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公開番号2024115622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021340
出願日2023-02-15
発明の名称通報装置、通報システム、通報方法及びコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20240820BHJP(信号)
要約【課題】 ユーザの意図しない誤作動を抑制できる通報装置等を提供する。
【解決手段】 音声情報を取得する音声取得部と、取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定する音声認証部と、取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定する音声識別部と、取得された音声情報が報知のための制約条件に該当するか否かを判定する制約条件確認部と、音声認証部による判定結果と、音声識別部による判定結果と、制約条件確認部による判定結果とに基づいて、報知を行う報知部とを備える、通報装置。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
音声情報を取得する音声取得部と、
前記取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定する音声認証部と、
前記取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定する音声識別部と、
前記取得された音声情報が、報知のための制約条件に該当するか否かを判定する制約条件確認部と、
前記音声認証部による判定結果と、前記音声識別部による判定結果と、前記制約条件確認部による判定結果とに基づいて、報知を行う報知部と
を備える、通報装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記音声取得部によって音声情報を取得した場所の位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
前記報知のための制約条件は、前記位置情報が予め決められた報知禁止エリアに位置する
ことを含む、請求項1に記載の通報装置。
【請求項3】
前記音声取得部によって音声情報を取得した時間を取得する時間取得部をさらに備え、
前記報知のための制約条件は、予め決められた報知禁止時間に前記音声情報が取得された
ことを含む、請求項1に記載の通報装置。
【請求項4】
報知の要否を予測するための機械学習を行った学習済みモデルに、前記取得された音声情報、前記音声情報を取得したエリアまたは前記音声情報を取得した時間の少なくともいずれか1つを入力して、前記報知が必要であるか否かを予測する報知要否予測部をさらに備え、
前記報知のための制約条件は、前記報知要否予測部によって報知が不要であると予測される
ことを含む、請求項1に記載の通報装置。
【請求項5】
前記制約条件に該当しない場合に、前記報知の前に通知する通知部をさらに備え、
前記音声取得部は、通知を受けたユーザからの音声情報を取得し、
前記音声認証部は、前記取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定し、
前記音声識別部は、前記取得された音声情報が予め登録された報知中止のためのキーワードと一致するか否かを判定し、
前記報知部は、前記取得された音声情報が、前記音声認証部によってユーザの音声であると判定され、かつ、前記音声識別部によって前記報知中止のためのキーワードと一致すると判定された場合に、報知を中止する
ことを特徴とする、請求項1に記載の通報装置。
【請求項6】
機械学習によって報知の要否を予測するための学習済みモデルを構築する報知要否予測モデル生成部をさらに備え、
前記報知部は、前記報知が中止されると、前記音声取得部によって取得された音声情報、前記音声情報を取得した場所の位置情報または前記音声情報を取得した時間の少なくともいずれか1つを前記報知要否予測モデル生成部に出力し、
前記報知要否予測モデル生成部は、前記出力された情報を教師データとして学習を行い、学習済みモデルを構築する
ことを特徴とする、請求項5に記載の通報装置。
【請求項7】
前記報知は、鳴動、メールメッセージの送信、または緊急通報のうちの少なくともいずれか1つを含む
ことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通報装置。
【請求項8】
請求項7に記載の通報装置を複数含む通報システムであって、
いずれか1つの通報装置が報知を行った場合、前記報知を行った通報装置の位置を基点として所定の範囲内に存在する通報装置からも報知を行う
ことを特徴とする、通報システム。
【請求項9】
通報装置が、
音声情報を取得し、
前記取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定し、
前記取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定し、
前記取得された音声情報が報知のための制約条件に該当するか否かを判定し、
ユーザの音声であるか否かの判定結果と、報知のためのキーワードと一致するか否かの判定結果と、報知のための制約条件に該当するか否かの判定条件とに基づいて、報知を行う
ことを特徴とする、通報方法。
【請求項10】
コンピュータに、
音声情報を取得する処理と、
前記取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定する処理と、
前記取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定する処理と、
前記取得された音声情報が報知のための制約条件に該当するか否かを判定する処理と、
ユーザの音声であるか否かの判定結果と、報知のためのキーワードと一致するか否かの判定結果と、報知のための制約条件に該当するか否かの判定条件とに基づいて、報知を行う処理と
を実行させる、コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防犯ブザー等の通報装置等に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
音声を入力として報知を行う通報装置が、特許文献1及び特許文献2に開示されている。
【0003】
特許文献1に記載の携帯型無線通信端末は、取得した音声信号が登録済みユーザのものであり、かつ、緊急通報用のキーワードを含む場合に、通報を行う。特許文献2に記載の防犯ブザーは、特定な被保護者の音声または悲鳴を検知した場合に鳴動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-166478号公報
特開2016-130926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
音声を入力として報知を行う場合、ユーザの意図しない誤作動が生じるおそれがある。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザの意図しない誤作動を抑制できる通報装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の通報装置は、音声情報を取得する音声取得部と、取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定する音声認証部と、取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定する音声識別部と、取得された音声情報が報知のための制約条件に該当するか否かを判定する制約条件確認部と、音声認証部による判定結果と、音声識別部による判定結果と、制約条件確認部による判定結果とに基づいて、報知を行う報知部とを備える。
【0008】
本発明の通報方法は、通報装置が、音声情報を取得し、取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定し、取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定し、取得された音声情報が報知のための制約条件に該当するか否かを判定し、ユーザの音声であるか否かの判定結果と、報知のためのキーワードと一致するか否かの判定結果と、報知のための制約条件に該当するか否かの判定条件とに基づいて、報知を行うことを特徴とする。
【0009】
本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータに、音声情報を取得する処理と、取得された音声情報がユーザの音声であるか否かを判定する処理と、取得された音声情報が予め登録された報知のためのキーワードと一致するか否かを判定する処理と、取得された音声情報が報知のための制約条件に該当するか否かを判定する処理と、ユーザの音声であるか否かの判定結果と、報知のためのキーワードと一致するか否かの判定結果と、報知のための制約条件に該当するか否かの判定条件とに基づいて、報知を行う処理とを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザの意図しない誤作動を抑制できる通報装置等を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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