地局装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
第５世代（５Ｇ）の無線通信システムでは、基地局装置が送信を行わない期間、及び基地局装置が受信を行わない期間を設けることにより、基地局装置の省電力化を実現することが提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
３ＧＰＰ、ＴＲ３８．８６４、Ｖ１．０．０、２０２２年１２月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
通信端末がデータを送信するタイミングは、基地局装置によって指定される。しかしながら、基地局装置がデータを送信しない期間がある間欠送信動作をする場合、通信端末がデータを送信できるタイミングを基地局装置が通信端末に通知できない期間が生じてしまう。その結果、通信端末が適切なタイミングでデータを送信できないということが生じ得る。
【０００５】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、基地局装置が間欠送信動作をする際にも適切なタイミングで通信端末がデータを送信できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１の態様の通信端末は、基地局装置がデータを送信する送信期間とデータを送信しない非送信期間とを示す構成情報と、前記非送信期間がない通常モードにおいて前記基地局装置にデータを送信する第１タイミングを規定する第１タイミング情報を記憶する記憶部と、前記非送信期間がある間欠送信モードにおいて前記基地局装置にデータを送信する第３タイミングを規定する第３タイミング情報と、を前記基地局装置から受信する受信部と、前記通常モードにおいて前記第１タイミングで前記基地局装置にデータを送信し、前記間欠送信モードにおいて前記第３タイミングで前記基地局装置にデータを送信する送信部と、を有する。
【０００７】
前記第１タイミング情報及び前記第３タイミング情報は、前記通信端末が前記基地局装置から送信されたデータを受信するサブフレームを指定するためのデータを前記基地局装置から受信してから、前記基地局装置から送信された所定のデータを受信するまでの期間を示す情報であってもよい。
【０００８】
前記第１タイミング情報及び前記第３タイミング情報は、例えば、前記通信端末から前記基地局装置にデータを送信するサブフレームを指定するためのデータを前記基地局装置から受信してから前記基地局装置にデータを送信するまでの期間を示す情報である。
【０００９】
前記第３タイミング情報は、例えば、前記第１タイミング情報に対応する期間と異なる期間を示す情報である。
【００１０】
前記受信部は、無線リソース制御メッセージにおいて前記第３タイミング情報の複数の候補を受信し、前記送信部は、ダウンリンク制御情報に含まれる候補指定データに基づいて前記複数の候補から選択した前記第３タイミング情報で前記基地局装置にデータを送信してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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