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公開番号2024144181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024031423
出願日2024-03-01
発明の名称防音カバー
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類G10K 11/16 20060101AFI20241003BHJP(楽器;音響)
要約【課題】防音カバーの信頼性を向上させること。
【解決手段】引掛突起40は、突起本体41と、第1係止凸部42と、第2係止凸部43と、を有している。第1係止凸部42が引掛片31の先端部に係止することにより、引掛片31が引掛突起40から抜けてしまうことが回避されている。第2係止凸部43が連結片32に係止することにより、引掛片31と第1係止凸部42との係止部分を回転中心として引掛突起40が引掛孔35内に倒れ込むように回転しても、引掛突起40が引掛孔35を介して脱落してしまうことが回避されている。よって、引掛片31が引掛突起40から外れ難くなっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
開閉可能に構成されたカバー本体と、
前記カバー本体から延在するとともに引掛孔を区画する引掛片と、
前記カバー本体が閉じた状態において前記カバー本体の外面から突出するとともに前記引掛孔に挿入されることにより前記引掛片が引っ掛けられる引掛突起と、を備え、
前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられることにより前記カバー本体が閉じた状態に保持される防音カバーであって、
前記引掛突起は、
前記カバー本体の外面から突出する突起本体と、
前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられている状態において前記突起本体の先端部から前記引掛片の延在方向の先端に向けて突出する第1係止凸部と、
前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられている状態において前記突起本体から前記引掛片の延在方向の先端とは反対側に向けて突出する第2係止凸部と、を有していることを特徴とする防音カバー。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1係止凸部は、前記突起本体の根元側に位置する第1係止面を有し、
前記第2係止凸部は、前記突起本体の根元側に位置する第2係止面を有し、
前記第2係止面は、前記第1係止面よりも、前記突起本体の根元から離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の防音カバー。
【請求項3】
前記第2係止凸部は、前記突起本体における突出方向の先端に位置する先端面から一部が突出し、且つ、前記突起本体から前記引掛片の延在方向の先端とは反対側に向けて突出していることを特徴とする請求項2に記載の防音カバー。
【請求項4】
前記第2係止面には、前記突起本体に連続する凹部が形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の防音カバー。
【請求項5】
前記カバー本体は、前記カバー本体が開いた状態のときに前記カバー本体の開口縁となるカバー縁を有し、
前記引掛突起は、前記カバー本体の外面における前記カバー縁から離れた部位から突出していることを特徴とする請求項1に記載の防音カバー。
【請求項6】
前記カバー本体は、前記カバー本体が開いた状態のときに前記カバー本体の開口縁となるカバー縁を有し、
前記引掛突起は、前記カバー本体の外面における前記カバー縁を含む部位から突出しており、
前記第2係止凸部は、前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられている状態において前記突起本体から前記カバー縁よりも前記引掛片の延在方向の先端とは反対側に向けて突出しており、
前記第1係止凸部は、前記突起本体の根本側に位置する第1係止面を有し、
前記第2係止凸部は、前記突起本体の根本側に位置する第2係止面を有し、
前記第2係止面は、前記第1係止面よりも、前記突起本体の根本に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の防音カバー。
【請求項7】
前記引掛突起は、前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられている状態において前記第2係止凸部から前記引掛片の延在方向の先端とは反対側に向けて突出する突出片をさらに備え、
前記突出片は、前記突起本体の根本側に位置する第3係止面を有し、
前記第3係止面は、前記第1係止面よりも、前記突起本体の根本から離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の防音カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防音カバーに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、防音カバーは、カバー本体を備えている。カバー本体は、開閉可能に構成されている。防音カバーは、引掛片と、引掛突起と、を備えている。引掛片は、カバー本体から延びている。引掛片は、引掛孔を区画している。引掛突起は、カバー本体が閉じた状態においてカバー本体の外面から突出するとともに引掛突起が引掛孔に挿入されることにより引掛片が引っ掛けられる。このように、引掛片が引掛突起に引っ掛けられることによりカバー本体が閉じた状態に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-169191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような防音カバーにおいては、防音カバーの信頼性を向上させるために、引掛片が引掛突起から外れ難くすることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する防音カバーは、開閉可能に構成されたカバー本体と、前記カバー本体から延在するとともに引掛孔を区画する引掛片と、前記カバー本体が閉じた状態において前記カバー本体の外面から突出するとともに前記引掛孔に挿入されることにより前記引掛片が引っ掛けられる引掛突起と、を備え、前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられることにより前記カバー本体が閉じた状態に保持される防音カバーであって、前記引掛突起は、前記カバー本体の外面から突出する突起本体と、前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられている状態において前記突起本体の先端部から前記引掛片の延在方向の先端に向けて突出する第1係止凸部と、前記引掛片が前記引掛突起に引っ掛けられている状態において前記突起本体から前記引掛片の延在方向の先端とは反対側に向けて突出する第2係止凸部と、を有している。
【0006】
例えば、引掛片が引掛突起に引っ掛けられている状態において、引掛片の先端部が、カバー本体の外面に対して離れる方向へ移動しようとする場合がある。このような場合であっても、第1係止凸部が引掛片の先端部に係止する。これにより、引掛片が引掛突起から抜けてしまうことを回避することができる。また、例えば、引掛片が引掛突起に引っ掛けられている状態において、引掛片と第1係止凸部との係止部分を回転中心として引掛突起が引掛孔内に倒れ込むように回転する場合がある。このような場合であっても、第2係止凸部が、防音カバーにおいて引掛孔における引掛片の先端とは反対側に位置する部分を形成する部位に係止する。これにより、引掛片と第1係止凸部との係止部分を回転中心として引掛突起が引掛孔内に倒れ込むように回転しても、引掛突起が引掛孔を介して脱落してしまうことを回避することができる。以上のように、引掛片が引掛突起から外れ難くすることができるため、防音カバーの信頼性を向上させることができる。
【0007】
上記防音カバーにおいて、前記第1係止凸部は、前記突起本体の根元側に位置する第1係止面を有し、前記第2係止凸部は、前記突起本体の根元側に位置する第2係止面を有し、前記第2係止面は、前記第1係止面よりも、前記突起本体の根元から離れた位置に配置されているとよい。
【0008】
例えば、引掛片を引掛突起に引っ掛ける際に、防音カバーにおいて引掛孔における引掛片の先端とは反対側に位置する部分を形成する部位を第2係止凸部の第2係止面に引っ掛けてから引掛突起を引掛孔に挿入する。そして、引掛片の先端部を第1係止凸部の第1係止面とカバー本体の外面との間に配置する。このようにすることで、引掛片を引掛突起に安定して引っ掛けることができる。このとき、第2係止凸部の第2係止面が、第1係止凸部の第1係止面よりも、突起本体の根元から離れた位置に配置されている。これによれば、防音カバーにおいて引掛孔における引掛片の先端とは反対側に位置する部分を形成する部位を第2係止面に引っ掛けるための作業スペースが確保され易くなる。このため、防音カバーにおいて引掛孔における引掛片の先端とは反対側に位置する部分を形成する部位を第2係止面に引っ掛け易い。したがって、引掛片を引掛突起に引っ掛ける作業を容易なものとすることができる。
【0009】
上記防音カバーにおいて、前記第2係止凸部は、前記突起本体における突出方向の先端に位置する先端面から一部が突出し、且つ、前記突起本体から前記引掛片の延在方向の先端とは反対側に向けて突出しているとよい。
【0010】
これによれば、第2係止凸部の厚みを極力確保した上で、第2係止凸部の第2係止面を、第1係止凸部の第1係止面よりも、突起本体の根元から極力離れた位置に配置することができる。よって、防音カバーにおいて引掛孔における引掛片の先端とは反対側に位置する部分を形成する部位を第2係止面に引っ掛けるための作業スペースがさらに確保され易くなる。このため、引掛片を引掛突起に引っ掛ける際に、防音カバーにおいて引掛孔における引掛片の先端とは反対側に位置する部分を形成する部位を第2係止面にさらに引っ掛け易くすることができる。したがって、引掛片を引掛突起に引っ掛ける作業をさらに容易なものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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