TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024133701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-02
出願番号2024111878,2020058200
出願日2024-07-11,2020-03-27
発明の名称警報ベル
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類G10K 1/064 20060101AFI20240925BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ゴングが発生する鐘音の音圧を上げることができる警報ベルを提供する。
【解決手段】打撃されると鐘音を発生するゴングと、ゴングを打撃する打棒3と、を備えた警報ベル1であって、ゴングは、その口縁部2dにスリット2eが形成されるものであると共に、そのスリット2eから周方向に35~55度の角度間隔の範囲内の位置に振動の腹となる部分を有するものであり、打棒3は、その角度間隔の範囲内の位置を打撃する。また、打棒3は、ゴング2の振動の腹となる部分がある、スリット2eから周方向に略45度の角度間隔θの位置を打撃する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
打撃されると鐘音を発生するゴングと、前記ゴングを打撃する打棒と、を備えた警報ベルであって、
前記ゴングは、その口縁部にスリットが形成されるものであると共に、そのスリットから周方向に35~55度の角度間隔の範囲内の位置に振動の腹となる部分を有するものであり、
前記打棒は、その角度間隔の範囲内の位置を打撃することを特徴とする警報ベル。
続きを表示(約 91 文字)【請求項2】
前記打棒は、前記ゴングの振動の腹となる部分がある、前記スリットから周方向に略45度の角度間隔の位置を打撃することを特徴とする請求項1に記載の警報ベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、モータによって駆動される打棒がゴングを打撃して鐘音を発生する警報ベルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
警報ベルは、打撃されると鐘音を発生するゴングと、前記ゴングを打撃する打棒と、前記打棒を駆動するモータと、前記モータを収納するハウジング等を備え、火災等の非常事態の発生時に鳴動して鐘音を発生し、警報を発するものとして用いられる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-235394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の警報ベルの主な用例としては、自動火災報知設備の地区音響装置や非常警報設備の音響装置の非常ベル(以下、単に「非常ベル」という)等である。非常ベルの場合、消防法に基づいて基準が定められている。その基準の1つとして、音圧がある。非常ベルとして用いられる警報ベルは、その音圧の基準を満たしている必要がある。
【0005】
警報ベルのゴングの大きさを小さくすることができれば、製造コストを安価にすることができる。しかしながら、ゴングの大きさを小さくしただけでは、音圧が下がってしまい、非常ベルとして用いるのに必要な音圧を得ることが困難になる。
【0006】
この発明は、前記の事情に鑑み、ゴングが発生する鐘音の音圧を上げることができる、警報ベルを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、打撃されると鐘音を発生するゴングと、前記ゴングを打撃する打棒と、を備えた警報ベルであって、前記ゴングは、その口縁部にスリットが形成されるものであると共に、そのスリットから周方向に35~55度の角度間隔の範囲内の位置に振動の腹となる部分を有するものであり、前記打棒は、その角度間隔の範囲内の位置を打撃することを特徴とする警報ベルである。
【0008】
前記打棒は、前記ゴングの振動の腹となる部分がある、前記スリットから周方向に略45度の角度間隔の位置を打撃するものとすることができる。
【0009】
また、この発明は、前記打棒を駆動するモータと、前記モータを収納するハウジングと、をさらに備えるものとすることができ、前記ハウジングは、その周壁の一部をなすものとして、平面視V字状に折曲する曲壁部を周方向に複数有するものとすることができる。
【0010】
前記複数の曲壁部は、略同じ形状で、かつ周方向に略均等の配置で設けられるものとすることができる。また、前記ハウジングは、平面視Y字状又は十字状をなすものとすることができる。また、前記ハウジングは、その内部に複数の分岐空間部が形成されるものとすることができ、それら分岐空間部に前記モータとその動力を前記打棒に伝達する動力伝達部が配置されて収納されるものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

能美防災株式会社
消火器設置位置表示システム及び消火器管理システム
6日前
能美防災株式会社
熱感知器
今日
能美防災株式会社
火災探査方法および火災探査システム
今日
三井化学株式会社
遮音構造体
12日前
三井化学株式会社
遮音構造体
19日前
個人
弦楽器用押弦補助具及び弦楽器
12日前
三井化学株式会社
吸音構造体
7日前
三井化学株式会社
遮音構造体
12日前
林テレンプ株式会社
防音カバー
12日前
株式会社総合車両製作所
吸音パネル
6日前
株式会社JVCケンウッド
車載装置
13日前
株式会社HOWA
遮音構造
19日前
個人
電気自動車等の「接近音」における最適な「音の種類」
15日前
カシオ計算機株式会社
楽器
19日前
個人
電子管楽器
12日前
株式会社第一興商
カラオケ装置
7日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置及び情報処理方法
7日前
株式会社第一興商
カラオケ装置
6日前
株式会社コルグ
電子楽器用アナログエフェクタ
5日前
ヤマハ株式会社
発音制御装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
14日前
AOBAENERGY株式会社
サービス提供機器
12日前
トヨタ自動車株式会社
音響式遮音材の製造方法
13日前
井関農機株式会社
作業車の操縦者用騒音低減装置
6日前
日本電波工業株式会社
音声再生装置及び音声再生方法
6日前
ローランド株式会社
鍵盤装置および鍵の揺動の規制方法
7日前
ローランド株式会社
鍵盤装置および押鍵情報の検出方法
7日前
ローランド株式会社
鍵盤装置および押鍵情報の検出方法
7日前
ヤマハ株式会社
音響測定装置、音響測定方法および音響測定プログラム
13日前
ブラザー工業株式会社
カラオケシステム、及び、カラオケ装置
7日前
株式会社丸高工業
防音板及びその附属品
7日前
トヨタ自動車株式会社
車両管理システム及び電気自動車
14日前
株式会社石森管楽器
リガチャーおよび楽器
5日前
ブラザー工業株式会社
カラオケシステム、カラオケ装置、及びカラオケ装置用のプログラム
6日前
株式会社イノアックコーポレーション
消音器、シールプレート及びフェンダーライナー
5日前
ブラザー工業株式会社
端末装置用のカラオケプログラム、端末装置の制御方法、及び端末装置
6日前
続きを見る