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公開番号2024126916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035671
出願日2023-03-08
発明の名称調理器制御システム、調理器、調理器制御方法、及び調理器制御プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24C 15/00 20060101AFI20240912BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】調理器が発生する音声や報知音などの聞き逃しを極力防止可能な調理器制御システム、調理器、調理器制御方法、及び調理器制御プログラムを提供する。
【解決手段】調理器制御システム100は、調理器としての電子レンジ10と少なくとも1台の電子機器20とを備える。調理器は、電子機器20との通信を行う第1通信部13と、調理に関する第1音声出力を行う第1音声出力部14と、第1制御部18とを備える。各電子機器20は、第1通信部13との通信を行う第2通信部23と、第2音声出力を行う第2音声出力部24と、第2制御部28とを備える。第1制御部18は、第1音声出力に先立って、各電子機器20に対して第1通信部13を介して音量変更要求を送信し、第2制御部28は、第2通信部23を介して音量変更要求を受信すると、第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
調理器と少なくとも1台の電子機器とを備える調理器制御システムであって、
前記調理器は
前記電子機器との通信を行う第1通信部と、
調理に関する第1音声出力を行う第1音声出力部と、
前記第1通信部及び前記第1音声出力部を制御する第1制御部と
を備え、
前記電子機器は
前記第1通信部との通信を行う第2通信部と、
第2音声出力を行う第2音声出力部と、
前記第2通信部及び前記第2音声出力部を制御する第2制御部と
を備え、
前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、各前記電子機器に対して前記第1通信部を介して音量変更要求を送信し、
前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記音量変更要求を受信すると、前記第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う、調理器制御システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記調理器及び各前記電子機器に優先順位がそれぞれ設定されており、
前記第2制御部は、前記音量変更要求を受信すると、前記電子機器に設定されている前記優先順位が前記調理器に設定されている前記優先順位より低い場合に前記音量制御を行う、請求項1に記載の調理器制御システム。
【請求項3】
前記調理器及び各前記電子機器に優先順位がそれぞれ設定されており、
前記調理器は、前記音量変更要求の送信先とする前記電子機器を登録電子機器として登録する記憶部をさらに備え、
前記登録電子機器が1台以上存在する場合、前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、全ての前記登録電子機器に対して前記音量変更要求を送信し、
前記第2制御部は、前記音量変更要求を受信すると、前記電子機器に設定されている前記優先順位が前記調理器に設定されている前記優先順位より低い場合のみ前記音量制御を行う、請求項1に記載の調理器制御システム。
【請求項4】
前記調理器及び各前記電子機器に優先順位がそれぞれ設定されており、
前記調理器は、前記音量変更要求の送信先とする前記電子機器と当該電子機器に設定されている前記優先順位とを登録電子機器及び登録電子機器優先順位として関連付けて登録する記憶部をさらに備え、
前記登録電子機器が1台以上存在する場合、前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、前記登録電子機器優先順位が前記調理器に設定されている前記優先順位より低い全ての前記登録電子機器に対して前記音量変更要求を送信する、請求項1に記載の調理器制御システム。
【請求項5】
前記記憶部は、各前記登録電子機器が代替通知可能か否かをさらに登録し、
代替通知可能な前記登録電子機器が1台以上存在する場合、前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、代替通知可能な全ての前記登録電子機器に対して代替通知要求を送信するとともに、前記第1音声出力部による前記第1音声出力は行わず、
前記第2制御部は、前記代替通知要求を受信すると、前記第2音声出力部による代替通知を行う、請求項3又は請求項4に記載の調理器制御システム。
【請求項6】
前記調理器は、人体又は携帯端末を検出する検出部をさらに備え、
前記第1制御部は、前記検出部によって前記人体又は前記携帯端末が離遠したことを検出すると、前記第1音声出力に先立って、代替通知可能な全ての前記登録電子機器に対して前記代替通知要求を送信するとともに、前記第1音声出力部による前記第1音声出力は行わない、請求項5に記載の調理器制御システム。
【請求項7】
前記第1制御部は、前記代替通知要求とともに付加音声を送信し、
前記第2制御部は、前記代替通知要求及び前記付加音声を受信すると、前記第2音声出力部によって前記代替通知及び前記付加音声の出力を行う、請求項5に記載の調理器制御システム。
【請求項8】
前記第2制御部は、前記代替通知要求を受信すると、前記第2音声出力部による前記第2音声出力を停止して前記代替通知の出力後に前記第2音声出力を再開する、請求項5に記載の調理器制御システム。
【請求項9】
少なくとも1台の電子機器との通信を行う第1通信部と、
調理に関する第1音声出力を行う第1音声出力部と、
前記第1通信部及び前記第1音声出力部を制御する第1制御部と
を備える調理器であって、
前記電子機器は
前記第1通信部との通信を行う第2通信部と、
第2音声出力を行う第2音声出力部と、
前記第2通信部及び前記第2音声出力部を制御する第2制御部と
を備え、
前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、各前記電子機器に対して前記第1通信部を介して音量変更要求を送信し、
前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記音量変更要求を受信すると、前記第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う、調理器。
【請求項10】
調理器が、調理に関する第1音声出力に先立って、少なくとも1台の電子機器に対して音量変更要求を送信する音量変更要求工程と、
前記電子機器が、前記音量変更要求を受信すると、前記電子機器の第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う音量制御工程と
を含む、調理器制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、連携動作可能な調理器と他の電子機器とを備える調理器制御システム、調理器、調理器制御方法、及び調理器制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、報知音声を聞き逃した場合に、使用者によって聞き逃した報知音声を再生することができる加熱調理器が開示されている。特許文献2には、音声ガイドや各種報知音の音量を機器の設定する調理モードに応じて変更することで、使い勝手を向上させる加熱調理器が開示されている。
【0003】
一方、加熱調理器と様々な電子機器とがIoT機器としてインターネットに接続され、相互の連携動作なども可能になっている場合がある。例えば、洗濯機の運転開始後にキッチンに移動して料理をしているとき、洗濯完了を洗濯機の代わりに使用者の近くの冷蔵庫などが知らせてくれるシステムも存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-078303号公報
特開2007-194010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電子レンジなどの調理器には音声や報知音などを発生するものも多いが、周囲の音が大きいと聞き逃してしまうことがある。このような調理器は基本的にキッチンで使用されるが、例えば、キッチンとの間に仕切りがないリビング内にある他の電子機器(テレビ、音楽プレイヤー、スマートスピーカー、スマートフォンなど)から大きな音が聞こえることもある。そのような大きな音が原因で、調理器の音声や報知音が阻害され、聞き逃してしまうこともあり得る。
【0006】
本開示は、調理器が発生する音声や報知音などの聞き逃しを極力防止可能な調理器制御システム、調理器、調理器制御方法、及び調理器制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の調理器制御システムは、調理器と少なくとも1台の電子機器とを備える調理器制御システムである。前記調理器は、前記電子機器との通信を行う第1通信部と、調理に関する第1音声出力を行う第1音声出力部と、前記第1通信部及び前記第1音声出力部を制御する第1制御部とを備える。前記電子機器は、前記第1通信部との通信を行う第2通信部と、第2音声出力を行う第2音声出力部と、前記第2通信部及び前記第2音声出力部を制御する第2制御部とを備える。前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、各前記電子機器に対して前記第1通信部を介して音量変更要求を送信し、前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記音量変更要求を受信すると、前記第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う。
【0008】
本開示の調理器は、少なくとも1台の電子機器との通信を行う第1通信部と、調理に関する第1音声出力を行う第1音声出力部と、前記第1通信部及び前記第1音声出力部を制御する第1制御部とを備える。前記電子機器は、前記第1通信部との通信を行う第2通信部と、第2音声出力を行う第2音声出力部と、前記第2通信部及び前記第2音声出力部を制御する第2制御部とを備える。前記第1制御部は、前記第1音声出力に先立って、各前記電子機器に対して前記第1通信部を介して音量変更要求を送信し、前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記音量変更要求を受信すると、前記第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う。
【0009】
本開示の調理器制御方法は、調理器が、調理に関する第1音声出力に先立って、少なくとも1台の電子機器に対して音量変更要求を送信する音量変更要求工程と、前記電子機器が、前記音量変更要求を受信すると、前記電子機器の第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う音量制御工程とを含む。
【0010】
本開示の調理器制御プログラムは、調理器制御をコンピュータに実行させる調理器制御プログラムであって、調理器が、調理に関する第1音声出力に先立って、少なくとも1台の電子機器に対して音量変更要求を送信する音量変更要求工程と、前記電子機器が、前記音量変更要求を受信すると、前記電子機器の第2音声出力の音量を現在値より下げるか又は0にする音量制御を行う音量制御工程とを含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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