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公開番号
2024121144
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028083
出願日
2023-02-27
発明の名称
エンジニアリング装置、エンジニアリング方法、エンジニアリングプログラムおよびエンジニアリングシステム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20240830BHJP(制御;調整)
要約
【課題】プラントの監視制御に用いる装置に表示させる画面を作成する作業負荷および画面のデータ量を抑制することが可能なエンジニアリング装置を得ること。
【解決手段】プラントの監視制御に用いる表示装置が表示する監視画面の作成を支援するエンジニアリング装置1は、操作受付部10と、監視画面データ作成部30と、を備え、操作受付部は、共通レイヤに配置する表示部品の選択を受け付け、共通レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける共通レイヤ作成操作部11および個別レイヤに配置する表示部品の選択を受け付けて個別レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける個別レイヤ作成操作部12を含み、監視画面データ作成部は、作成対象画面の識別情報および各表示部品が配置されたレイヤのそれぞれを表示する表示装置の種類に基づいて、選択を受け付けた各表示部品を分類して作成対象画面の監視画面データを作成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プラントの監視制御に用いる表示装置が表示する監視画面であり、種類が異なる複数の表示装置のそれぞれが表示する表示部品が配置される共通レイヤおよび単一種類の表示装置が表示する表示部品が配置される個別レイヤを含む監視画面の作成を支援するエンジニアリング装置であって、
作成対象の前記監視画面である作成対象画面の識別情報の入力および前記作成対象画面を構成する表示部品の情報の入力を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部が入力を受け付けた情報に基づいて前記監視画面の画面データである監視画面データを作成し、作成した前記監視画面データを記憶部に保存する監視画面データ作成部と、を備え、
前記操作受付部は、前記共通レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付け、前記共通レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける共通レイヤ作成操作部および前記個別レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付けて前記個別レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける個別レイヤ作成操作部を含み、
前記監視画面データ作成部は、前記作成対象画面の識別情報および各表示部品が配置されたレイヤのそれぞれを表示する表示装置の種類に基づいて、前記共通レイヤ作成操作部および前記個別レイヤ作成操作部が選択を受け付けた各表示部品を分類して前記作成対象画面の監視画面データを作成する、
ことを特徴とするエンジニアリング装置。
続きを表示(約 3,100 文字)
【請求項2】
前記共通レイヤ作成操作部および前記個別レイヤ作成操作部は、作成済みの監視画面を構成する共通レイヤまたは個別レイヤを流用して前記作成対象画面の共通レイヤまたは個別レイヤを作成する操作を受け付ける機能を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエンジニアリング装置。
【請求項3】
作成済みの監視画面を構成する共通レイヤおよび個別レイヤのうち、作業者に選択された複数のレイヤを比較して差分を抽出し、抽出した差分を表示部に表示するレイヤ比較画面表示部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエンジニアリング装置。
【請求項4】
監視画面を表示させる表示装置の種類の選択を受け付ける表示画面データ作成操作部と、
前記表示画面データ作成操作部が選択を受け付けた表示装置の種類に対応するレイヤのデータを前記記憶部が記憶している監視画面データから抽出し、抽出したレイヤのデータに基づいて、前記表示画面データ作成操作部が選択を受け付けた種類の表示装置が表示する監視画面の画面データを作成する装置別画面データ作成部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエンジニアリング装置。
【請求項5】
プラントの監視制御に用いる表示装置が表示する監視画面であり、種類が異なる複数の表示装置のそれぞれが表示する表示部品が配置される共通レイヤおよび単一種類の表示装置が表示する表示部品が配置される個別レイヤを含む監視画面の作成を支援するエンジニアリング装置が実行するエンジニアリング方法であって、
作成対象の前記監視画面である作成対象画面の識別情報の入力および前記作成対象画面を構成する表示部品の情報の入力を受け付ける操作受付ステップと、
前記操作受付ステップで入力を受け付けた情報に基づいて前記監視画面の画面データである監視画面データを作成し、作成した前記監視画面データを記憶部に保存する監視画面データ作成ステップと、を含み、
前記操作受付ステップは、前記共通レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付け、前記共通レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける共通レイヤ作成操作受付ステップおよび前記個別レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付けて前記個別レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける個別レイヤ作成操作受付ステップを含み、
前記監視画面データ作成ステップでは、前記作成対象画面の識別情報および各表示部品が配置されたレイヤのそれぞれを表示する表示装置の種類に基づいて、前記共通レイヤ作成操作受付ステップおよび前記個別レイヤ作成操作受付ステップで選択を受け付けた各表示部品を分類して前記作成対象画面の監視画面データを作成する、
ことを特徴とするエンジニアリング方法。
【請求項6】
前記共通レイヤ作成操作受付ステップおよび前記個別レイヤ作成操作受付ステップは、作成済みの監視画面を構成する共通レイヤまたは個別レイヤを流用して前記作成対象画面の共通レイヤまたは個別レイヤを作成する操作を受け付ける、
ことを特徴とする請求項5に記載のエンジニアリング方法。
【請求項7】
作成済みの監視画面を構成する共通レイヤおよび個別レイヤのうち、作業者に選択された複数のレイヤを比較して差分を抽出し、抽出した差分を表示部に表示するレイヤ比較画面表示ステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のエンジニアリング方法。
【請求項8】
監視画面を表示させる表示装置の種類の選択を受け付ける表示画面データ作成操作受付ステップと、
前記表示画面データ作成操作受付ステップで選択を受け付けた表示装置の種類に対応するレイヤのデータを前記記憶部が記憶している監視画面データから抽出し、抽出したレイヤのデータに基づいて、前記表示画面データ作成操作受付ステップで選択を受け付けた種類の表示装置が表示する監視画面の画面データを作成する装置別画面データ作成ステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項5から7のいずれか一つに記載のエンジニアリング方法。
【請求項9】
プラントの監視制御に用いる表示装置が表示する監視画面であり、種類が異なる複数の表示装置のそれぞれが表示する表示部品が配置される共通レイヤおよび単一種類の表示装置が表示する表示部品が配置される個別レイヤを含む監視画面の作成を支援するエンジニアリング装置の処理を電子計算機に実行させるエンジニアリングプログラムであって、
作成対象の前記監視画面である作成対象画面の識別情報の入力および前記作成対象画面を構成する表示部品の情報の入力を受け付ける操作受付ステップと、
前記操作受付ステップで入力を受け付けた情報に基づいて前記監視画面の画面データである監視画面データを作成し、作成した前記監視画面データを記憶部に保存する監視画面データ作成ステップと、を含み、
前記操作受付ステップは、前記共通レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付け、前記共通レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける共通レイヤ作成操作受付ステップおよび前記個別レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付けて前記個別レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける個別レイヤ作成操作受付ステップを含み、
前記監視画面データ作成ステップでは、前記作成対象画面の識別情報および各表示部品が配置されたレイヤのそれぞれを表示する表示装置の種類に基づいて、前記共通レイヤ作成操作受付ステップおよび前記個別レイヤ作成操作受付ステップで選択を受け付けた各表示部品を分類して前記作成対象画面の監視画面データを作成する、
処理を前記電子計算機に実行させることを特徴とするエンジニアリングプログラム。
【請求項10】
プラントの監視制御に用いる表示装置が表示する監視画面であり、種類が異なる複数の表示装置のそれぞれが表示する表示部品が配置される共通レイヤおよび単一種類の表示装置が表示する表示部品が配置される個別レイヤを含む監視画面の作成を支援するエンジニアリングシステムであって、
作成対象の前記監視画面である作成対象画面の識別情報の入力および前記作成対象画面を構成する表示部品の情報の入力を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部が入力を受け付けた情報に基づいて前記監視画面の画面データである監視画面データを作成し、作成した前記監視画面データを記憶部に保存する監視画面データ作成部と、を備え、
前記操作受付部は、前記共通レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付け、前記共通レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける共通レイヤ作成操作部および前記個別レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付けて前記個別レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける個別レイヤ作成操作部を含み、
前記監視画面データ作成部は、前記作成対象画面の識別情報および各表示部品が配置されたレイヤのそれぞれを表示する表示装置の種類に基づいて、前記共通レイヤ作成操作部および前記個別レイヤ作成操作部が選択を受け付けた各表示部品を分類して前記作成対象画面の監視画面データを作成する、
ことを特徴とするエンジニアリングシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プラントの監視制御システムで用いられる表示装置が表示する画面の作成を支援するエンジニアリング装置、エンジニアリング方法、エンジニアリングプログラムおよびエンジニアリングシステムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原子力プラントの配管など大規模で複雑な配管計装図の設計図面を分り易く表示するプラント情報表示装置が記載されている。特許文献1に記載されたプラント情報表示装置は、配管、弁等の配管計装図の構成要素や説明の為の文字列を、予め決められた分類に応じて別のレイヤに分けて記録しておき、配管計装図を表示する際は、指定したレイヤ群のみを表示できるように構成されている。特許文献1に記載のプラント情報表示装置によれば、大規模なプラントの情報の中からユーザが必要とする情報を取り出して表示することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-250427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ネットワークを介して遠隔からプラントの監視および制御(以下、監視制御と称する)を行うことが一般的となっている。また、監視制御では表示機能を有する様々な種類の装置を用いることが可能に構成されている。例えば、据え置き型の専用の表示装置、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどを用いた監視制御が行われる。監視制御で様々な種類の装置を使用できるようにする場合、装置の種類ごとに表示性能(例えば、画面のサイズ、形状、解像度など)が異なる。また、特定の装置では一部の機能のみを利用できるように制限がかけられるといった運用方法もある。例えば、特定種類の装置のみでプラントの監視および制御を可能とし、これ以外の装置ではプラントの監視のみを利用可能とする、といった運用方法が考えられる。このため、プラントの監視制御に用いる装置毎に異なる画面を個別に作成しておく必要性が生じ、画面作成に手間がかかり、作業負荷が大きくなるという問題があった。また、作成した画面のデータ容量が大きくなり、データを記憶しておくために大容量のメモリが必要になるという問題もあった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、プラントの監視制御に用いる装置に表示させる画面を作成する作業負荷および画面のデータ量を抑制することが可能なエンジニアリング装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示は、プラントの監視制御に用いる表示装置が表示する監視画面であり、種類が異なる複数の表示装置のそれぞれが表示する表示部品が配置される共通レイヤおよび単一種類の表示装置が表示する表示部品が配置される個別レイヤを含む監視画面の作成を支援するエンジニアリング装置であって、作成対象の監視画面である作成対象画面の識別情報の入力および作成対象画面を構成する表示部品の情報の入力を受け付ける操作受付部と、操作受付部が入力を受け付けた情報に基づいて監視画面の画面データである監視画面データを作成し、作成した監視画面データを記憶部に保存する監視画面データ作成部と、を備え、操作受付部は、共通レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付け、共通レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける共通レイヤ作成操作部および個別レイヤに配置する表示部品の選択および表示位置の指定を受け付けて個別レイヤを表示する表示装置の種類の指定を受け付ける個別レイヤ作成操作部を含み、監視画面データ作成部は、作成対象画面の識別情報および各表示部品が配置されたレイヤのそれぞれを表示する表示装置の種類に基づいて、共通レイヤ作成操作部および個別レイヤ作成操作部が選択を受け付けた各表示部品を分類して作成対象画面の監視画面データを作成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、プラントの監視制御に用いる装置に表示させる画面を作成する作業負荷および画面のデータ量を抑制することが可能なエンジニアリング装置を実現できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかるエンジニアリング装置の構成例を示す図
エンジニアリング装置を実現するハードウェアの一例を示す図
エンジニアリング装置が作成を支援する監視画面の構成例を示す図
実施の形態1にかかるエンジニアリング装置の動作の一例を示すフローチャート
エンジニアリング装置が監視画面の作成作業を支援する際に表示部に表示する画面の一例を示す図
実施の形態1にかかるエンジニアリング装置を用いて監視画面の1つのレイヤを作成する手順の一例を示す図
監視画面を構成するレイヤの情報を作業者がレイヤ管理画面表示ウィンドウに入力する動作を説明するための図
実施の形態1にかかるエンジニアリング装置の監視画面データ作成部が作成する監視画面データの一例を示す図
実施の形態2にかかるエンジニアリング装置の動作の一例を示すフローチャート
実施の形態2にかかるエンジニアリング装置の動作例を示す第1の図
実施の形態2にかかるエンジニアリング装置の動作例を示す第2の図
実施の形態2にかかるエンジニアリング装置の動作例を示す第3の図
実施の形態3にかかるエンジニアリング装置の構成例を示す図
実施の形態3にかかるエンジニアリング装置の動作の一例を示すフローチャート
実施の形態3にかかるエンジニアリング装置の動作の具体例を説明するための図
実施の形態4にかかるエンジニアリング装置の構成例を示す図
実施の形態4にかかるエンジニアリング装置の動作の一例を示すフローチャート
実施の形態4にかかるエンジニアリング装置の装置別画面データ作成部が画面データを作成する動作の具体例を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施の形態にかかるエンジニアリング装置、エンジニアリング方法、エンジニアリングプログラムおよびエンジニアリングシステムを図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるエンジニアリング装置1の構成例を示す図である。エンジニアリング装置1は、プラントの監視制御システムにおいて監視制御に用いられる装置が表示する画面の作成作業を支援する装置である。なお、説明の簡単化のため、これ以降の説明では、プラントの監視制御に用いられる装置が表示する画面を監視画面と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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