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公開番号2024113730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023018866
出願日2023-02-10
発明の名称加熱調理器
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類F24C 7/00 20060101AFI20240816BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】調理室内の複数の被加熱物に対して複数種類の加熱調理を行うことのできる加熱調理器を得る。
【解決手段】複数の調理領域が設けられ、被加熱物を収容する調理室と、調理室内の被加熱物を調理する複数の調理操作手段と、調理室内の被加熱物を移動させる移動手段とを備え、複数の調理領域のそれぞれに対し、複数の調理操作手段のいずれか一つ以上が対応調理操作手段として設けられており、複数の調理領域のそれぞれに載置された被加熱物は、対応調理操作手段によって調理される。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
複数の調理領域が設けられ、被加熱物を収容する調理室と、
前記調理室内の被加熱物を調理する複数の調理操作手段と、
前記調理室内の被加熱物を移動させる移動手段とを備え、
前記複数の調理領域のそれぞれに対し、前記複数の調理操作手段のいずれか一つ以上が対応調理操作手段として設けられており、前記複数の調理領域のそれぞれに載置された被加熱物は、前記対応調理操作手段によって調理される
加熱調理器。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記複数の調理操作手段は、高周波加熱手段、放射加熱手段、蒸気加熱手段、撹拌手段、及び投入手段のうち、異なる種類のものを含む
請求項1記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記複数の調理操作手段のうちの2つ以上が同時に動作する
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記複数の調理操作手段は、高周波加熱手段、放射加熱手段及び蒸気加熱手段のうちの一つ以上と、撹拌手段及び投入手段のうち一つ以上とを含む
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記複数の調理操作手段は、高周波加熱手段を含み、
前記高周波加熱手段は、
電波を発生させる高周波発生器と、
前記高周波発生器に接続され、前記電波を電磁波として放射する変換器と、
前記調理室の側壁に沿って上下方向に延びる部分を有し、前記変換器から放射された電磁波を前記調理室に伝送する導波管とを備え、
前記調理室の側壁に設けられ、前記導波管の電磁波を前記調理室に伝搬させる第1照射口、及び前記調理室の底に設けられ、前記導波管の電磁波を前記調理室に伝搬させる第2照射口のいずれか又は両方が設けられており、
前記変換器は、前記第1照射口及び前記第2照射口よりも上に配置されている
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記調理室に設けられ、被加熱物が載置される平面形状が円形の受皿と、
前記受皿を回転させる回転手段と、
前記第2照射口とを備え、
前記第2照射口は、前記受皿の下に配置されており、
前記受皿の中心及び前記変換器を通る前記受皿及び前記第2照射口の縦断面において、
前記第2照射口は、前記受皿の中心に近い中心側端部と、前記変換器に近い外周側端部とを有し、
前記受皿の半径の中心位置と前記外周側端部との距離は、前記受皿の半径の中心位置と前記中心側端部との距離よりも、大きい
請求項5記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記複数の調理操作手段は、放射加熱手段を含み、
前記放射加熱手段は、
赤外線を含む波長の光を放射する発熱体と、
前記発熱体から放射された光を前記複数の調理領域のいずれか一つ以上に向けて反射させる反射体とを備えた
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項8】
前記複数の調理操作手段は、蒸気加熱手段を含み、
前記蒸気加熱手段は、
水を貯める貯水部と、
前記貯水部に貯められた水を加熱して蒸気を発生させる加熱手段と、
発生した前記蒸気を前記調理室内に導く蒸気導管とを備え、
前記調理室には、前記蒸気導管に接続された蒸気流入口と、流出口とが設けられており、
前記蒸気流入口と前記流出口とを結ぶ仮想線上に、前記複数の調理領域のいずれか一つ以上が位置している
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項9】
前記複数の調理操作手段は、撹拌手段を含み、
前記撹拌手段は、
前記被加熱物に接触する撹拌部材と、
前記撹拌部材を移動又は回転させる駆動部とを備え、
前記撹拌部材の移動範囲に、前記複数の調理領域のいずれか一つ以上が位置している
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項10】
前記複数の調理操作手段は、投入手段を含み、
前記投入手段は、
投入物を保持する保持部と、
前記保持部に保持された前記投入物を落下させることにより、前記投入物を前記調理室に投入する駆動部とを備え、
前記投入物が落下する範囲に、前記複数の調理領域のいずれか一つ以上が位置している
請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、被加熱物を加熱する加熱調理器に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、加熱室に高周波電力を供給する給電口を加熱室の壁に備え、載置台に乗せた被加熱物を給電口の付近に停止させて被加熱物を集中加熱するとともに、載置台を回転させて複数の被加熱物を均等加熱する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-304578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の加熱調理器は、高周波電力による集中加熱と均等加熱とを組み合わせて、複数の被加熱物を同時にほぼ同一温度に加熱できるとされている。ところが、加熱調理器でユーザが調理したい料理の種類は多様化している。例えば、高周波電力による高周波加熱のみでは調理できない種類の料理を行いたいという要望もある。複数の被加熱物に対して複数種類の調理を行うことのできる加熱調理器が望まれていた。
【0005】
本開示は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、調理室内の複数の被加熱物に対して複数種類の調理を行うことのできる加熱調理器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る加熱調理器は、複数の調理領域が設けられ、被加熱物を収容する調理室と、前記調理室内の被加熱物を調理する複数の調理操作手段と、前記調理室内の被加熱物を移動させる移動手段とを備え、前記複数の調理領域のそれぞれに対し、前記複数の調理操作手段のいずれか一つ以上が対応調理操作手段として設けられており、前記複数の調理領域のそれぞれに載置された被加熱物は、前記対応調理操作手段によって調理されるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、調理室内の被加熱物を移動させる移動手段を備えている。そして、本開示の加熱調理器は、複数の調理領域のそれぞれに対し、複数の調理操作手段のいずれか一つ以上が対応調理操作手段として設けられており、複数の調理領域のそれぞれに載置された被加熱物は、対応調理操作手段によって調理される。このため、調理室内の複数の被加熱物に対して複数種類の調理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の扉が取り外された状態の斜視図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示す斜視図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示す左前下からの斜視図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示す右後ろ上からの斜視図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示す左前上からの斜視図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の横断面模式図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の横断面模式図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の左右方向に沿った縦断面模式図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の前後方向に沿った縦断面模式図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の断面模式図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の回路及び加熱調理器を含む制御システム300の機能ブロックを示す図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の動作例1を説明する図である。
実施の形態1に係る加熱調理器の動作例2を説明する図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の扉が取り外された状態の斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の内部構造を説明する斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の内部構造を示す左前下からの斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の内部構造を示す右後ろ上からの斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の内部構造を示す左前下からの斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の、調理室内を透視した斜視図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の横断面模式図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の縦断面模式図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の縦断面模式図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の縦断面模式図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の受皿と第2照射口との関係を説明する図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の回路及び加熱調理器を含む制御システムの機能ブロックを示す図である。
実施の形態2に係る加熱調理器の動作例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る加熱調理器の実施の形態を、図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態及び図面に示された態様に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、本開示を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
【0010】
実施の形態1.
(加熱調理器の構成)
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器100の斜視図である。加熱調理器100は、複数の調理操作手段を用いて、複数の被加熱物に対して加熱調理又は操作を行うことのできるものである。加熱調理器100は、外郭筐体1と、外郭筐体1の前側に設けられた扉2とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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