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公開番号2024126326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034629
出願日2023-03-07
発明の名称照明器具
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類F21S 8/02 20060101AFI20240912BHJP(照明)
要約【課題】配光角が大きくなることを従来よりも抑制できる照明器具を提供する。
【解決手段】本開示に係る照明器具は、内部に光源が配置される反射部材と、前記光源が取り付けられるソケットと、を備え、前記反射部材は、反射面である内部形状が円筒状に形成された第1反射部と、前記第1反射部を基準として前記ソケットとは反対側に設けられ、反射面である内部形状が前記第1反射部から離れるにつれて直径が大きくなる円錐台形状に形成された第2反射部と、を備え、前記ソケットに前記光源が取り付けられた状態においては、前記光源の前記ソケット側の端部とは反対側の端部は、前記第1反射部の内部に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
内部に光源が配置される反射部材と、
前記光源が取り付けられるソケットと、
を備え、
前記反射部材は、
反射面である内部形状が円筒状に形成された第1反射部と、
前記第1反射部を基準として前記ソケットとは反対側に設けられ、反射面である内部形状が前記第1反射部から離れるにつれて直径が大きくなる円錐台形状に形成された第2反射部と、
を備え、
前記ソケットに前記光源が取り付けられた状態においては、
前記光源の前記ソケット側の端部とは反対側の端部は、前記第1反射部の内部に配置される
照明器具。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第1反射部の内周部の直径よりも小さな直径の貫通孔が形成され、前記反射部材と前記ソケットとの間に設けられたカバーを備え、
前記貫通孔に前記光源を挿入して、前記ソケットに前記光源を取り付ける構成である
請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記光源を備え、
前記光源は、前記ソケットに取り付けられる被取付部と、
発光する発光部と、
前記発光部を覆い、前記発光部から発せられた光が通り抜ける透光カバーと、
を備え、
前記透光カバーは、凸部及び凹部のうちの少なくとも一方を備えている
請求項1又は請求項2に記載の照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、天井等の被取付部に設置される照明器具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
天井等の被取付部に設置される照明器具として、次のような構成の照明器具が知られている。照明器具は、内部に光源が配置される反射部材と、光源が取り付けられるソケットとを備えている。光源は、直管型及び電球型等の光源である。また、反射部材は、反射面である内部形状が円筒状に形成された第1反射部と、第1反射部を基準としてソケットとは反対側に設けられ、反射面である内部形状が第1反射部から離れるにつれて直径が大きくなる円錐台形状に形成された第2反射部とを備えている(特許文献1参照)。すなわち、特許文献1に記載の照明器具は、第2反射部の第1反射部とは反対側の開口部から、光源が発した光を空間に放出することとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-055799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
病院の居室に設置される常夜灯に用いられる照明器具等、配光角の小さな照明器具が求められる場合がある。例えば、病院の居室に設置される常夜灯の場合、配光角が大きくなると、寝台の利用者に光が照射されて、該利用者の就寝を妨げる懸念があるためである。このような配光角の小さな照明器具として特許文献1に記載の照明器具を用いようとした場合、次のような課題があった。
【0005】
特許文献1に記載の照明器具のソケットに光源が取り付けられた際、光源のソケット側の端部とは反対側の端部は、内部が円錐台形状に形成されている第2反射部の内部に配置される。このため、特許文献1に記載の照明器具においては、光源から発せられた光が第2反射部の反射面で反射した後に空間に放出される光の配光角が、光源から発せられた光が空間に直接放出される光の配光角と比べて、大きくなる場合がある。このように、特許文献1に記載の照明器具は、配光角が大きくなってしまう場合があるという課題があった。換言すると、第1反射部及び第2反射部を有する反射部材を備えた従来の照明器具は、配光角が大きくなってしまう場合があるという課題があった。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、配光角が大きくなることを従来よりも抑制できる照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る照明器具は、内部に光源が配置される反射部材と、前記光源が取り付けられるソケットと、を備え、前記反射部材は、反射面である内部形状が円筒状に形成された第1反射部と、前記第1反射部を基準として前記ソケットとは反対側に設けられ、反射面である内部形状が前記第1反射部から離れるにつれて直径が大きくなる円錐台形状に形成された第2反射部と、を備え、前記ソケットに前記光源が取り付けられた状態においては、前記光源の前記ソケット側の端部とは反対側の端部は、前記第1反射部の内部に配置される。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る照明器具においては、光源から発せられた光が第2反射部の反射面で反射した後に空間に放出される光の配光角が、従来と比べて大きくなりにくい。このため、本開示に係る照明器具は、配光角が大きくなることを従来よりも抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る照明器具を下方から見た斜視図である。
実施の形態に係る照明器具を下方から見た分解斜視図である。
実施の形態に係る照明器具を上方から見た分解斜視図である。
実施の形態に係る照明器具の縦断面図である。
実施の形態に係る取付カバーを上方から見た斜視図である。
実施の形態に係る取付カバーを下方から見た斜視図である。
実施の形態に係るソケットを上方から見た斜視図である。
実施の形態に係るソケットを下方から見た斜視図である。
実施の形態に係る反射部材を上方から見た斜視図である。
実施の形態に係る反射部材を下方から見た斜視図である。
実施の形態に係る光源を示す側面図である。
実施の形態に係るカバーを示す斜視図である。
従来の照明器具の配光角を説明するための図であり、比較例に係る照明器具の縦断面図である。
従来の照明器具の配光角を説明するための図であり、比較例に係る照明器具の縦断面図である。
実施の形態に係る照明器具の配光角を説明するための図であり、当該照明器具の縦断面図である。
実施の形態に係る照明器具の配光角を説明するための図であり、当該照明器具の縦断面図である。
実施の形態に係る照明器具の配光角を説明するための図であり、当該照明器具の縦断面図である。
実施の形態に係るカバーの変形例を示す斜視図である。
実施の形態に係る照明器具の変形例を示す縦断面図である。
実施の形態に係る照明器具が備える光源の変形例の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の実施の形態において、本開示に係る照明器具の一例を説明する。なお、以下の実施の形態では、照明器具の構成を説明する際、上、下及び横等の用語を用いて方向を表す場合がある。この方向は、天井等の被取付部に設置された照明器具を観察した際の方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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