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公開番号
2024139528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023050505
出願日
2023-03-27
発明の名称
教習装置、教習方法および教習プログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10H
1/00 20060101AFI20241002BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】演奏の実用的な教習を行うことが可能な教習装置、教習方法および教習プログラムを提供する。
【解決手段】教習装置10は、参照データ取得部11、演奏データ取得部12、検出部13、推定部14および指導部15を含む。参照データ取得部11は、参照音の時系列を示す参照データを取得する。演奏データ取得部12は、使用者の演奏により表現された音の時系列を示す演奏データを取得する。検出部13は、参照データと演奏データとを比較することにより、演奏のミスを検出する。推定部14は、演奏の履歴に基づいてミスの原因を推定する。指導部15は、ミスの発生頻度および原因に基づいて指導内容を決定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
参照音の時系列を示す参照データを取得する参照データ取得部と、
使用者の演奏により表現された音の時系列を示す演奏データを取得する演奏データ取得部と、
前記参照データと前記演奏データとを比較することにより、演奏のミスを検出する検出部と、
演奏の履歴に基づいて前記ミスの原因を推定する推定部と、
前記ミスの発生頻度および前記原因に基づいて指導内容を決定する指導部とを備える、教習装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記指導部により決定された指導内容を提示する提示部をさらに備える、請求項1記載の教習装置。
【請求項3】
前記ミスの発生頻度または前記ミスの重要度に基づいて、前記提示部により提示される指導内容を選択する選択部をさらに備える、請求項2記載の教習装置。
【請求項4】
前記提示部に提示された指導内容を保持する保持部をさらに備え、
前記指導部は、次の演習において、前記保持部に保持された指導内容とは異なる指導内容を決定する、請求項2または3記載の教習装置。
【請求項5】
前記推定部は、ミスの種類および発生頻度と、原因とが対応付けられたテーブルに基づいて前記ミスの原因を推定する、請求項1~3のいずれか一項に記載の教習装置。
【請求項6】
参照音の時系列を示す参照データを取得し、
使用者の演奏により表現された音の時系列を示す演奏データを取得し、
前記参照データと前記演奏データとを比較することにより、演奏のミスを検出し、
演奏の履歴に基づいて前記ミスの原因を推定し、
前記ミスの発生頻度および前記原因に基づいて指導内容を決定し、
コンピュータにより実行される、教習方法。
【請求項7】
決定された指導内容を提示する、請求項6記載の教習方法。
【請求項8】
前記ミスの発生頻度または前記ミスの重要度に基づいて、提示される指導内容を選択する、請求項7記載の教習方法。
【請求項9】
提示された指導内容を保持し、
指導内容を決定することは、次の演習において、保持された指導内容とは異なる指導内容を決定することを含む、請求項7または8記載の教習方法。
【請求項10】
前記ミスの原因を推定することは、ミスの種類および発生頻度と、原因とが対応付けられたテーブルに基づいて前記ミスの原因を推定することを含む、請求項6~8のいずれか一項に記載の教習方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、演奏を教習する教習装置、教習方法および教習プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
楽器の演奏を使用者に教習する教習装置が知られている(例えば、特許文献1~7)。例えば、特許文献1には、ネットワークを介して接続された生徒端末がおよび教師端末を含む音楽教習システムが記載されている。生徒端末において、生徒がカリキュラムに応じた演奏の練習を行うことにより、練習成果を示す演奏データが教師端末に送信される。
【0003】
教師端末において、演奏データと同時に送信された個人情報データと、カリキュラムとに基づいて、生徒に対する個別のアドバイスファイルが作成される。作成されたアドバイスファイルは、生徒端末に送信される。生徒端末において、アドバイスファイルが開かれることにより、アドバイスファイルに含まれるコメント等が生徒端末の表示器に表示される。これにより、生徒の演奏にミスがあった場合でも、改善が促される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3371791号公報
特許第3582315号公報
特許第3582320号公報
特許第3582427号公報
特許第3624773号公報
特許第3767612号公報
特許第3842403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
楽器の演奏において、ミスは種々の要因により発生する。したがって、同一の演奏のミスが発生した場合でも、その要因は同じであるとは限らない。しかしながら、上記の特許文献1~7のシステムにおいては、同一の演奏のミスについては、同一のコメント等の評価結果が提示される。そのため、演奏の実用的な教習を行うことは困難である。
【0006】
本発明の目的は、演奏の実用的な教習を行うことが可能な教習装置、教習方法および教習プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に従う教習装置は、参照音の時系列を示す参照データを取得する参照データ取得部と、使用者の演奏により表現された音の時系列を示す演奏データを取得する演奏データ取得部と、参照データと演奏データとを比較することにより、演奏のミスを検出する検出部と、演奏の履歴に基づいてミスの原因を推定する推定部と、ミスの発生頻度および原因に基づいて指導内容を決定する指導部とを備える。
【0008】
本発明の他の局面に従う教習方法は、コンピュータにより実行され、参照音の時系列を示す参照データを取得し、使用者の演奏により表現された音の時系列を示す演奏データを取得し、参照データと演奏データとを比較することにより、演奏のミスを検出し、演奏の履歴に基づいてミスの原因を推定し、ミスの発生頻度および原因に基づいて指導内容を決定する。
【0009】
本発明のさらに他の局面に従う教習プログラムは、コンピュータに教習方法を実行させるプログラムであって、参照音の時系列を示す参照データを取得する処理と、使用者の演奏により表現された音の時系列を示す演奏データを取得する処理と、参照データと演奏データとを比較することにより、演奏のミスを検出する処理と、演奏の履歴に基づいてミスの原因を推定する処理と、ミスの発生頻度および原因に基づいて指導内容を決定する処理とを、コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、演奏の実用的な教習を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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