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公開番号
2024121000
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2024107552,2021545287
出願日
2024-07-03,2019-10-15
発明の名称
Nme2Cas9-デアミナーゼ融合タンパク質によるブログラム可能なDNA塩基編集
出願人
ユニバーシティ オブ マサチューセッツ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07K
14/195 20060101AFI20240829BHJP(有機化学)
要約
【課題】Nme2Cas9-デアミナーゼ融合タンパク質によるブログラム可能なDNA塩基編集の提供。
【解決手段】本発明は、遺伝子編集分野に関する。特に、遺伝子編集は、単一ヌクレオチド塩基編集に向けられている。例えば、かかる単一ヌクレオチド塩基編集により、OG塩基対がT*A塩基対に変換される。本開示の単一ヌクレオチド塩基遺伝子エディターの正確度および精度は、ヌクレオチドデアミナーゼタンパク質に融合したNmeCas9ヌクレアーゼによって高められる。より多数の適合性プロトスペーサー隣接モチーフと併せてNmeCas9が小型であることにより、他の従来のSpyCas9塩基エディタープラットフォームによって標的にできない部位を編集することができる遺伝子編集ウィンドウを有することが本明細書中で企図されるCas9融合構築物が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年10月15日出願の米国特許仮出願第62/745,666号(その全体が本明細書中で参考として援用される)の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
本発明は、遺伝子編集分野に関する。特に、遺伝子編集は、単一ヌクレオチド塩基編集に向けられている。例えば、かかる単一ヌクレオチド塩基編集により、C・G塩基対がT・A塩基対に変換される。本開示の単一ヌクレオチド塩基遺伝子エディターの正確度および精度は、ヌクレオチドデアミナーゼタンパク質に融合したNmeCas9ヌクレアーゼによって高められる。より多数の適合性プロトスペーサー隣接モチーフと併せてNmeCas9が小型であることにより、他の従来のSpyCas9塩基エディタープラットフォームによって標的にできない部位を編集することができる遺伝子編集ウィンドウを有することが本明細書中で企図されるCas9融合構築物が提供される。
【背景技術】
【0003】
多数のヒト疾患は、一塩基の変異によって生じる。かかる遺伝子異常を補正することができることは、これらの遺伝的障害の処置において最も重要である。クラスター化して規則的な配置の短い回文配列リピート(CRISPR)は、CRISPR関連(Cas)タンパク質と共に、古細菌および細菌におけるRNA誘導型適応免疫システムを含む。これらのシステムは、外来遺伝因子に由来する核酸を標的にして不活化することによって免疫を与える。
【0004】
SpyCas9塩基編集プラットフォームは、編集ウィンドウが制限されているために、全ての一塩基変異を標的にするために使用できるわけではない。編集ウィンドウは、NGG PAMに必要であること、および編集される塩基(複数可)のPAMからの距離が、非常に精度が高い必要があることにより、一部制限される。また、ゲノム編集におけるオフターゲット効果の高さは、SpyCas9が本質的に関連している。
【0005】
多種多様なPAM部位の集団が認識されることに起因してプログラム可能な標的特異性を有する正確度の高いCas9一塩基編集プラットフォームが当該分野で必要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、遺伝子編集分野に関する。特に、遺伝子編集は、単一ヌクレオチド塩基編集に向けられている。例えば、かかる単一ヌクレオチド塩基編集により、C・G塩基対がT・A塩基対に変換される。本開示の単一ヌクレオチド塩基遺伝子エディターの正確度および精度は、ヌクレオチドデアミナーゼタンパク質に融合したNmeCas9ヌクレアーゼによって高められる。より多数の適合性プロトスペーサー隣接モチーフと併せてNmeCas9が小型であることにより、他の従来のSpyCas9塩基エディタープラットフォームより優れた遺伝子編集ウィンドウを有することが本明細書中で企図されるCas9融合構築物が提供される。
【0007】
1つの実施形態では、本発明は、融合ヌクレオチドデアミナーゼおよびN4CCヌクレオチド配列の結合領域を含む変異NmeCas9タンパク質を企図する。1つの実施形態では、前記タンパク質は、Nme2Cas9である。1つの実施形態では、前記タンパク質は、核局在シグナルタンパク質をさらに含む。1つの実施形態では、前記ヌクレオチドデアミナーゼは、シチジンデアミナーゼである。1つの実施形態では、前記ヌクレオチドデアミナーゼは、アデノシンデアミナーゼである。1つの実施形態では、タンパク質は、ウラシルグルコシラーゼ阻害剤をさらに含む。1つの実施形態では、前記核局在シグナルタンパク質には、ヌクレオプラスミン(NLS)および/またはSV40 NLSおよび/またはC-myc NLSが含まれるが、これらに限定されない。1つの実施形態では、前記結合領域は、プロトスペーサーアクセサリーモチーフ相互作用ドメインである。1つの実施形態では、前記プロトスペーサーアクセサリーモチーフ相互作用ドメインは、前記変異を含む。1つの実施形態では、前記変異は、D16A変異である。1つの実施形態では、前記変異NmeCas9タンパク質は、CBE4をさらに含む。1つの実施形態では、前記変異NmeCas9タンパク質は、リンカーをさらに含む。1つの実施形態では、前記リンカーは、73aaリンカーである。1つの実施形態では、前記リンカーは、3xHA-タグである。
【0008】
1つの実施形態では、本発明は、最適化したnNme2Cas9-ABEmaxである構築物を企図する。
【0009】
1つの実施形態では、本発明は、nNme2Cas9-CBE4である構築物を企図する。
【0010】
1つの実施形態では、本発明は、YE1-BE3-nNme2Cas9(D16A)-UGIである構築物を企図する。
(【0011】以降は省略されています)
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