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公開番号
2024122613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030266
出願日
2023-02-28
発明の名称
情報出力装置、情報出力方法及びプログラム
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G10L
15/00 20130101AFI20240902BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】煩わしく感じさせずに、ユーザの音声認識を補助する。
【解決手段】情報出力装置10は、ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得する音声データ取得部30と、ユーザの脳信号を取得する脳信号取得部32と、脳信号に基づき、ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定する判定部34と、非認識期間があると判定された場合に、非認識期間において発せられている音声データに基づいて、出力データを生成する出力データ生成部36と、出力データを出力する出力制御部38と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得する音声データ取得部と、
前記ユーザの脳信号を取得する脳信号取得部と、
前記脳信号に基づき、前記ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定する判定部と、
前記非認識期間があると判定された場合に、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいて、出力データを生成する出力データ生成部と、
前記出力データを出力する出力制御部と、
を含む、
情報出力装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記脳信号に基づき、前記ユーザが認識している音声の内容を推定する内容推定部を更に含み、
前記判定部は、推定された前記音声の内容を示す推定データと、前記音声データとに基づいて、前記非認識期間があるかを判定する、
請求項1に記載の情報出力装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記非認識期間の長さを算出し、
前記出力データ生成部は、
前記非認識期間の長さが所定の閾値未満である場合には、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいた文字データを、前記出力データとして生成し、
前記非認識期間の長さが前記閾値以上である場合には、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいた音声データを、前記出力データとして生成する、
請求項1又は請求項2に記載の情報出力装置。
【請求項4】
前記出力データ生成部は、前記非認識期間が所定の閾値未満であって、かつ、前記非認識期間中に音声が発せられている場合に、前記文字データを生成し、前記非認識期間中に音声が発せられていない場合には、前記文字データを生成しない、
請求項3に記載の情報出力装置。
【請求項5】
前記出力データ生成部は、前記非認識期間が所定の閾値未満であって、かつ、前記非認識期間中に発せられている音声の内容が所定条件を満たす場合に、前記文字データを生成し、前記非認識期間中に発せられている音声の内容が前記所定条件を満たさない場合には、前記文字データを生成しない、
請求項3に記載の情報出力装置。
【請求項6】
ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得するステップと、
前記ユーザの脳信号を取得するステップと、
前記脳信号に基づき、前記ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定するステップと、
前記非認識期間があると判定された場合に、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいて、出力データを生成するステップと、
前記出力データを出力するステップと、
を含む、
情報出力方法。
【請求項7】
ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得するステップと、
前記ユーザの脳信号を取得するステップと、
前記脳信号に基づき、前記ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定するステップと、
前記非認識期間があると判定された場合に、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいて、出力データを生成するステップと、
前記出力データを出力するステップと、
をコンピュータに実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報出力装置、情報出力方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザが音声を認識できない際に、音声の認識を補助する技術が知られている。例えば特許文献1には、音声のゲイン信号から低周波帯域のゲイン信号と高周波帯域のゲイン信号とを抽出し、マイクロホンの出力信号、低周波帯域のゲイン信号、及び周波数をシフトさせた高周波帯域のゲイン信号とに基づき、音声を出力する補聴器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-118359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一部の音声のみが認識できないユーザも存在する。このようなユーザに、認識できている音声まで認識補助してしまうと、煩わしく感じさせるおそれがある。そのため、煩わしく感じさせずに、ユーザの音声認識を補助させることが求められている。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑み、煩わしく感じさせずに、ユーザの音声認識を補助可能な情報出力装置、情報出力方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる情報出力装置は、ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得する音声データ取得部と、前記ユーザの脳信号を取得する脳信号取得部と、前記脳信号に基づき、前記ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定する判定部と、前記非認識期間があると判定された場合に、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいて、出力データを生成する出力データ生成部と、前記出力データを出力する出力制御部と、を含む。
【0007】
本開示の一態様にかかる情報出力方法は、ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得するステップと、前記ユーザの脳信号を取得するステップと、前記脳信号に基づき、前記ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定するステップと、前記非認識期間があると判定された場合に、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいて、出力データを生成するステップと、前記出力データを出力するステップと、を含む。
【0008】
本開示の一態様にかかるプログラムは、ユーザに向けて発せられる音声の音声データを取得するステップと、前記ユーザの脳信号を取得するステップと、前記脳信号に基づき、前記ユーザが前記音声を認識できていない非認識期間があるかを判定するステップと、前記非認識期間があると判定された場合に、前記非認識期間において発せられている前記音声データに基づいて、出力データを生成するステップと、前記出力データを出力するステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、煩わしく感じさせずに、ユーザの音声認識を補助できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る情報出力装置の一例を示す模式図である。
図2は、第1実施形態に係る情報出力装置の模式的なブロック図である。
図3は、非認識期間の一例を示すグラフである。
図4は、出力データの出力の例を説明するグラフである。
図5は、情報出力装置の処理フローを説明するフローチャートである。
図6は、本実施形態の他の例に係る情報出力装置の模式的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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