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公開番号2024115739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021555
出願日2023-02-15
発明の名称空気調和システム
出願人株式会社富士通ゼネラル
代理人個人,個人
主分類F24F 11/56 20180101AFI20240820BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空気調和機の省エネ性を向上させつつ、設備の導入コスト及び維持コストを大幅に増加させない空気調和システムを提供する。
【解決手段】利用者10と出入り口21との間の距離Lが、第二の距離L2未満であると判定されたとき、室内機31は出入り口21の方向に向けて通常の送風運転よりも弱い風量で送風運転ンを行う。その後、利用者10と出入り繰り21との間の距離Lが第一の距離L1未満であると判定されたとき、室内機31は、出入り口21の方向に向けて最大の風量で送風運転を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空気調和機を制御する空気調和システムであって、
前記空気調和機の室内機が設置されている建物の出入り口から利用者までの距離を測定する測定部と、前記空気調和機の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記測定部が測定した前記出入り口から前記利用者までの距離が第一の距離未満になったとき、前記室内機に送風運転を行わせることを特徴とする空気調和システム。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記測定部は、前記利用者が携帯する端末から前記利用者の位置情報を取得する位置情報取得部を備えており、前記出入り口の位置情報及び前記位置情報取得部が取得した前記利用者の位置情報に基づいて前記利用者と前記出入り口との間の距離を演算することを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記測定部が測定した前記出入り口から前記利用者までの距離が、前記第一の距離よりも前記出入り口から遠くに設定されている第二の距離未満になったとき、前記送風運転とは異なった風量で送風運転を行わせるように制御することを特徴とする請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項4】
前記空気調和機の室内機は、吹き出し空気の方向を前記出入り口の方向に向けることができる風向設定部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の空気調和システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機の運転を制御する空気調和システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、空気調和機の運転が停止しており、日当たりの影響等によって室温が上昇した部屋に人が入ったときには、まず窓を開けて外気を取り込み、室温を外気温程度まで下げてから冷房運転を行うことで、空気調和機を運転する際の省エネ性を向上させることがある。
例えば、特許文献1には、空気調和機の利用者が、空気調和機に冷房運転を行わせるための操作を行ったとき、外気温が室温よりも低い場合には自動で窓を開ける空気調和機連動窓開閉装置が記載されている。また、特許文献1には、この空気調和機連動型窓開閉装置が窓を開け、室内機が開かれた窓の方向に送風運転を行うことで室内の空気と外気とを交換させる空気調和システムも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014―31950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の空気調和システムでは、空気調和機の他に窓開閉手段を設置しなければならず、設備の導入コスト及び維持コストが増加するという問題があった。
本発明は、上記のような課題に注目したもので、空気調和機を運転する際の省エネ性を向上させつつ、設備の導入コスト及び維持コストを大幅に増加させない空気調和システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明に係る空気調和システムの一態様は、室内機が設置されている建物の出入り口から利用者までの距離を測定し、利用者が建物の出入り口付近まで近づいたときに、空気調和機に送風運転を行わせるように制御する。利用者が出入り口のドアを開けたとき、室内の空気は室内機の送風運転によって出入り口から排出され、同時に室内に外気を取り込むことができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、空気調和機を運転する際の省エネ性を向上させつつ、設備の導入コスト及び維持コストを大幅に増加させない空気調和システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一態様に係る空気調和システムの構成を示す図である。
本発明の一態様に係る空気調和システムの構成を示すブロック図である。
本発明の一態様に係る空気調和システムが空気調和機を制御するときのフローチャートである。
本発明の一態様に係る空気調和システムが空気調和機を制御するときのフローチャートである。
(a)は、本発明の一態様に係る建物と利用者との位置関係を示し、(b)は室温の分布を示す図である。
(a)は、本発明の一態様に係る建物と利用者との位置関係を示し、(b)は室温の分布を示す図である。
(a)は、本発明の一態様に係る建物と利用者との位置関係を示し、(b)は室温の分布を示す図である。
(a)は、本発明の一態様に係る建物と利用者との位置関係を示し、(b)は室温の分布を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものではない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
<空気調和システムの構成>
図1及び図2を用いて、空気調和システム1の構成について説明する。
本実施形態に係る空気調和システム1は、利用者10の自宅等の建物20に設置されている空気調和機30を制御するシステムであり、サーバー40を備えている。
空気調和機30は、通信ネットワーク2を介してサーバー40と通信することができる。また端末11も通信ネットワーク2を介してサーバー40と通信することができる。これにより、通信ネットワーク2を介して端末11と空気調和機30とは通信することができる。
【0010】
空気調和機30は、建物20の室内20aの上部に設置されている室内機31と、屋外に設置されている室外機32と、を備えており、図示を省略しているが室内機31と室外機32とは、冷媒配管などで接続されている。
室内機31は、空気調和機側制御部33、室温計測部34、風向設定部35及び送風部36を備えており、室外機32は外気温計測部37を備えている。なお、室内機31は、図示を省略しているが通信部を備えており、インターネットを含む通信ネットワーク2に接続することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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