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公開番号2024148186
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061062
出願日2023-04-05
発明の名称表示方法、電子絵本システム及び情報処理装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G10H 1/00 20060101AFI20241010BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザが飽きずに楽しみながら課題に取り組めるようにする。
【解決手段】電子絵本システムによれば、情報処理装置の制御部は、電子絵本の複数のシーンごとに、アニメーションを含むシーン画像及びユーザがクリアすべき課題曲の楽譜を表示部に表示させ、電子楽器からユーザが課題をクリアしたことが通知されると、次のシーンに移行し、次のシーンのアニメーションを含むシーン画像及び楽譜を表示部に表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置と電子機器とがデータ送受信可能に接続され、前記情報処理装置が複数のシーンを有する電子絵本を表示部に表示する電子絵本システムにおける表示方法であって、
前記情報処理装置は、前記複数のシーンのうちの最終シーンを除く少なくとも2つ以上のシーンに、
互いに異なる次のシーンにそれぞれ移行可能な複数の対象を含むシーン画像を前記表示部に表示させ、
前記表示部に表示された、前記電子機器の操作課題をクリアした場合、ユーザが前記複数の対象の中から選択した1つに応じた次のシーンのシーン画像を前記表示部に表示させる、
表示方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記電子機器からユーザが前記操作課題をクリアしたことが通知されると、前記次のシーンのシーン画像として、その前のシーンで選択された前記対象に関連するシーン画像を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
前記複数の対象は、複数のキャラクタの夫々に付与された複数のマークである、請求項1に記載の表示方法。
【請求項4】
前記電子機器は、電子楽器であり、
前記操作課題は、前記電子楽器において演奏すべき課題曲であり、
前記情報処理装置は、前記操作課題を楽譜として前記表示部に表示させる、請求項1に記載の表示方法。
【請求項5】
前記電子機器は、電子楽器であり、前記ユーザが操作した操作子に基づいて、前記複数の対象のうち選択された対象を特定し、特定した前記対象に関する情報を前記情報処理装置に送信する、請求項1に記載の表示方法。
【請求項6】
前記電子機器は、電子楽器であり、
前記情報処理装置における前記シーン画像におけるアニメーションの表示に合わせて、前記アニメーションに対応する音声を出力する、請求項1に記載の表示方法。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記ユーザが前記操作課題のうちの最終課題をクリアしたことを認識すると、前記表示された一連の前記シーン画像を含む映像を作成し、作成した前記映像として前記一連のシーン画像を時系列の順に前記表示部に表示させる、請求項1に記載の表示方法。
【請求項8】
前記情報処理装置は、
前記ユーザが前記操作課題のうちの最終課題をクリアしたことを認識すると、前記表示された一連の前記シーン画像及び前記操作課題を含む映像を作成し、作成した前記映像として前記一連のシーン画像及び前記操作課題を時系列の順に前記表示部に表示させる、請求項1に記載の表示方法。
【請求項9】
前記電子機器は、電子楽器であり、
前記情報処理装置は、前記操作課題としての楽譜を前記表示部に表示させ、
前記電子楽器は、ユーザによる前記操作課題の結果としての演奏を録音し、前記映像における前記楽譜の表示に合わせて、前記録音した前記演奏を再生する、請求項8に記載の表示方法。
【請求項10】
情報処理装置と、電子機器とがデータ送受信可能に接続され、前記情報処理装置が複数のシーンを有する電子絵本を表示部に表示する電子絵本システムであって、
前記情報処理装置は、前記複数のシーンのうちの最終シーンを除く少なくとも2つ以上のシーンに、
互いに異なる次のシーンにそれぞれ移行可能な複数の対象を含むシーン画像を前記表示部に表示させ、
前記表示部に表示された、前記電子機器の操作課題をクリアした場合、ユーザが前記複数の対象の中から選択した1つに応じた次のシーンのシーン画像を前記表示部に表示させる、
電子絵本システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示方法、電子絵本システム及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、楽曲データの時間進行に従って変化する音楽再生の再生位置に対応して、キャラクタの表示位置を進行させ、ユーザ操作によりキャラクタの表示位置が音楽再生の現在の再生位置とは異なる再生位置に対応する表示位置に移動させられたときに、その表示位置から時間進行を継続させるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、例えば、自動車キャラクタ、電車キャラクタ、船キャラクタ、飛行機キャラクタをそれぞれオルガン、ギター、フルート、ピアノの音色に対応させており、ユーザが楽しみながら音楽再生を制御できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-287144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、予めダウンロードされた楽曲データを再生するものであり、ユーザが演奏の課題に飽きずに楽しみながら取り組めるようにはなっていない。また、楽器の演奏に限らず、例えば、英会話やドリルなどの課題についても、ユーザが飽きずに何度も取り組みたくなるような仕組みが必要である。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザが飽きずに楽しみながら課題に取り組めるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の表示方法は、
情報処理装置と電子機器とがデータ送受信可能に接続され、前記情報処理装置が複数のシーンを有する電子絵本を表示部に表示する電子絵本システムにおける表示方法であって、
前記情報処理装置は、前記複数のシーンのうちの最終シーンを除く少なくとも2つ以上のシーンに、
互いに異なる次のシーンにそれぞれ移行可能な複数の対象を含むシーン画像を前記表示部に表示させ、
前記表示部に表示された、前記電子機器の操作課題をクリアした場合、ユーザが前記複数の対象の中から選択した1つに応じた次のシーンのシーン画像を前記表示部に表示させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザが飽きずに楽しみながら課題に取り組めるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子絵本システムの全体構成例を示す図である。
電子楽器の鍵盤の構成例を示す図である。
情報処理装置と電子楽器との間で実行される処理の流れを示すシーケンス図である。
電子絵本の表示遷移の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0010】
[電子絵本システム100の構成]
図1は、本発明に係る電子絵本システム100の全体構成例を示す図である。
図1に示すように、電子絵本システム100は、情報処理装置1と、電子楽器2と、を備えて構成されている。情報処理装置1と電子楽器2は、無線又は有線によりデータ送受信可能に通信接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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